Grub起動時にError17が表示され、ハングアップします。

パピーリナックスを初めて使う方

モデレータ: 暇人, YoN, nyu

phoo
記事: 89
登録日時: 08/08/19(火) 01:12
お住まい: 神奈川県
連絡する:

投稿記事 by phoo »

余剰のHDDに実際にインストールして検証してみます。
Racy 5.2.2
ACER AspireOneHappy2 Atom N570 1.6GHz 2GB/250GB

Phoo
phoo
記事: 89
登録日時: 08/08/19(火) 01:12
お住まい: 神奈川県
連絡する:

投稿記事 by phoo »

予備のHDDと交換してインストールし検証してみました。
サイズは異なりますが、同様に拡張領域を使ったパーティション構成で試してみました。
まずはパピーのLiveCDで完全にパーティショニングしてWindowsをインストールしたところ
確かにWindowsのインストール中の再起動でDiskErrorが発生しました。
大変失礼いたしました。

hda2が未フォーマットでも同様、FAT32の場合のみWindowsがインストール可能でした。
その後hda2をext2にフォーマットし直して、パピーをインストールすると、
WindowsはDiskErrorで起動できませんでした。
つまりWindowsのブートローダーであるNTLDRとWindowsXP本体が別のパーティションに置かれている場合、
その間は連続したWindowsパーティションでなければならないということですね。

そうなるとhda1とhda2を分ける必要性がありません。

今までの説明に誤りがあり、大変申し訳ございませんでしたが、
手順を改めて説明させていただきます。

概要はHDDの先頭に1024シリンダ内に収まるFATのパーティションを作成、
そこにパピーをインストールしてGrub For(4)DOSで起動設定するという方法になります。

WindowsXPのCDで起動しHDDのパーティションをいったん全て削除し、
以下のとおり作成してください。
hda1(C:) FAT32 8GB未満(1024シリンダ未満) →後でパピーをインストールします。
hda5(D:) FAT32またはNTFS →ここにWindowsをインストールします。
  (Windowsのインストーラで作ると拡張領域になりますのでhda5になります)
※ LinuxSWAPになる分はとりあえず空けておいてください。

パーティション作成が終わった後、インストール先にD:を選んでEnterを押すと、
C:→D:の順にフォーマットを確認されますのでC:はFAT32を選んでください。
D:はFAT32でもNTFSでもお好きなほうで。
(パピーでマウントしてファイル操作をするならFAT32が安全でおススメです)
後はそのままインストールを進めてください。

Windowsのインストールが終わって、起動したらGrub4DOSを設置・設定します。
grub4dosを解凍し、C:¥の直下にgbldrとmenu.listとdefaultを置きます。

Windowsのメモ帳でmenu.listを編集します。

color black/cyan yellow/cyan
timeout 30
default /default

title puppy linux
kernel (hd0,0)/puppy400/vmlinuz
root=(hd0,0) pmedia=idehd psubdir=puppy400
initrd (hd0,0)/puppy400/initrd.gz

title Windows XP
fallback 1
find --set-root /ntldr

chainloader /ntldr
savedefault --wait=2



C:¥boot.iniを編集します。

[boot loader]
timeout=30
default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)¥WINDOWS
[operating systems]
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)¥WINDOWS="Microsoft Windows XP Professional" /fastdetect
C:¥grldr="GRUB"
赤字部分を追加します。
半角の"¥"が"¥"になっていますね。読み替えてください。

パピーをCD起動してhda1にFrugalインストールします。
ディレクトリ名はpuppy400のまま変更しないでください。
Grubのインストール、設定は不要です。
GpartedでLinuxSWAPを作成してください。

これで再起動すればNTLDR→grub4dosの順で起動できるはずです。
当方の検証マシンでは8GBの壁が存在しないため100%の保障はできませんが、
いちおう実際にインストールしてWindowsもパピーも起動できることを確認したうえで
手順の記載・設定ファイルをコピーしてあります。

