petget-20120331

5.X系に関する開発話題です

モデレータ: 暇人, YoN, nyu

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シノバー
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petget-20120331

投稿記事 by シノバー »

英語版Puppyを日本語化した環境でPETをインストールあるいはアンインストールするとメニューが英語に戻ってしまいます。メニューから Desktop > Desktop Settings > Refresh Desktop で日本語に直すことはできます。
メニューが英語に戻ってしまうのは petgetに問題があります。日本語版に同梱の petgetはこれを修正しています。しかしだいぶ古いものです。
今回最新woofに同期して更新しました。ただしユーザーインターフェースは Clasicのみで、 Zigbertによるインターフェースは含んでいません。

重要なプログラムですので、みなさんのテストをお願いします。4.x系も含めすべてのPuppy/Puplet上で動作するはず。
petget-20120331.pet .. 最新
petget-20120122.pet ... 依存パッケージがダウンロードできなかったものの修正
petget-20120108.pet ... woof2(3 Jan 2012)に同期
petget-20111130.pet ... woof(18 Nov 2011)に同期
petget-20111124.pet
http://shino.pos.to/linux/puppy/

おもな変更点(とくに本家版との相違)
  1. PETのインストールあるいはアンインストールでメニューが英語に戻ってしまう問題の解消。
  2. PUPMODE=13でpupsaveconfigにより保存間隔を +0 あるいは -0 に設定している環境で PETをインストールするとややこしいことになる問題の解消。
    viewtopic.php?t=2097
  3. PUPMODE=13でslacko/dpupなど一部カーネルでハードウェアによって PETをインストールしたときフリーズする問題(slackoリリース版では起こらない。Dpup Exprimoで起こる。)の解消。
  4. PETのインストール/アンインストール動作中に表示がないためにフリーズと見紛う問題の解消
  5. (20111230で追加)メインSFSと衝突するファイルを持つPETをアンインストールするとき、従来はメインSFSの相当ファイルがRAM上にコピーされ、RAMとsavefieを圧迫していた。またPUPMODE=13で一部のカーネル(Lucid Puppyなど)で同様のアンインストールを行うと、同じPETをもういちどインストールしてもメインSFSのものが優先し、変更が現れないというややこしいことになる。このことの解消
  6. .debなどPET形式を満たさないパッケージをインストールしたとき、インストール済みパッケージとしてリストアップされず、したがってアンインストールできない場合があった問題を解消
など。
最後に編集したユーザー シノバー [ 12/04/10(火) 15:21 ], 累計 9 回
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Re: petget-20111124

投稿記事 by サボり魔 »

puppy_slacko_5.3.sfs
devx_slacko_5.3.sfs
lang_pack_ja-1.4.sfs

…で petget-20111124.pet をインストール。
これを入れたことでメニューが英語になるので、日本語に戻す。

自作 PET を2つ入れてみました。途中のダイアログ等は全て日本語になりました。
インストール後もメニューは日本語のまま。
デスクトップの「インストール」で以前の見慣れた「PETget パッケージマネージャ」が開きます。

「インストール済みパッケージ」にて、先ほど入れた自作 PET の表示を確認。
ついでに、インストールした PET の動作も確認。

今のところ変なことは起こってない…ぽいです。
「ここは確認しておけ」というところがあれば見ておけるのですが。

インストール時の文言は定型文なので、慣れると英語でも別に問題は無いのですが、
日本語で表示されるとより身近に感じますね。


…入れた自作 PET をアンインストールしてみました。
画面中央に表示される橙色背景の注意書きの枠が残ってます。
適当なソフトを起動して重ねてみても消えてくれません。(こういうのって、大抵は重ねると消えますよね)
pic.jpg
でも、これは別に petget に起因するものではないか。
添付ファイルを見るにはパーミッションが必要です
サボり魔
Precise-550JP & Precise-571JP & Tahr-Puppy
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8GB ASRock Z68M-ITX/HT Core-i7 2600k with Win7
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Re: petget-20111124

投稿記事 by シノバー »

