bionicpup32 日本語化パッケージ (pet)

追加アプリケーションパッケージ、PETやSFSなどの話題です

モデレータ: 暇人, YoN, nyu

thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

bionicpup32 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

bionicpup32 本家フォーラムスレッド
https://forum.puppylinux.com/viewtopic.php?t=165

現在本家サイトからダウンロードできる最新の iso は bionicpup32ng ですが、安定しているとは言い難い部分があります。
安定したバージョンをお求めの場合は、+30 iso を使用することをお勧めします。
bionicpup32-8.0+30-uefi.iso (archive.org)
https://archive.org/download/Puppy_Linu ... 0-uefi.iso
devx_upupbb_19.03.sfs (+30 iso に追加して使う開発環境パッケージ)
https://archive.org/download/Puppy_Linu ... _19.03.sfs
231126 追記: Bionicpup32 8.0 日本語化版 シンプル iso を作成しました。
viewtopic.php?f=24&t=3651


bionicpup32 を日本語化する pet パッケージを作成しました。

lang_pack_ja-upbb-r7.pet (bionicpup32ng 用)
https://drive.google.com/file/d/1odAC9g ... sp=sharing
md5sum cacca80d56a26fa4ed003681e9cd3d34

lang_pack_ja-upbb-r3.pet (+30 までの iso 用)
https://drive.google.com/file/d/1071IIM ... sp=sharing
md5sum 49f8469ecb9243db5f6538432b42c9a2

lang_pack_ja-2.1.sfs を元にしていますが、bionicpup32 に合わせて調整してあります。インストール時に immodules.cache の更新も行われます。


使い方
英語版を起動したら、最初に出る QuickSetup は何もせずに閉じて下さい、welcome1stboot 画面、sfs の説明は (英語ですが必要に応じて目を通して) 閉じて下さい。

lang_pack_ja-upbb-r*.pet をクリックして下さい。

インストールの最後に、ロケールを設定する画面が開くので、

言語 ja_JP, UTF-8 にチェック
タイムゾーン Asia/Tokyo
キーボード jp Japanese

を設定して下さい。OK を押すと、"language pack needed" のメッセージが出ますが、インストール済みなので、これも OK。次に Restart X (X 再起動) のダイアログが出るので、クリックして下さい。
アンインストールは考慮していません。アンインストールを実行しても完全には元の状態に戻りません。

--
以下余談です。
bionicpup32 (UPupBB) は ubuntu bionic のアップデートに伴って、iso 自体がアップデートされていきます。そのため pet パッケージで対応しようと考えました。
vmlinuz, initrd.gz, adrv, fdrv, zdrv, メイン sfs をアップデートの度に入れ替えなければなりません。ただ、iso の内容が大幅に変更されることがない限り、save file は使い回せると思います。

アップデートはありがたいのですが...

--
2019/5/24 英語版のダウンロードリンクを追記
2023/5/8 英語版のリンクを本家フォーラムスレッドに変更
最後に編集したユーザー thinkpadnerd [ 23/11/26(日) 13:30 ], 累計 13 回
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: bionicpup32 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

bionicpup32 をしばらく使ってみて気づいたことをまとめました。


bionicpup32 のミュージックプレイヤー兼リッパーは Pmusic ですが、Pmusic には以前から日本の CD のアーティスト名・曲名が表示できないという問題があります。
改善するには、日本語に対応した cdda2wav を入れる必要があります。以下の記事にある cddaplay-0.0.1.pet をインストールすると入ります。
viewtopic.php?f=23&t=2577
bionicpup32 でも有効です。ただし、同梱されているコマンドラインの CD プレイヤー (cdda-player) は bionicpup32 では動きません。

これで大部分の日本のCDが正しく表示されるようになりますが、一部の (マイナーな?) CDは freedb.org のデータベースにないので、表示されません。

結局、私は deadbeef を入れました。本家フォーラム mavrothal さんが作成したパッケージがあります。deadbeef_0.7.2.1-1~bionic_i386.pet
http://www.murga-linux.com/puppy/viewto ... &start=525
(3月17日の記事を参照してください)