ファイルを置いただけでMBR等のWindowsの起動環境は変更していません、
Windowsの起動に問題がある場合はWindowsインストール後の起動ができないはずです。
パピーに関しては以前8GBの壁でご説明した構成と、ext2とFATの違いしかありませんので
原則起動に問題は発生しないはずです。
viewtopic.php?p=4039

Grub4dosをコピー、解凍したりするためにUSBメモリがあると便利です。
上に書いた設定ファイルの内容なども、テキストにコピーしてUSBメモリに入れておくと良いでしょう。
設定ファイルを書き違えてどちらも起動できなくなるのが最悪のパターンです、ご注意ください。
どちらかが起動できればとりあえず設定ファイルの修正は可能です。

Linuxパーティションを使用していないので純正のGrubが使えず、手順が煩雑なうえ、
WindowsのシステムがD:にある等、パーティション構成もご希望通りではないかもしれませんが…

boot.iniとmenu.listはどちらもタイムアウトを30秒にしてありますので、
必要に応じ変更してください。
またGrub4dosからもWindowsを起動できるように書いてあります。
不要なら該当セクションの各行行頭に#を入れれば無効にできます。

DOS用のGrubに関しては暇人さんが投稿された以下のスレッドが参考になります。
viewtopic.php?t=602b
Racy 5.2.2
ACER AspireOneHappy2 Atom N570 1.6GHz 2GB/250GB

Phoo
new_Puppy3
記事: 42
登録日時: 08/07/13(日) 23:36

投稿記事 by new_Puppy3 »

phoo様

お世話になっております。

報告が遅れて申し訳ありません。

結論から言いますと、後1歩のところで止まっています。

ご指摘の通りに以下のStepにてインストール作業を行いましたが、puppyが起動しません。
Grubのmenuまでは表示されますが、そこでpuppyを選択しても画面が変わりません。
Grub起動までは多分問題無いと考え、menue.listを色々と変えてみましたが、結果は同じです。
【インストール手順】
1)パテーションを作成
パテーション1=FAT32:4GB
パテーション2=NTFS : 35GB
パテーション3=未設定 : 6GB ← 後でLinux swapを設ける領域

2)Windowsのインストール
パテーション2にWindowsをインストールしようと試みたところ、何度やってもインストール途中の再起動でDisk Errorが表示されました。(ここで、かなり時間を費やしました。) そこで、パテーション1に一度Windowsをインストールし、その後パテーション2にWindowsをインストールしました。その後、パテーション1の必要なfile(ntldr等の7つのfile)以外を削除して、Windowsを起動するようにしました。

3)Drub4dosのインストール&設定file変更
Windowsを起動させてgrub4dosを解凍し、C:¥の直下にgbldrとmenu.listとdefaultを移動。
Windowsのメモ帳でmenu.listを以下のように編集。

color black/cyan yellow/cyan
timeout 30
default /default

title puppy linux
kernel (hd0,0)/puppy400/vmlinuz
root=(hd0,0) pmedia=idehd psubdir=puppy400
initrd (hd0,0)/puppy400/initrd.gz

title Windows XP
fallback 1
find --set-root /ntldr

chainloader /ntldr
savedefault --wait=2


その後、C:¥boot.iniを以下のように編集。

[boot loader]
timeout=30
default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)¥WINDOWS
[operating systems]
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)¥WINDOWS="Microsoft Windows XP Professional" /fastdetect
C:¥grldr="GRUB"

このようにして再起動をかけたところ、最初に
WindowsXP
Grub

と表示されます。ここで、Windowsを選択すると問題なくWindowsが起動します。
「Grub」を選択すると以下のmenuが表示されます。

puppy linux
WindowsXP

ここで、puppy linuxを選択しても、画面が変わりません。
また、WindowsXPを選択すると、HDDがカリカリと音を鳴らして起動しません。

Windowsは最初の画面で起動するので問題無いと考えておりますが、Puppy Linuxが起動せず、Error Messageも表示されないので、現状はPuppy 起動不可状態となっております。
phoo様のおかげでなんとかここまで達成できて感謝しております。厚かましいお願いですが、後1歩の処まできているので、宜しくご教示頂けます様お願いします。
phoo
記事: 89
登録日時: 08/08/19(火) 01:12
お住まい: 神奈川県
連絡する:

