precise-571-retro-s-00.iso を試してみました。(以下00と表記)
ターゲットは
panasonic Let's note CF-R2 (RAM512MB, centrino)
CF-R2は長らくWary55でした。00をHDDに質素にインストールし、flashplayer やバグ持ちライブラリをpetで更新し、常用しているdropbox と IPA明朝(tcc)及びdevxをそれぞれsfsで追加して起動したところ free の結果は 258248(KB)使用となりました。無線LANの認識も問題ありませんでした。まだ使い込んではいませんが特に問題ないのでは、と思います。
/mnt/home以下にインストールしたfirefox を使ってみましたが流石にswapが発生しました。やはりメモリが限られているので一度にあれもこれも行おうとすると厳しいかも知れません。使う側の工夫が必要だと思います。今回の例ではdevxを外すとか。
ところで。
00に限らず、いくつかのPuppyでは日本語フォントを追加すると、それまでデスクトップフォントとして使われていたM+1P+IPAGが必ずと言っていいほどどこかに追いやられ、追加したフォントに置き換わってしまいます。追加したのがIPAゴシックなんかですと見ための違いは少ないのでまだ我慢できますが、明朝体だとそうもいかない。大昔のWindows3.0Aみたいでかっこ悪い。
解決策は 日本語フォントが太字で表示されない で配布されている local.conf を /etc/fonts/へインストールし、さらに local.conf 内に
<alias>
<family>serif</family>
<prefer>
<family>Bitstream Vera Serif</family>
<family>Times New Roman</family>
<family>Nimbus Roman No9 L</family>
<family>Luxi Serif</family>
<family>Times</family>
<family>Kochi Mincho</family>
<family>AR PL SungtiL GB</family>
<family>AR PL Mingti2L Big5</family>
<family>Baekmuk Batang</family>
<family>IPA明朝</family>
</prefer>
</alias>
<alias>
<family>sans-serif</family>
<prefer>
<family>DejaVu Sans</family>
<family>Bitstream Vera Sans</family>
<family>Verdana</family>
<family>Nimbus Sans L</family>
<family>Luxi Sans</family>
<family>Arial</family>
<family>Helvetica</family>
<family>Kochi Gothic</family>
<family>AR PL KaitiM GB</family>
<family>AR PL KaitiM Big5</family>
<family>Baekmuk Dotum</family>
<family>SimSun</family>
<family>M+1P+IPAG</family>
</prefer>
</alias>
等と追記してやればいいのですが(手元の環境ではこれで解決した)、この辺の操作は初心者には敷居が高いと思います。自動化できないもんでしょうか?
追記
フォント設定に関しては fonts.conf 内で ~/.fonts.conf , local.conf の順でインクルードされる。fonts.confは編集せず、これら2つのファイルを変更するのが流儀らしい。
precise-571-retro-s-00 動作報告
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- 記事: 380
- 登録日時: 09/09/18(金) 01:54
precise-571-retro-s-00 動作報告
Main:NEC VersaPro VB-B (Core i5, RAM4GB, SSD, LinuxMint (xfce4,amd64))
Sub:Fujitsu note pc (Celeron、RAM8GB, SSD, LinuxMint (xfce4, amd64))
Puppyを使わなくなって久しい今日この頃。Raspiや32ビットPCにdebian入れてヘッドレスで
遊んでます。
Sub:Fujitsu note pc (Celeron、RAM8GB, SSD, LinuxMint (xfce4, amd64))
Puppyを使わなくなって久しい今日この頃。Raspiや32ビットPCにdebian入れてヘッドレスで
遊んでます。
Re: precise-571-retro-s-00 のフォント設定
あれあれ?Endeavor_wako さんが書きました:00に限らず、いくつかのPuppyでは日本語フォントを追加すると、それまでデスクトップフォントとして使われていたM+1P+IPAGが必ずと言っていいほどどこかに追いやられ、追加したフォントに置き換わってしまいます。
