4xx plans and schedule
パピー4xxシリーズのプランとスケジュール
多分週中頃(今週です)に、私はパピー4xxシリーズの続編にあたるWoofビルドをアップロードする予定です。ヴァージョンナンバーは414にするつもりで、これはアルファリリースに当たります。
私はこれをパピー4xxシリーズの存続のベースとすることを提案します。すべてのパッケージをアップグレードしますので、これでこのシリーズの寿命をあと一年か二年延ばせるでしょう。フォーラムで何度か言及されてきましたが、パピー4xxシリーズはベリー・ハード・トゥ・ビートです。特にヴァージョン412は、コンパクトでありながら膨大なアプリのコレクションとパッケージをサポートする素晴らしい達成です。そしてまたXorgヴァージョン7.3を収録しており、これはヴァージョン7.4に対してあらゆる継続中の問題を抱えている私にとってグッドなことです -- ubuntu karmic(のテストヴァージョン: 訳者補足)の直近のテストでは(私が最近のブログでレポートしたように)、インテルのビデオ・チップのレンダリングは悲劇的で -- それからJWMウィンドマネージャは24ビットカラーではアイコンを描写できません。ある種のビデオカードは率直に言って機能不全で、マウス/キーボードに不可解な問題があります。
そう、イエス、4xxシリーズは私達が可能な限り留まる必要のあるひとつのピークです。私は次のオフィシャルリリースをヴァージョン4.3(430)として提示しますし、アルファ版リリースには414、415、等と番号付けしてリリースする予定です。
大いなる疑問、だれが将来コーディネートするのか? 私はあなた方が言うところの"bling(ヒカリモノ)"、私がしばしば言及するところの "bells and whistles(ベルやホイッスル)" にそれほど惹かれません。もし私がヴァージョン4.3をリリースするとすれば、それはまずもって実利主義なものになるでしょう。ヴァージョン412と同じように。多分その後コミュニティが "bling" リリースとしてフォローすべく動くのでは?
カーネル
私達には、どのカーネルを使用すべきかという問題があります。カーネル2.6.25.16をサポートするために沢山の労力が費やされてきました。それにはエクストラ・ドライバ、アナログモデムや3Gモデムの検出機能/互換性に対する働きかけも含まれます。ですから多分、私達の"クラシック"リリースは継続すべきでしょう。そしてもう一方で、カーネル2.6.30.xの"スタンダード"。
(訳者註:この名付け方はパピー4.3xでは採用されませんでした。)
もし一つにカーネル2.6.25.16、もう一方にカーネル2.6.30.xとすると、頭痛のタネがひとつあります -- 後者はSquashfs4.0を使用しており、これには後方互換性がありません。例えば、私達には個別の'devx'ファイルが必要となるでしょう! 凡そ2.6.30.xに行くべきでないなら、代わりにカーネル2.6.28.xが選択肢でしょうか?
CUPSプリンタシステム
パピー412はCUPS 1.1.23を持っており、パピー421のそれはもっと新しいヴァージョンです。そう、CUPS一式をアップグレードすることの利点はどこにあるでしょうか? ドライバは gutenprint と hpijs に分離されており、これはまた別です。それでも何故アップグレードしなければならないのか? アップグレードしたパピー421では新たな問題が生じたのではないのか?
このことについての提案を歓迎します!
2009年六月二十一日パピーリナックス開発者ブログより抜粋、翻訳
http://bkhome.org/blog/?viewDetailed=00823