投稿記事 by phoo »

DiskErrorは一度発生すると、いったんパーティション構成情報をクリアして
Windowsにて新規にパーティショニングしないと出続けるようです。

上記ではパピーのインストールについて書かれていませんが
パピーはどのようにインストールされましたでしょうか。

Windowsが起動できているならC:ドライブ(hda1)の直下にpuppy400という名前の
フォルダを作成して、puppyのCDの中身を全てコピーして、
同じフォルダ内で右クリック→新規作成→テキストドキュメントで空のテキストファイルを作成し
名前を「新規テキスト ドキュメント.txt」から「IDEHD」(IDEHD.txtではない)に変更でOKです。
Racy 5.2.2
ACER AspireOneHappy2 Atom N570 1.6GHz 2GB/250GB

Phoo
new_Puppy3
記事: 42
登録日時: 08/07/13(日) 23:36

投稿記事 by new_Puppy3 »

phoo様

お世話になってます。

WindowsXPとPuppy Linuxの dual bootが出来ました。

ただ、ご教示頂いた方法ではPuppy Linux又はWindowsXPのどちらかがが起動しなかったので、以下の方法を取りました。

【WindowsXPのインストール】
パテーションを
Fat32領域:4GB
NTFS領域:35GB
未定領域:1GB

とし、NTFS領域にWindowsをインストールしましたがWindowsは起動しませんでした。
そこで、一度、仮にFat32領域にWindowsをインストールして、次にNTFS領域にWindowsをインストールしました。
その後に、Fat32領域のfileを以下のfileを残して削除したところ、Windowsが起動しました。
この時は、GrubDOS にて起動していました。
【Fat領域に残したfile】
・boot.ini
・bootfont.bin
・CONFIG.SYS
・IO.SYS
・MSDOS.SYS
・NTDETECT.COM
・ntldr

【Puppy Linuxのインストール】
Fat32領域にc:¥Puppy400というフォルダを作成してその中にPuppy CDのfileを全てコピーしましたが、Puppyは起動しませんでした。
そこで、Fat32領域を2GBに変更し、空いたスペースにext2領域を確保して、PuppyをFrugal installにてインストールし、更にGrubブートローダーにてGurubをMBRに上書きするようにインストールしました。

その結果、最初にGrubが起動し、Gurub menuからWindows及びPuppyのDual Bootをする事が出来ました。

phoo様には、初心者で不理解な者を見捨てずに親切・丁寧にご教示頂きまして本当にありがとうございました。
phoo様のおかげで、何とか古いPCを見捨てる事無く使える様になりました。

教えて頂いた方法がそのまま使え無かったのは多分、対象PCが超低スペック(M/B GA-586HX Rev1.51 Socket7 CPU:Pentium MMX 233MHz メモリ:196MB)であった為だと思います。
しかしながら、色々と教えて頂いたおかげで、自分でもアイデアを出してインストール作業を行う事が出来ました。

本当に感謝しております。ありがとうございました。
:D
アバター
みのむし
記事: 1164
登録日時: 08/09/10(水) 13:56
お住まい: 福岡市中央区草香江1-2-40-101号
連絡する:

投稿記事 by みのむし »

new_Puppy3 さんが書きました:phoo様

お世話になってます。

WindowsXPとPuppy Linuxの dual bootが出来ました。

ただ、ご教示頂いた方法ではPuppy Linux又はWindowsXPのどちらかがが起動しなかったので、以下の方法を取りました。

【WindowsXPのインストール】
パテーションを
Fat32領域:4GB
NTFS領域:35GB
未定領域:1GB

とし、NTFS領域にWindowsをインストールしましたがWindowsは起動しませんでした。
そこで、一度、仮にFat32領域にWindowsをインストールして、次にNTFS領域にWindowsをインストールしました。
その後に、Fat32領域のfileを以下のfileを残して削除したところ、Windowsが起動しました。
この時は、GrubDOS にて起動していました。
【Fat領域に残したfile】
・boot.ini
・bootfont.bin
・CONFIG.SYS
・IO.SYS
・MSDOS.SYS
・NTDETECT.COM
・ntldr

