AIR EDGEカードが認識できない

4.X系のバグ、トラブル

モデレータ: 暇人, YoN, nyu

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hogeyan
記事: 4
登録日時: 09/05/02(土) 23:06

AIR EDGEカードが認識できない

投稿記事 by hogeyan »

はじめまして。
動作報告248にて報告させていただいたhogeyanです。
linuxはほぼ素人です。

件名のとおりAIR EDGEカードの認識に困ったので投稿させていただきます。
よろしくお願いします。

SHARP Mebius MURAMASA(PC-MT1-H1)にpuppy4.12をインストールしました。
とても快適に利用させていただいています。

認識できないAIR EDGEカードの機種はAX420Nです。

PCカードタイプの無線LANカードは正常に認識されて使用できるので、
PCカードスロットは使用できると思います。

また、同じAIR EDGEカードをPanasonic Let's note CF-W7にセットしたところ、
Mebiusでの苦労が嘘のように、文字どおり一発でダイヤルアップできました。

AIR EDGEカードはシリアルポートに割り付けられるもののようなので、
カードスロットに挿入された機器をシリアルポートへ割り付ける際に失敗しているように感じます。
手動で設定を試みたのですが、素人ゆえにあきらめました。
手元にある他のPC(CF)カードモデムも同様の症状です。

/proc/interruptsは、カード挿入前は次のようになります。
PC(CF)カードスロットにモデムカードを挿入しても項目は変化しません。

CPU0
0: 1101212 XT-PIC-XT timer
1: 7864 XT-PIC-XT i8042
2: 0 XT-PIC-XT cascade
3: 2 XT-PIC-XT
4: 2 XT-PIC-XT
5: 37069 XT-PIC-XT uhci_hcd:usb1
6: 2 XT-PIC-XT
7: 3 XT-PIC-XT
8: 1 XT-PIC-XT rtc
9: 1 XT-PIC-XT yenta
10: 1 XT-PIC-XT Intel 440MX Modem, Intel 440MX, yenta
11: 19488 XT-PIC-XT eth0
12: 76091 XT-PIC-XT i8042
14: 9756 XT-PIC-XT ata_piix
15: 0 XT-PIC-XT ata_piix
NMI: 0 Non-maskable interrupts
LOC: 0 Local timer interrupts
TRM: 0 Thermal event interrupts
SPU: 0 Spurious interrupts
ERR: 0
MIS: 0

PCカードスロットに無線LANカードを挿入し、
さらにCFスロットにCFメモリカードを挿入すると次のように変化します。
挿入する順番で、「pcmcia0.0」と「pata_pcmcia」の順序が入れ替わるようです。

CPU0
0: 1228506 XT-PIC-XT timer
1: 8064 XT-PIC-XT i8042
2: 0 XT-PIC-XT cascade
3: 2 XT-PIC-XT pcmcia0.0
4: 278 XT-PIC-XT pata_pcmcia
5: 46756 XT-PIC-XT uhci_hcd:usb1
6: 2 XT-PIC-XT
7: 3 XT-PIC-XT
8: 1 XT-PIC-XT rtc
9: 3 XT-PIC-XT yenta
10: 19 XT-PIC-XT Intel 440MX Modem, Intel 440MX, yenta
11: 19903 XT-PIC-XT eth0
12: 76091 XT-PIC-XT i8042
14: 10390 XT-PIC-XT ata_piix
15: 0 XT-PIC-XT ata_piix
NMI: 0 Non-maskable interrupts
LOC: 0 Local timer interrupts
TRM: 0 Thermal event interrupts
SPU: 0 Spurious interrupts
ERR: 0
MIS: 0

Let's note CF-W7に挿入したときのdmesgでは、
ttys0 at I/O 0x3f8 (irq=3) is a 16550A と表示されたので、
モデムがttys0で選択できました。

順当に考えれば、irq6やirq7に割り付けるのかもしれないのですが、
それで解決するのでしょうか。
また、その手法をご教示いただければありがたいです。
きりん
記事: 553
登録日時: 08/02/24(日) 21:49
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RE:AIR EDGEカードが認識できない

投稿記事 by きりん »

こんにち。きりんです。
的確なアドバイスにはならないのですが、ハードの世代の違いにより出てきた不具合と感じます。以下を確認されてはどうでしょうか?

○2台のPCのPCカードI/Fのハード情報と使用されているモジュール名を確認する。
/tmp や /var/log の中のメッセージファイルをediterで開いてじっくり確認するのがよいと思います。
ハードの情報は[メニュー]-[システム]-[ハードウェア情報]で大体つかめます。

○通信カードが利用できたPC上で、通信カードが使用しているモジュール名を確認する。

○コマンドコンソールから、modinfo <モジュール名> と打ち込んでモジュールのオプションなどを確認する。

○使えそうなオプションを追加し、動作確認してゆく。
/etc/modprobe.conf へ options <モジュール名> <オプション> の形式で追記します。

手間は掛かると思いますが、いじることも楽しみのひとつと捉えられれば、よいのでは。
hogeyan
記事: 4
登録日時: 09/05/02(土) 23:06

投稿記事 by hogeyan »

きりんさん

ありがとうございます。
ご指摘頂いた内容を参考に色々試してみました。

まず、Let's noteとの違いを比較してみました。
Hard Infoを開いてからモデムカードをセットすると、
Let's noteでは、seriial_csのモジュールがリストの一番上に表示されますが、
Mebius MURAMASAでは、何も変化しません。

コンソールにて、cat /proc/interruptsを行うと、
Let's note、Mebius MURAMASA共に、何も変化しません。
なので、irqの項目に変化無くとも利用できるようです。