これ単体でも動作しますが、一部のコーデックが不足しているので、パッケージマネージャから
libmpg123-0_1.25.10-1
libwavpack1_5.1.0
を追加しました。

リッパーは、パッケージマネージャに asunder があります。
deadbeef, asunder とも、日本語 CDDB を指定します。(この設定は洋楽しか聞かない人には必要ないかもしれません。)

deadbeef 設定例
設定 -> プラグイン -> Audio CD player -> 設定
「CDDB/FreeDB を使う」にチェック (他はチェックを外す)
URL freedbtest.dyndns.org
ポート番号 80



あと、ブラウザ Light を利用する場合、キャッシュのサイズを制限しないと save file を消費します。私は 10MBに制限しています。ディスクキャッシュの場所を /tmp に指定すれば、なおグッドです。
それには about:config で詳細設定を呼び出し、右クリックで新規文字列値を作成します。
キー browser.cache.disk.parent_directory
値 /tmp

このあと、一旦ブラウザを終了して、/root/.cache/light を削除します。


新しい iso (bionicpup32-8.0+2-uefi.iso) が公開されました。
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ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
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thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: bionicpup32 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

bionicpup32-8.0+3-uefi.iso が公開されました。
save file は +1 から +2、+3 と使い回していますが、問題はなさそうです。

おそらくメイン sfs だけ入れ替えればいいと思うのですが、念のため総入れ替えしています。
カーネルバージョンは変わっていないので、少なくとも vmlinuz と zdrv は入れ替えなくてもいいはずです(ファイルの日付から明らかです)が、とりあえず全部入れ替えています。
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
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ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
rsurf
記事: 86
登録日時: 09/01/03(土) 12:42

Re: bionicpup32 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by rsurf »

専用日本語化パッチということでありがたく使わせていただきます。メンテしている人が存在するというのは心強いです。

以下の内容の PUP83ディレクトリを作成して Grub4Dos(v0.4.4)から起動しました(注:旧書式です)。

コード: 全て選択

# \ls -laQF # 起動用ディレクトリ
-rw-r--r-- 1 root root  21716992  4月 15 20:10 "adrv_upupbb_19.03.sfs"
-rw-r--r-- 1 root root  20283392  4月 15 20:10 "fdrv_upupbb_19.03.sfs"
-rw-r--r-- 1 root root   2585760  4月 15 20:06 "initrd.gz"
-rw-r--r-- 1 root root 202981376  4月 15 20:11 "puppy_upupbb_19.03.sfs"
-rw-r--r-- 1 root root   5528448  3月 15 00:46 "vmlinuz"
-rw-r--r-- 1 root root  24334336  3月 15 01:43 "zdrv_upupbb_19.03.sfs"
# Grub4Dos(v0.4.4)
title Puppy Linux 83 frugal
rootnoverify (hd0,1)
kernel /PUP83/vmlinuz pmedia=satahd psubdir=PUP83
initrd /PUP83/initrd.gz
タイムゾーン、キーボード設定後 5分ほど放置してから「lang_pack_ja-upbb-r1.pet」実行してみました。
Xを再起動するダイアログ表示中に調べた更新ファイル一覧です。一応タイムゾーン変更してから pet実行しているので全部拾えてると思いますが…
(文字数制限に引っかかったので添付しますが不要なら無視してください)(テキストは駄目らしいので.xzにします)(.bz2なら通りました…)
# find / -xdev -path '/proc' -prune -o -type f \( -cmin +0 -a -cmin -3 \) -ls > log.txt # 未来の更新日時がセットされたファイル多数のため範囲指定

起動時のエラーが1件増えますが、「scim-brigde」をメニューからOFFにすると segfaultが発生しなくなります。
(scim-launcher[6132]: segfault at b70a4232 ip b70a4232 sp bfdcf17c error 14 in LC_CTYPE[b70b9000+93000])