【Puppy Linuxのインストール】
Fat32領域にc:¥Puppy400というフォルダを作成してその中にPuppy CDのfileを全てコピーしましたが、Puppyは起動しませんでした。
そこで、Fat32領域を2GBに変更し、空いたスペースにext2領域を確保して、PuppyをFrugal installにてインストールし、更にGrubブートローダーにてGurubをMBRに上書きするようにインストールしました。

その結果、最初にGrubが起動し、Gurub menuからWindows及びPuppyのDual Bootをする事が出来ました。

phoo様には、初心者で不理解な者を見捨てずに親切・丁寧にご教示頂きまして本当にありがとうございました。
phoo様のおかげで、何とか古いPCを見捨てる事無く使える様になりました。

教えて頂いた方法がそのまま使え無かったのは多分、対象PCが超低スペック(M/B GA-586HX Rev1.51 Socket7 CPU:Pentium MMX 233MHz メモリ:196MB)であった為だと思います。
しかしながら、色々と教えて頂いたおかげで、自分でもアイデアを出してインストール作業を行う事が出来ました。

本当に感謝しております。ありがとうございました。
:D
>パテーションを
>Fat32領域:4GB
>NTFS領域:35GB
>未定領域:1GB

Windows は第1パーティションにインストールするのでは?
【Fat領域に残したfile】したので、同じ事になっているのでは?
みのむし
Notebook PC HP G62
CPU: Intel(R) Core(TM)i5 M450 @ 2.40GHz
MEM: 4GB
Puppy Linux Quickset 5.1.1 JP
PC内蔵無線LANデバイス RTL8171(r8192se_pci)
phoo
記事: 89
登録日時: 08/08/19(火) 01:12
お住まい: 神奈川県
連絡する:

投稿記事 by phoo »

まずはデュアルブート起動おめでとうございます。

>Fat32領域にc:¥Puppy400というフォルダを作成してその中にPuppy CDのfileを全てコピーしましたが、Puppyは起動しませんでした。

とのことですが、以下の手順が抜けているようです。

同じフォルダ内で右クリック→新規作成→テキストドキュメントで空のテキストファイルを作成し
名前を「新規テキスト ドキュメント.txt」から「IDEHD」(IDEHD.txtではない)に変更でOKです。


FrugalインストールしたディレクトリとパピーのライブCDを見比べると分かりますが、
パピーのCDにある
・vmlinuz
・initrd.gz
・pup_xxx.sfs(xxxはバージョン)
(+4.00まではzdrv_xxx.sfs)
をそのままコピーして
・IDEHD
を作るのがFrugalインストールです。
んで、IDEHDは0バイトのファイルになっているはずですのでWindowsからでも作成できます。
いずれにせよ起動できるようになったのは何よりでした。
先頭のFATパーティション+パピーのパーティションの合計が
1024シリンダ内に収まるようにすることに留意すれば、大丈夫でしょう。

時間がかかってしまったうえ、アドバイスも方向転換してしまい申し訳ありませんでした。

MMX233ではWindowsXPはかなりキツイでしょうね。
パピーなら、サクサクとは言えませんが、許容範囲の速度で動作してくれるので
古いPCの再生にはもってこいだと思います。
私もMMX/233、セレロン/300、Pentium3/650といった旧世代ノートを
パピーで再利用しています。
それらのマシンからはWindowsを追い出してしまいました。

またお時間がありましたら新しい4.1.1もぜひお試しください。
パーティション構成の変更は必要ありません。
ext2領域にFrugalインストールして、GRUBのmenu.lstにエントリを書き足すだけです。
起動が速くなっていますし、各アプリケーションもバージョンが上がっています。

では楽しいパピーライフを!
Racy 5.2.2
ACER AspireOneHappy2 Atom N570 1.6GHz 2GB/250GB

Phoo
返信する