NoblePup64 24.04 日本語化パッケージ (pet)

以上のフォーラム以外の利用者の話題

モデレータ: 暇人, YoN, nyu

返信する
thinkpadnerd
記事: 2055
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

NoblePup64 24.04 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

紛らわしいですが、もう一つの NoblePup64 です。

ubuntu-noble64 (github)
https://github.com/puppylinux-woof-CE/w ... oble64.yml
ubuntu-noble64 のリンクをクリック、表示されたページの下のほうに ubuntu-noble64-3 (zip ファイル) があります。
展開すると、iso や devx sfs などが得られます。
ご注意: github のアカウントが無いとアクセスできません。

この iso を日本語化するパッケージを作成しました。と言っても、少し修正しただけですが...

noble64_lang_ja-v2r0.pet
https://drive.google.com/file/d/1IrraOg ... sp=sharing
md5sum efce4faa5a1d6b79e10eea906925aa7f

使い方
初回起動時、最初に出る quick setup は何もせずに閉じて下さい。

noble64_lang_ja-v2*.pet をインストール。
quick setup の画面が出たら、以下を指定して下さい。
言語 ja_JP (UTF-8 にチェック)
タイムゾーン Asia/Tokyo
キーボード jp japanese

インターネット接続を実行。

以下のコマンドを実行。
$ apt-get update --no-install-recommends

さらに apt-get で何らかのパッケージをインストールしようとすると、システムにあるパッケージが壊れている、と怒られます。
そこで、メッセージにしたがって、以下のコマンドを実行。
$ apt-get --fix-broken install --no-install-recommends
途中で、いくつかのパッケージをインストールする許可を求められるので、y (はい) と答える。

これで引き続き、希望するパッケージをインストールできるようになります。

-----
メニューが英語になってしまうことがあります。デスクトップの修復 (Refresh Desktop) を実行すれば直ります。

オリジナルの fdrv は woof-CE で生成したままで、端折られていないので大変大きいです。
気になる方は、以下の fdrv をリネームして使って下さい。
サイズが大きければ、当然メモリを消費します。

fdrv_noblepup64_10.0.sfs
https://drive.google.com/file/d/11PsXsx ... sp=sharing
md5sum 9653919cb0ca6c91d2bea6eb03d27919

devx sfs もロードしておいたほうがいいです。こちらの iso は overlayfs を採用しているので、メイン sfs と同じ場所に置いておけば、指定せずとも起動時に読み込まれます。

ffmpeg はインストールできました。openGL の不備は直っていません。というか、何かが不足しているだけかもしれません。

woof-CE で生成したままの iso なので、今後誰かが調整して完成まで持っていくのか、現時点では不明です。
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
thinkpadnerd
記事: 2055
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: NoblePup64 24.04 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

ThinkPad L440 のビデオは intel なので、
va api を有効にするために
i965-va-driver をインストール。
さらに vdpau を有効にするために
libvdpau-va-gl1 をインストール。
(必要なパッケージはハードウエアにより異なります)

Chrome をインストールして
chrome://gpu
で確認すると、ハードウエアアクセラレーションが有効になっていました。また、アドオン h264ify をインストールして youtube 動画を h264/mp4 形式に限定すると、CPU 使用率が減る (つまり、GPU によるハードウエアデコードが効いている) ことが確認できました。

しかし、ビデオ関連のパッケージは、通常の Puppy では最初から含まれており、追加インストールする必要はありません。一方、NoblePup64 には様々なフォントが含まれていて、日本語フォントも含まれています。最近の woof-CE ではこれがデフォルトなんでしょうか。個人的には、フォントを削って、ビデオ関連のファイルを標準搭載してほしいところです。

追記
Chrome の sfs をロードすると、メモリにコピーされます。そのため、メモリ使用量は 2GB を越えます。pfix=nocopy とすればコピーされなくなるのかな、とも思うのですが、これまでのパピーは追加の sfs をロードしても、メモリにコピーはされなかったはず... この点、デフォルトの動作が変更されたのでしょうか。
メモリ搭載量によって動作は異なるかもしれません。私のマシンは 4GB なので、メモリ使用量が 2GB になってもまだ余裕がありますが。
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
thinkpadnerd
記事: 2055
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: NoblePup64 24.04 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

mpv の青画面を回避する方法

Chrome での動画再生は問題ないのですが、mpv を起動すると青画面になります。(端末から起動するとエラーが出ている)
NoblePup64 10.0 の記事にも書いたのですが、mpv はデフォルトでは openGL を使おうとします。したがって、他のビデオ出力
(vo) を指定すれば回避できます。

コマンドで毎回指定してもいいのですが、/root/.config/mpv/mpv.conf に書いておくと便利です。
mpv.conf を新規テキストファイルとして作成します。内容は

コード: 全て選択

vo=xv
xv は古い2Dアクセラレーションの方法です。コマンドで --vo=xv を指定した場合は、推奨されない旨のメッセージが返ってきますが、少なくとも私のマシン (ビデオドライバは intel) では問題なく動作します。
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
返信する