ぱっと見で「lang_pack_ja-2.1.sfs」との違いは、ダイアログの重複項目が無くなっているのと、ブラウザの名前ですね。

今気づいたのですが「パピーの出発ページ」(/usr/share/doc/home.htm)は、PUP571のものより古くないですか?
Puppy, Woof, Quirkyのリンク切れは同じですが、公式(http://puppylinux.com/)へのリンクが無いようです。

「/etc/init.d/rc.nls」が起動時に呼ばれるようですが毎回必要なのでしょうか?
_________________
OS:[pup-431JPqs3.sfs+fixmenus_on_locale-20100425|puppy_precise_5.7.1JP.sfs](手動frugal_ext4)+grub4dos(v0.4.4) CPU:Celeron_E3400 RAM:DDR2_2GB HDD:HGST_SATA1TB MB:G31M-S2L(G31+ICH7 BIOS:F10f Audio:ALC662 LAN:RTL8111C(r8168.ko) VGA:Onboard(Xorg,1920x1080,96dpi))
添付ファイルを見るにはパーミッションが必要です
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: bionicpup32 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

“rsurf さんが書きました:
> 起動時のエラーが1件増えますが、「scim-brigde」をメニューからOFFにすると segfaultが発生しなくなります。

汎用 lang_pack に少し手を加えた程度の拙いパッケージですが、コメントをいただけるのはありがたいことと思っています。

scim-bridge は主に、abiword で on-the-spot 入力を可能にするために使われているもので、abiword を使わない場合は off で構わないと思います。

> ぱっと見で「lang_pack_ja-2.1.sfs」との違いは、ダイアログの重複項目が無くなっているのと、ブラウザの名前ですね。

Light が Firefox と表示されることですね。
Light の日本語化は、sourceforge から日本語化ファイルをもらってきたのですが、firefox の日本語化ファイルそのものではないかという気がします。

> 今気づいたのですが「パピーの出発ページ」(/usr/share/doc/home.htm)は、PUP571のものより古くないですか?
Puppy, Woof, Quirkyのリンク切れは同じですが、公式(http://puppylinux.com/)へのリンクが無いようです。

汎用 lang_pack に含まれているものをそのまま利用しています。確かに古過ぎますね。

>「/etc/init.d/rc.nls」が起動時に呼ばれるようですが毎回必要なのでしょうか?

一度日本語化してしまえば不要だと思います。tahrpup や xenialpup の日本語化版では削除したのですが、今回は失念していました。


いずれもOSの動作に不都合をもたらすことはないと思いますが、今後機会があれば、改善できる点は改善したいと思います。
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
rsurf
記事: 86
登録日時: 09/01/03(土) 12:42

Re: bionicpup32 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by rsurf »

1d3401a56b750cb8589b88015f098fd4 bionicpup32-8.0+5-uefi.iso
9334a97d358d6b7ec6d3592b5b83c55f devx_upupbb_19.03.sfs
が更新されていたので「lang_pack_ja-upbb-r1.pet」を当ててみました。

以下の内容の PUP85ディレクトリを作成して Grub4Dos(v0.4.4)から起動しました(注:旧書式です)。

コード: 全て選択

# \ls -laQF # 起動用ディレクトリ
-rw-r--r-- 1 root root  21716992  5月 11 20:36 "adrv_upupbb_19.03.sfs"
-rw-r--r-- 1 root root   2585690  5月 11 20:32 "initrd.gz"
-rw-r--r-- 1 root root 203497472  5月 11 20:38 "puppy_upupbb_19.03.sfs"
-rw-r--r-- 1 root root   5528448  3月 15 00:46 "vmlinuz"
-rw-r--r-- 1 root root  24334336  3月 15 01:43 "zdrv_upupbb_19.03.sfs"
# Grub4Dos(v0.4.4)
title Puppy Linux 85 frugal
rootnoverify (hd0,1)
kernel /PUP85/vmlinuz pmedia=atahd psubdir=PUP85
initrd /PUP85/initrd.gz
タイムゾーン、キーボード、xrandr解像度(1600x900)設定後 5分ほど放置してから「lang_pack_ja-upbb-r1.pet」実行してみました。
Xを再起動するダイアログ表示中に調べた更新ファイル一覧です。
# find / -xdev -path '/proc' -prune -o -type f \( -cmin +0 -a -cmin -3 \) -ls > log85.txt # 未来の更新日時がセットされたファイル多数のため範囲指定
前回(+3)と同じ更新内容で、タイミングの違いか /root/.historyと -lsの日付が日本語化されてる点だけ違います。