サボり魔 さんが書きました:今のところ変なことは起こってない…ぽいです。
「ここは確認しておけ」というところがあれば見ておけるのですが。
報告ありがとうございます。パピーはいろんなモード(PUPMODE)があり、またバージョンやPupletで様々なので、すべてのテストというのはたいへんで、みなさんのところであれやこれや使っていただいて様子を見るということしかできないのかも。

メニューが英語に戻ることの回避のほか、変更点がいろいろあります。そのひとつ、一部カーネルで(Slackoや Dpupが該当)、PUPMODE=13(フラッシュへのインストール)でハードウェアによってはインストール中にフリーズする(10分程度放置していると復帰?)ことがあります。Slacko内蔵の petgetは対処されているのですが、同様の対処がpetget-20111124でもされているはず。

二つ目、本家版 petgetは動作中にだんまりになって不安になることがあります。スプラッシュを随所に配置することで、いま何をしているか常に表示するよう配慮しています。

EDIT: このトピックのトップの記事に、おもな変更点を表記しました。
サボり魔 さんが書きました:入れた自作 PET をアンインストールしてみました。
画面中央に表示される橙色背景の注意書きの枠が残ってます。
適当なソフトを起動して重ねてみても消えてくれません。(こういうのって、大抵は重ねると消えますよね)
Slackoは最新版の gtkdialog4を使っています。そのせいでしょうか?DpupやLucidではいまのところそういうことは起こっていません。
最後に編集したユーザー シノバー [ 11/11/25(金) 11:30 ], 累計 1 回
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Re: petget-20111124

投稿記事 by サボり魔 »

改めて試用してみました。

puppy_slacko_5.3.sfs
lang_pack_ja-1.4.sfs
素の SaveFile 128MB ext2 暗号化なし
先程と同じ条件ということで、自作 PET 2つ

インストールは問題ありませんでした。
メニューエントリのある PET のアンインストールで固まります。

先の投稿に添付したのと似たような状態で固まりますが、残った背景枠(?)を右クリックして close を選択すると続行できます。

PUPMODE=13
PUPMODE=99(←こんなの使うのは私だけだと思いますが)
で確認。
サボり魔
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Re: petget-20111124

投稿記事 by シノバー »

サボり魔 さんが書きました:puppy_slacko_5.3.sfs
devx_slacko_5.3.sfs
lang_pack_ja-1.4.sfs

…入れた自作 PET をアンインストールしてみました。
画面中央に表示される橙色背景の注意書きの枠が残ってます。
適当なソフトを起動して重ねてみても消えてくれません。
画像
VirtualBox上で試してみました。
viewtopic.php?f=25&t=2077
devxは無い状態ですがslackoのMAINとlang_packあり/なし両方で、PUPMODE=13で bluefishパッケージのインストール/アンインストールを繰り返してテストしました。
上記のように枠が残るといったことは再現しません。ハードウェア依存なのかも。

別の問題: petget-20111124.pet は gtkdialog3 パッケージを要求しますが、slackoにはこのパッケージはありません。(gtkdialog4が代用されている)。このため、依存が満たされない旨の警告が出ます。動作には支障ありません。
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Re: petget-20111130

投稿記事 by シノバー »

installpkg.sh:
# 30nov11 shinobar: sync user-installed-packages and some in the save layer, backward compatibility without fido
# 30nov11 shinobar: lookup RAMSAVEINTERVAL in /etc/eventmanager
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petget-20111230

投稿記事 by シノバー »

(20111230で追加)以下の解消:
メインSFSと衝突するファイルを持つPETをアンインストールするとき、従来はメインSFSの相当ファイルがRAM上にコピーされ、RAMとsavefieを圧迫していた。

またPUPMODE=13で一部のカーネル(Wary-511 や Lucid Puppyなど)で同様のアンインストールを行うと、同じPETをもういちどインストールしてもメインSFSのものが優先し、変更が現れないというややこしいことになる。

参考:本家フォーラム rerwin さんの報告
http://www.murga-linux.com/puppy/viewto ... 472#588472
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