pup-4.3JPalpha.iso をアップしました。こちらから
シルバーウィークをテスト、あら探しに費やしていただきますよう(笑)、お願いします。
pup-430retroJPalpha.iso (カーネルバージョン 2.6.21.7)も同じところに9月20日アップしました。最新カーネルでは不具合がある場合、こちらも試してください。
pup-430retroにはzp...sfsファイルはありません。以下のzp...sfsファイルに関する注意は読み飛ばしてください。pup-430retroJPalpha.iso は通常版とカーネルが違う以外に、デスクトップアイコンとseamonkeyの表示がロケールに応じて切り替わるなど、微妙に異なっている部分もあります。
既知のバグ
- /lib/modules/2.6.30.5/intelmodem/配下のモジュールが悪さをするむね開発者Barry氏より報告されています。とくに alsaconfを実行する場合には、事前にこのディレクトリをそっくり削除しておいてください。
あるいはFrugalインストールされている場合、zp430305.sfsをアップデータからダウンロードし、差し替えてください。 - ライブCDから起動し、個人保存ファイルを作成するさい、メインSFSのコピーを促されて応じると、pup-...sfsはコピーされますがドライバモジュール(zp...sfs)はコピーされません。このため次回起動時は音声が出ず、ネットにも繋がりません。あらかじめzp430305.sfsをアップデータからダウンロードしておき、個人保存ファイル(pupsave.2fs)とpup-...sfsと同じところに置いてください。とりあえずはライブCD内のzp430305.sfsで代用することもできます。
- USBメモリなどリムーバブルメディアへユニバーサルインストーラ日本語版を使ってインストールすると、zp...sfsをコピーしてくれません。zp430305.sfsをインストール先へ手動でコピーしてやってください。
- デスクトップアイコンの日本語化など日本語専用とした。
このため、ロケールをen_USなどにしても、デスクトップアイコンや多くのアプリは日本語表示のままとなります。
逆に英語化は追加PETなどで対応予定。 - 2台目以降のドライブの認識の改善。
- アプリの追加 (deb2tgz, rpm2tgz)
ldconfgiはちょっと大きい(450kB)ので今回見送り - 一部アプリをデスクトップメニューから排除
(SQLight Manager, superscan, alsamixer, pcdripper, burniso2cd, Xcalc, Ycalc)
いずれもメニューから排除しただけで、アプリそのものは残してますので、コマンドプロンプトから実行可能です。SQL...はSeamonkeyのメニューバーの「ツール」から。pcdripperはいずれにしても動きません(バグと思われる)。 - 本家に準拠してメインSFS(pup-...sfs)とドライバモジュール(zp...sfs)の分離。
- ユニバーサルインストーラ日本語版のバグ修正(リムーバブルメディアext2/ext3へのインストール)
本家版 Puppy Linux 4.3をベースに日本語フォーラムメンバーにより日本語環境で使いやすいようアレンジしたものです。
多くのアプリケーションが日本語表示となっているほかに本家版との相違がありますのでご注意ください。
本家版との相違 本家版との差分PET
- 日本語ロケールは ja_JP.UTF-8 となります。本家版では ja_JP.utf8。
- メインSFSファイル、追加SFSファイルの読み込み規則が本家と若干異なっています。
本家版ではメインSFSファイルは pup-430.sfs というファイル名しか許されていません。
日本語版では pup-430JPalpha.sfsなど、「430」の後に文字列を追加することで、カスタマイズされたSFSファイルを扱います。
PC内に複数のメインSFSファイルが存在する場合に、どのSFSファイルが採用されるか、日本語版と本家版とでは異なる場合があります。
個人保存ファイル pupsave.2fsをたとえば /mnt/home/puppyなどのサブディレクトリに保存した場合、追加SFSファイルは日本語版の場合 /mnt/home あるいは /mnt/home/puppyのどちらからでも読み込みますが、本家版では /mnt/homeにあるものだけが有効です。 - 日本語版でメニューには現れないアプリがあります。
superscan, alsamixer, burniso2cd, xcalc, ycalc はコマンドプロンプトから、あるいは gexecからのみ実行可能です。
SQLight ManagerはSeamonkeyのメニューバーの「ツール」から。 - 日本語版だけの追加ソフト
- pupsaveconfig 1.2 ... 初回シャットダウン時の個人保存ファイル設定のGUI
- Grub4Dos 0.4.4.v1 ... ntfs対応のブートローダー、GUIによる自動設定付き
- Winfonts 3.2 ... Windowsがインストールされているときに、そのフォントと仮想メモリをパピーでも流用
- acpid-1.0.8-3 ... 電源ボタンによるシャットダウン、ノートブックPCなどの蓋を閉めることでサスペンド
- lha ... 日本で普及している圧縮フォーマットlzhの圧縮/解凍
- deb2tgz ... Debian系パッケージの変換
- rpm2tgz ... RedHat系パッケージの変換
- ドライブ認識の改善
複数のHDDを装着している場合やUSBメモリ/HDDから起動した場合に、一部のドライブが初期に認識されない問題が本家版には存在しますが、日本語版では改善を加えています。