precise-571-retro-s-00 は
カットダウンを試してみるというのが主眼ですが、同時にもしBarry さんが「Precise Puppy 5.7.1 Retro small版」を出したら?と、考えて
としていて、フォント設定の問題も対処されてたつもりなのですが。日本語版特有の調整を550JPをもとに施した。
viewtopic.php?f=27&t=2270&p=16833#p16833
ご存知のように、いま precise-571日本語版は、カットダウンをどうするか、収録アプリをどうするかなど基本的な計画のステージで、なかなか細かなところまでは行きかねているところです。
viewtopic.php?f=27&t=2420
とはいえ、いずれはクリアしなければいけない問題を出しておくことも大事なので。
テストありがとうございます。
The bar master, Shino's Bar
http://shinobar.net/
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- 記事: 380
- 登録日時: 09/09/18(金) 01:54
Re: precise-571-retro-s-00 動作報告
いろいろいじっている最中に発生したのでどのタイミングか定かではないのですが、今RAMモードで試したところ、メニューにある、デスクトップ - Fontwizard configure fonts for LCD を設定したらフォントが切り替わりました。
個人的にprecise-retroに期待するところが大きく勇んで報告したのですが、進行中の案件故適切ではなかったかもと反省しております。開発がんばってください。
個人的にprecise-retroに期待するところが大きく勇んで報告したのですが、進行中の案件故適切ではなかったかもと反省しております。開発がんばってください。
Main:NEC VersaPro VB-B (Core i5, RAM4GB, SSD, LinuxMint (xfce4,amd64))
Sub:Fujitsu note pc (Celeron、RAM8GB, SSD, LinuxMint (xfce4, amd64))
Puppyを使わなくなって久しい今日この頃。Raspiや32ビットPCにdebian入れてヘッドレスで
遊んでます。
Sub:Fujitsu note pc (Celeron、RAM8GB, SSD, LinuxMint (xfce4, amd64))
Puppyを使わなくなって久しい今日この頃。Raspiや32ビットPCにdebian入れてヘッドレスで
遊んでます。
Re: precise-571-retro-s-00 のフォント設定
なるほど、Fontwizard は、それまでの local.conf をバッサリ捨てて書き換えていまいますね。Endeavor_wako さんが書きました:いろいろいじっている最中に発生したのでどのタイミングか定かではないのですが、今RAMモードで試したところ、メニューにある、デスクトップ - Fontwizard configure fonts for LCD を設定したらフォントが切り替わりました。
RAMモードで現象を絞り込むやり方が、たいへん助かります。今後もバンバンとテストお願いします。
ソフトの質はテストの量で決まると思ってます。
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- 記事: 665
- 登録日時: 09/08/16(日) 14:30
Re: precise-571-retro-s-00 動作報告
私の場合、 ttf フォントを追加する際に、Endeavor_wako さんが書きました: 00に限らず、いくつかのPuppyでは日本語フォントを追加すると、それまでデスクトップフォントとして使われていたM+1P+IPAGが必ずと言っていいほどどこかに追いやられ、追加したフォントに置き換わってしまいます。追加したのがIPAゴシックなんかですと見ための違いは少ないのでまだ我慢できますが、明朝体だとそうもいかない。大昔のWindows3.0Aみたいでかっこ悪い。
/usr/share/fonts/default ディレクトリ 以下の
/usr/share/fonts/default/TTF ディレクトリ 以下に配置するのではなく、
/usr/share/fonts/truetype ディレクトリ を新たに作ってその下に配置するようにしてますが、フォントが 置き換わる現象はほとんど経験ありません。大抵の場合フォントパスも自動的に X で認識され、アプリ上で選択して使えるようになります。
例えば、
/usr/share/fonts/truetype/ipam.ttc
/usr/share/fonts/truetype/ipag.ttc
とか、
/usr/share/fonts/truetype/IPAfont00303/ipam.ttc
/usr/share/fonts/truetype/IPAfont00303/ipag.ttc
のように、配置しています。