"fdrv_upupbb_19.03.sfs"を外したせいか起動時に「r8169 0000:02:00.0: can't disable ASPM; OS doesn't have ASPM control」というエラーが増えていますが他に違いはないようです。
「bionicpup32-8.0」に更新履歴みたいなのはあるのでしょうか?
_________________
OS:[puppy_upupbb_19.03.sfs+lang_pack_ja-upbb-r1.pet| pup-431JPqs3.sfs+fixmenus_on_locale-20100425|puppy_precise_5.7.1JP.sfs](手動frugal_ext4)+grub4dos(v0.4.4) CPU:Celeron_E3400 RAM:DDR2_2GB HDD:HGST_SATA1TB MB:G31M-S2L(G31+ICH7 BIOS:F10f Audio:ALC662 LAN:RTL8111C(r8168.ko) VGA:Onboard(Xorg,1920x1080,96dpi))
添付ファイルを見るにはパーミッションが必要です
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: bionicpup32 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

“rsurf さんが書きました:
> 1d3401a56b750cb8589b88015f098fd4 bionicpup32-8.0+5-uefi.iso
> 9334a97d358d6b7ec6d3592b5b83c55f devx_upupbb_19.03.sfs
> が更新されていたので「lang_pack_ja-upbb-r1.pet」を当ててみました。

検証ありがとうございます。
私は昨夜、+5 がアップされたことに気づいたのですが、今日の午後になってようやくダウンロードしました。
bionicpup32 のやっかいなところは、新しい iso (新規インストール) に lang_pack を適用した場合と、iso のバージョンアップの際に save file (lang_pack 適用済) を引き継いだ場合の 2つのケースを検証しなければならない点です。

+4 はアップロードされていないようですね。
devx sfs が更新されていたことには気づきませんでした。

> "fdrv_upupbb_19.03.sfs"を外したせいか起動時に「r8169 0000:02:00.0: can't disable ASPM; OS doesn't have ASPM control」というエラーが増えていますが他に違いはないようです。

fdrv はファームウエアですが、ハードウエアによってはこれが必要です。
r8169 はLANアダプタだと思いますが、おそらくファームウエアがないと制御できない部分があるのでしょう。

>「bionicpup32-8.0」に更新履歴みたいなのはあるのでしょうか?

下記の場所に README.txt があります。
https://sourceforge.net/projects/zestyp ... c/updates/

ubuntu のパッケージがアップデートされたことによる更新がほとんどですが、たまにバグフィックスが含まれているようです。
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
rsurf
記事: 86
登録日時: 09/01/03(土) 12:42

Re: bionicpup32 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by rsurf »

