Puppy Linux 日本語 フォーラム

Interface社のDIOボード(PCI-2723C)を Puppy Linux で使うために、ドライバのインストールをしてみましたが、modprobe をすると　FATAL: error inserting cp2000 (/lib/modules/2.6.32.28/misc/cp2000.ko): Invalid module format のエラー表示があり、ドライバを組み込めません。

puppy は wary-511-01j ・ lupu-528JP08 ・ pup_431JP1012 で試しましたが、いずれもmodprobeコマンドから同じメッセージが出ており（insmodでも同じ）、このとき dmesg コマンドではエラーの情報などは出力されません。

それぞれ fragul インストールし、devx と カーネルソースをロードし、ドライバのコンパイルは実施していますが、一部コンパイル済みのオブジェクトファイルがあり、こちらはpuppyの環境でコンパイルできません。
Interface社に問い合わせてみましたが、動作確認済みのLinuxを使ってくださいとの返答しか得られませんでした。

このボードを使用するために、ほかに調査や対応方法はないでしょうか。

ドライバの対応カーネルのバージョンが同じじゃないと大概エラーになる。

計測制御用のA/DボードやDIOのドライバをLinuxで組み込むには、だいたいカーネル再構築が必要です。
サポートしているLinuxカーネルのバージョンが合わないとたいてい動きません。

インターフェース社のドライバをダウンロードしてreadme.txtを見てみましたが、コンパイル済みのドライバや
モジュールが動かない場合は、その環境でリコンパイルしてくださいとあるので、サポートしているディストリか、
近い環境で、ひとまず、ドライバやカーネルモジュールをリコンパイルして組み込んでみて、正常動作する環境
や動かない原因を調べてみてはいかがでしょう。
対応しているディストリを見ると、いまなら、DebianGNU/Linux6.0あたり？他は古くて入手しづらそう。。
Linuxのインストールが大変なら、VMWareなどの仮想環境でドライバのコンパイルとモジュールの組込が
できるかどうかを調べてからの方がよいかも。時間かけてインストールしてやっぱり動かないというのは
つらいですから。

PuppyLinuxの場合は、作り直したカーネルやモジュールを含めたCDイメージを作り直す必要があると思う
ので、普通にHDDにLinuxインストールして使っている時よりさらにひと手間かかる？

暇人様・alucky様、返信ありがとうございます。

その後、ドライバの注意書きを読んだところ、インターフェイス社でオブジェクトファイル作成を、gcc のバージョン 3.4 で行っているようなので、puppy 2.17.1 でドライバを組み込んだところ、ボードの動作が確認できました。