また、cat /proc/ioportsにて表示させると、
Let's noteでは、
03f8-03ff : pcmcia_socket0
03f8-03ff : serial
となり、

Mebius MURAMASAでは、
03f8-03ff : pcmcia_socket1
のみが表示されます。


dmesgを表示させると、
Let's noteでは、
pccard: PCMCIA card inserted into slot 0
cs: memory probe 0xdbf00000-0xe1ffffff: excluding 0xdbf00000-0xe01affff 0xe0dd0000-0xe13dffff
pcmcia: registering new device pcmcia0.0
0.0: ttyS0 at I/O 0x3f8 (irq = 3) is a 16550A

となり、ttyS0にてモデムカードが利用できるようになります。


Mebius MURAMASAでは、
pccard: PCMCIA card inserted into slot 1
pcmcia: registering new device pcmcia1.0

と、それでおしまいです。


windowsから確認したところ、モデムカードはcom1に接続されているようなので、
ざっくりと調べて、com1=irq4 com2=irq3が標準的かと思い、
comポート1をirq4に割り付けようと考えました。

コンソールから、setserial /dev/ttyS0 port 0xfce8 irq 4 uart 16550A
と、実行しましが、
(irq3でも試してほぼ同様の結果でした。)

すると、cat /proc/ioportsの内容が一部変化し、
03f8-03ff : pcmcia_socket1
03f8-03ff : serial

と、Let's noteの結果に近付いたのですが、
dmesgの内容を見ると、

pccard: card ejected from slot 1 【一旦抜きました】
pccard: PCMCIA card inserted into slot 1 【再度刺しました】
pcmcia: registering new device pcmcia1.0
【setserialを実行すると】
ttyS0: LSR safety check engaged!
ttyS0: LSR safety check engaged!

と、ttyS0に割り付けたという表示がありません。
当然、ダイヤルアップもハングアップします。

safety check云々は、irq3の場合では発生していないようですが、タイミングの問題なのかも知れず、やはりダイヤルアップはハングアップします。

何か回避策をご存じの方がいらっしゃれば、お示し頂ければ幸いです。

よろしくお願いします。
きりん
記事: 553
登録日時: 08/02/24(日) 21:49
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少しの違いだとおもうのですが・・・

投稿記事 by きりん »

きりんです。
hogeyan さんが書きました:Mebius MURAMASAでは、何も変化しません。
windowsから確認したところ、モデムカードはcom1に接続されているようなので、
ざっくりと調べて、com1=irq4 com2=irq3が標準的かと思い、
comポート1をirq4に割り付けようと考えました。
PCのハードの違いだけで、認識させようとしているカードが同じ訳ですから、違いを埋めることを考えればよい訳ですよね?
メビウスでwindowsが動作するならば、内蔵のモデムはどう認識されていますか?
webで型番から検索を掛けたら、winモデムが内蔵されているようです。これがシリアルポートと当たっていることはないでしょうか?
もし、biosでこのモデムを切り離すことが出来れば問題なくPCカードを認識させることが可能な感じがします。あ、それと、windows上でPCカードが動作することが出来ないようであれば、もっと根が深いかも知れません。
hogeyan
記事: 4
登録日時: 09/05/02(土) 23:06

投稿記事 by hogeyan »

きりんさん

ありがとうございます。お手数をおかけして恐縮です。

主語が抜けてしまいました。すみません。

AIR EDGEカードは、
Let's note、Mebius MURAMASAとも、windowsからはcom1に接続されています。

内蔵モデムは、
Let's noteでは確認していないので分かりません。
Mebius MURAMASAではcom3に接続されています。
Mebius MURAMASAの内蔵モデムは、windowsからはLucent Technologies Soft Modem AMRと表示されているので、
ソフトモデムだと思っているのですが、その割にはあっさりとpuppyでttySL0として認識されているので、
もしかすると物理的なモデムなのかも知れません。

残念ながらbiosで設定できる項目が限られるので内蔵モデムの切り離しも出来ず・・・
まぁ、com3であれば無理に切り離す必要も無いと思えますが。

もしかして、『モデムとして登録する』作業が必要なのでしょうか?
現状ではttyS0というものをcomポートに割り付けただけに過ぎないような気がしてきました・・・
きりん
記事: 553
登録日時: 08/02/24(日) 21:49
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投稿記事 by きりん »

こんちにわ。きりんです。

なかなかうまく進まないようですが、メビウスとレッツノートそれぞれで、モデムカードを差す前後のロードされたモジュールを確認比較する必要があると思います。4通りになりますが・・・。コマンドプロンプトから lsmod で確認できますよね。

メビウスのBIOS設定でOSからのプラグ&プレイを有効/無効に変更できると思いますがこれをいじると変化は出るでしょうか?

昔の知識だと、シリアルポート、モデムカード、LANカードは同じIRQやI/Oアドレスを使っていたケースが多かったと記憶しています。無線LANのカードも併用されているようですが、最小限の通信構成で実験すると変化は出ないでしょうか?

これも昔の記憶ですが、PCカードI/Fは同じIRQを共有できる数に制限があったり、振替られる範囲に制限があったように思えます。IRQ10は既に内蔵モデムが一つ占有しているようにメッセージから感じ取れます。

puppyにレトロ版がありますが、これをメビウスで動作させるとどうでしょうか?(今時点手元にないのですが)世代の近い・ハード構成が近いレッツノートのCF-M2Rでもpuppyは通常版で特に不都合はなかったので変化はないかも知れませんが・・・

勝手な想像で書かせてもらっていますが、もう一歩だと思いますのでがんばって下さい。
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