ページ 22

改定された著作権法の施行期日について

Posted: 14/08/17(日) 21:30
by 486HA
2014年6月20日に成立し,同年6月27日に法律第43号として公布された改定著作権法は
2015年1月1日に施行されることとなっています。
詳しくは文化庁のホームページを参考にしてください。
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/24_houkaisei.html

Re: Puppy Linux に libdvdcss が含まれている問題の対応

Posted: 14/08/17(日) 21:51
by タロ兵衛
この辺詳しくなく、ご紹介頂いた内容を読みましたが、難しく良くわかりません。
私なりに読んだ限りでは、シノバーさんが施された対策はこれらに対し抵触することは無いように思います。
486HAさんが言われる参考にすべき所が良くわかりません。
具体的にどの辺りにパピーリナックス日本語版にとって問題になりそうなのか教えて下さい。

Re: 改定された著作権法の施行期日について

Posted: 14/08/17(日) 21:57
by シノバー
486HA さんが書きました:2014年6月20日に成立し,同年6月27日に法律第43号として公布された改定著作権法は
2015年1月1日に施行されることとなっています。
平成24年、25年なので、それぞれ2012年、2013年ですね。
(政府はなんで元号にこだわるかなあ。いっそ皇紀にでもすれば計算がややこしくないのに。)

Re: 改定された著作権法の施行期日について

Posted: 14/08/17(日) 23:07
by 486HA
シノバー さんが書きました:
486HA さんが書きました:2014年6月20日に成立し,同年6月27日に法律第43号として公布された改定著作権法は
2015年1月1日に施行されることとなっています。
平成24年、25年なので、それぞれ2012年、2013年ですね。
(政府はなんで元号にこだわるかなあ。いっそ皇紀にでもすれば計算がややこしくないのに。)
ネット環境の無い別世界から帰ってきたばかりでボケてしまいました。
昔から皇紀どころか元号そのものも使わなかったので計算間違いを侵してしまいました。
ところで、sakurapup自体はアメリカのサーバー上にあるようなので日本の法律が適用されるのでしょうか?

Re: Puppy Linux に libdvdcss が含まれている問題の対応

Posted: 14/09/02(火) 22:27
by ラジオ
sakurapupはアメリカのサーバーにある様です。これは…このサーバーが置いてあるアメリカ・ユタ州の法律がからんでくるんでしょうか。FireFoxのFlagFoxというアドオンでサーバーの場所を確認しました。

Re: Puppy Linux に libdvdcss が含まれている問題の対応

Posted: 14/09/02(火) 22:34
by ラジオ
このサイトが参考になるのでは…
http://nplll.com/archives/2008/02/2.php
まあ、FC2みたいな会社もあるわけですし…

Puppy Linux に libdvdcss が含まれている問題の対応

Posted: 14/09/03(水) 23:07
by 486HA
Puppy に libdvdcssがインストールされているからといっても、「即」違法ということにはなりません。
違法性が問はれるのは、CSS等の保護技術を回避してDVDのリッピングにより私的複製を行うことであって、
オリジナル版をlibdvdcssによって復号化して再生することは全く問題にはなりません。
これは、libdvdcss に限らずとも、他の方法でもCSS等の保護技術を回避してDVDのリッピングを行なえば違法ということです。

Re: Puppy Linux に libdvdcss が含まれている問題の対応

Posted: 14/09/04(木) 00:20
by シノバー
私は法律の専門家ではないので、与太話になってしまうんですが…。

著作権がらみで言うと、かって私的使用の複製はOKでした。たとえば買ってきたDVDを、車のナビでも視聴できるようにするとかですね。これが合法だと、私的使用のためのコピーツールの配布は合法となります。

ところが、最近の著作権法では、私的使用であっても、特定のものは非合法となります。現在ではコピーガードを解除してコピーするのは、たとえ私的使用であってもアウトです。これにより、コピーガードを解除するコピーツールの配布は非合法とすることができます。これは著作権法以外に不正競争防止法で禁止されています。

問題はCSSって、「コピーガード」なのだろうか?と、私は疑問視してます。パピーではCSSが掛かっているDVDでも、CSSを解除して視聴できます。これは明らかに合法です。CSSを解除して視聴可能ならば、通常のコピーツール、パピーに標準装備の Pburnなどでコピーできてしまいます。
これはコピーツールPburnの責任なのか?買ってきたDVDのCSSを解除しなければ視聴できない、解除されればコピーも可能というCSSが、ちっともコピーガードにはなっていないという問題ではないかと。

パピーリナックスは、CSSが掛かっているDVDでも視聴できる環境を提供しています。また、DVDをコピーするツールも提供しています。それぞれは合法です。それを合法でないとケチを付けるのは、CSSのシステムの側に問題があるのではないかと私は思うわけです。

著作権について

Posted: 14/09/04(木) 00:58
by シノバー
ほんとに与太話モードなので、無視して構いません。

不当競争防止法というのは、ある映画を作るのに投資したものをどう回収するかという、純粋に経済的な話なので、分りやすい(なぜこれが刑事なのかという疑問はさておき)。その背景となる著作権なるものは分かりにくい。日本語では「著作権」だが、英語では copy right、「複製権」。もともと出版業を保護する法律なので、なんでこれが商法ではなく刑法なのか、私には疑問。

私は日本国民なので、成立した法は遵守する立場ですが、著作権法という法律がいかにいびつであるか、いくつかの例を示したい。

図書館でコピーを取るにはページ数に制限がある。しかし、借りて帰った本を自宅のコピー機で全文コピーするのは合法。
ところが、自宅にコピー機が無く、コンビニのコピー機を使うのは非合法。
図書館のコピー機を使うのには制限がありますが、全文筆記で書写するのは合法。

読まなくなった絵本を持ちよって私設図書館、あるいは小学校の図書館に寄贈するのは合法。
見なくなったディズニーアニメを小学校の図書館に寄贈、みんなで借りれるようにするのは非合法。

何のために、誰のために、この法律があるのか?それを考えるのも、いいかも。