thinkpadnerd さんが書きました: bionicpup32 のやっかいなところは、新しい iso (新規インストール) に lang_pack を適用した場合と、iso のバージョンアップの際に save file (lang_pack 適用済) を引き継いだ場合の 2つのケースを検証しなければならない点です。
これは、(戻せない+初回のみ)対応でよいのではないでしょうか?例えばデスクトップテーマ変更やSPOT機能を使用すればファイル位置がごっそり変化しますし、ブラウザを変更していて"adrv_upupbb_19.03.sfs"が無い場合もあると思いますが…
thinkpadnerd さんが書きました: +4 はアップロードされていないようですね。
+4は数日前に出ていたのですが本家フォーラムでアナウンスが無く、どうしたものかと思っていたら +5になってアナウンスもありました。
thinkpadnerd さんが書きました: r8169 はLANアダプタだと思いますが、おそらくファームウエアがないと制御できない部分があるのでしょう。
このシリーズは 8168(PCIe接続用)の後に廉価版として 8169(PCI接続用)が出たのですが、
ドライバ互換としては 8169用の方が広いため(PCIeにはPCIの上位互換がある)自動的に(r8169.ko)が選ばれてしまいます。
しかしPCI互換モードだと性能や安定性が落ちるため、自分でドライバ(r8168.ko)を当てるのが伝統みたいになってます。
(メーカー製ドライバを当てると上記エラーも出なくなります)
今回は「https://packages.ubuntu.com/bionic/r8168-dkms」から元ファイルの「"r8168_8.045.08.orig.tar.bz2"」を入手してインストールしました。
(dkmsを動作させる方がハードルが高いため)
thinkpadnerd さんが書きました: 下記の場所に README.txt があります。
https://sourceforge.net/projects/zestypup/files/Upup-Bionic/updates/
ubuntu のパッケージがアップデートされたことによる更新がほとんどですが、たまにバグフィックスが含まれているようです。
おお…こんなところに…
_________________
OS:[puppy_upupbb_19.03.sfs+lang_pack_ja-upbb-r1.pet| pup-431JPqs3.sfs+fixmenus_on_locale-20100425|puppy_precise_5.7.1JP.sfs](手動frugal_ext4)+grub4dos(v0.4.4) CPU:Celeron_E3400 RAM:DDR2_2GB HDD:HGST_SATA1TB MB:G31M-S2L(G31+ICH7 BIOS:F10f Audio:ALC662 LAN:RTL8111C(r8168.ko) VGA:Onboard(Xorg,1920x1080,96dpi))
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: bionicpup32 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

“rsurf さんが書きました:
> これは、(戻せない+初回のみ)対応でよいのではないでしょうか?例えばデスクトップテーマ変更やSPOT機能を使用すればファイル位置がごっそり変化しますし、ブラウザを変更していて"adrv_upupbb_19.03.sfs"が無い場合もあると思いますが…

そうですね。ブラウザを変更している場合は、Light の設定は単なるゴミになります。 :)

一応、save file なしで起動した場合と、save file を引き継いだ場合に問題がないかを見ています。後者は、新しい iso に含まれているファイルと、以前からの save file を組み合わせて正常に動くかを確認するだけですが...
bionicpup32 のアップデートは save file を引き継ぐことを前提にしていると思うので、問題は生じないはずですが...

ROX-Filer(のデスクトップ項目表示)と JWM については、日本語化の段階で複雑なことをしています。汎用 lang_pack のスクリプトの一部を流用していますが、すべてを理解しているわけではないので、「終わり良ければすべて良し」(または、結果オーライ) でいくしかないのですが...
なんとも歯切れの悪い書き方しかできません。

私は save file を使い回しています。rsurf さんは毎度 save file を作成されていますか?
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
rsurf
記事: 86
登録日時: 09/01/03(土) 12:42

Re: bionicpup32 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by rsurf »

thinkpadnerd さんが書きました: ROX-Filer(のデスクトップ項目表示)と JWM については、日本語化の段階で複雑なことをしています。汎用 lang_pack のスクリプトの一部を流用していますが、すべてを理解しているわけではないので、「終わり良ければすべて良し」(または、結果オーライ) でいくしかないのですが...
なんとも歯切れの悪い書き方しかできません。
私は save file を使い回しています。rsurf さんは毎度 save file を作成されていますか?
自分は前の環境を残したまま新規に作成して、使いまわせそうな定義ファイル類をコピーしています。
これはトラブル発生時に1個前の環境に戻して比較できるようにしたいからです。

日本語は英語に比べて文字の形状が複雑なため小さい文字が潰れやすいと感じます。
英数文字で10ptだと読めますが漢字で10ptだと読みずらいですね(目も悪くなりました)。
デスクトップテーマ類は英数文字基準に作成されているようなので文字サイズを変更して使用しています。
この辺は使用者の視力によって最適値が変わると思います。


主な文字サイズ変更可能場所(目が悪い人用の参考例)

・初回起動ダイアログで→Run Video Wizard→xrandr→1600x900(解像度を一段下げる)(一番手間がかからず描画処理も軽くなるが、液晶モニタは最大解像度に拡大処理するので輪郭がぼける)

・menu→"デスクトップ"→"デスクトップ設定"→Font→グローバルフォントサイズ(dpiを一段上げる)(ピクセル指定とポイント指定が混在しているダイアログ等のレイアウトが崩れる場合あり)

・GTKフォント(ptheme_gtkは不安定でキャンセル時にもフォント設定が消されるため「~/.gtkrc-2.0.mine」に直接書いとく方がよいと思う)

コード: 全て選択

# 端末に貼ると新規作成「.gtkrc-2.0.mine」(初期状態で存在しないファイルです)
cat <<'_END_TEXT' > ~/.gtkrc-2.0.mine
# "~/.gtkrc-2.0.mine"←(${GTK2_RC_FILES}=~/.gtkrc-2.0)
style "user-font"{
    font_name="Sans 14" # ユーザフォント(GTKフォント書式(例 "DejaVu Serif italic 10")で直接指定)
}
gtk-can-change-accels=1 # ROX ショートカットキー変更可
_END_TEXT
・ROXのオプション設定→ピンボードから文字の影なし、カスタムフォント(デスクトップアイコンの文字)(OFFだとGTKフォントだが常時OFF状態?)。

・jwmのフォント設定「~/.jwm/jwmrc-theme」 の<Font></Font> 間に fontconfig書式(例 <Font>DejaVu Serif-10:italic</Font>)で場所別に指定可能(元の数字より大きくする)。

・Lightの本体部分はデスクトップテーマによってはタブが判別しにくくなるので「userChrome.css」で改造します。「user.js」は1回読ませれば「prefs.js」に取り込まれるので使用後削除します(該当キーがメニューから変更できなくなる)。初期状態を大きくするためウィンドウの左上コントロールから縦最大化や横最大化しておきます。

コード: 全て選択

# 端末に貼ると新規作成「userChrome.css」「user.js」(初期状態で存在しないファイルです)
cd ~/".light/light/"$(grep 'Path=' ~/".light/light/profiles.ini" | cut -d '=' -f 2)
mkdir "chrome"
cat <<'_END_TEXT' > chrome/userChrome.css
@charset "utf-8";
@namespace url("http://www.mozilla.org/keymaster/gatekeeper/there.is.only.xul");
/* フォントサイズ、ファミリ (24in 1600x900)*/
* {
    font-size: 12pt !important;
    font-family: "M+1P+IPAG" !important;
}
/* ロケーション (URL) バーを固定幅フォントで表示する */
#urlbar {
    font-family: monospace !important;
}
/* Sidebarフォント変更 */
#bookmarksPanel, #history-panel {
    font-size: 10pt !important;
    font-family: "M+1P+IPAG" !important;
}
#bookmarks-view treechildren::-moz-tree-cell-text(hover) {
    font-weight: bold;
}
/* マウスオーバー時の設定 */
#bookmarks-view treechildren::-moz-tree-cell(hover) {
    background-color: #606 !important; /* マウスオーバー時の背景色:薄紫 */
}
/* サイドバー検索ボックス非表示 */
#sidebar-search-container {
    visibility: collapse!important;
}
/* 選択中のタブの色と文字太さ */
.tabbrowser-tab {               /* 初期設定 */
    color: #555533 !important;  /* 文字色 灰色 */
}
.tabbrowser-tab[selected] {     /* 選択時 */
    color: blue !important;     /* 文字色 青 */
    font-weight: bold;          /* 太字 */
}
_END_TEXT

cat <<'_END_TEXT' > user.js
# デフォルトのフォントサイズ (24in 1600x900)
user_pref("font.name.monospace.ja", "M+1P+IPAG");
user_pref("font.name.sans-serif.ja", "M+1P+IPAG");
user_pref("font.name.serif.ja", "TakaoEx明朝");
user_pref("font.size.variable.ja", 20);
user_pref("font.size.variable.x-western", 20);
user_pref("font.size.variable.x-unicode", 20);
user_pref("font.size.variable.x-user-def", 20);
user_pref("font.size.fixed.ja", 20);
user_pref("font.size.fixed.x-western", 20);
user_pref("font.size.fixed.x-unicode", 20);
user_pref("font.size.fixed.x-user-def", 20);

# 最小のフォントサイズ。これ以上小さなフォントでは表示されない
user_pref("font.minimum-size.ja", 14);
user_pref("font.minimum-size.x-unicode", 14);
user_pref("font.minimum-size.x-western", 14);

user_pref("browser.urlbar.formatting.enabled", false); # true→false URLのグレー表示
user_pref("browser.urlbar.trimURLs", false); # true→false URLを短縮表示
_END_TEXT
サンプルに自分の使ってるものを添付しておきます(Light48に存在するキーのみで日本語注釈付きです。フォントファミリや設定は自分の使いたい物に変更してください)。
_________________
OS:[puppy_upupbb_19.03.sfs+lang_pack_ja-upbb-r1.pet| pup-431JPqs3.sfs+fixmenus_on_locale-20100425|puppy_precise_5.7.1JP.sfs](手動frugal_ext4)+grub4dos(v0.4.4) CPU:Celeron_E3400 RAM:DDR2_2GB HDD:HGST_SATA1TB MB:G31M-S2L(G31+ICH7 BIOS:F10f Audio:ALC662 LAN:RTL8111C(r8168.ko) VGA:Onboard(Xorg,1920x1080,96dpi))
添付ファイルを見るにはパーミッションが必要です
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: bionicpup32 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

“rsurf さんが書きました:
> 日本語は英語に比べて文字の形状が複雑なため小さい文字が潰れやすいと感じます。
> 英数文字で10ptだと読めますが漢字で10ptだと読みずらいですね(目も悪くなりました)。
> デスクトップテーマ類は英数文字基準に作成されているようなので文字サイズを変更して使用しています。
> この辺は使用者の視力によって最適値が変わると思います。

私の場合は、ノートパソコンの 11.6 インチワイド液晶(1366 x 768) ですが、10pt ではつらいので、11pt にしています。一割増しですが、それでもかなり見え方が違うと感じます。

rsurf さんが提案されている方法の他に私が試したのは、
デスクトップ設定 -> Font -> 「外観」タブ
すべてチェックを入れる。「Hint スタイル」は 1 に設定。※
OK を押して再起動する。

※ 数値の説明がありませんが、おそらく 0 が hinting なし、1 が hinting-slight、2 が hinting-medium、3 が hinting-full

ここでの設定は、~/.fonts.conf に書かれます。システム全体の設定(/etc/fonts 以下にある)よりも優先されます。
この設定によって、ゴシック体は初期状態より鮮明になるように思います。


> ・GTKフォント(ptheme_gtkは不安定でキャンセル時にもフォント設定が消されるため「~/.gtkrc-2.0.mine」に直接書いとく方がよいと思う)

私は .gtkrc-2.0 に直接書いていましたが、それだと テーマ・マネージャでテーマを変更した場合も設定が消えてしまうので、.gtkrc-2.0.mine に書くほうがいいですね。
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: bionicpup32 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

lang_pack_ja-upbb-r2.pet (第2版) を作成しました。ダウンロードリンクは最初の記事にあります。

変更点は
・メニューから「ヘルプ」を呼び出した場合、日本語ヘルプを表示 (シンプル版相当の簡単な内容です)
・初期画面の上部にあるトレイ(アプリのランチャー)のポップアップ表示を日本語化
・いくつかのアプリの日本語訳を加筆修正
・ブラウザ Light のホームページを puppylinux.com に設定
・不要だった /etc/init.d/rc.nls を削除

bionicpup32 を新規にインストールなさるなら、r2 のほうをお勧めします。

--
r1 から r2 へのバージョンアップができるかどうかですが、やってみたところ、特に問題なさそうです。ただし、ブラウザ Light と scim の設定が初期化されます
手順も煩雑なので、あまりお勧めしません。実行なさるなら、念のため save file のバックアップをとっておいたほうがいいと思います。

1. パッケージマネージャで r1 を削除 (注意: ROX-Filer の文字表示が豆腐になる)
2. 再起動せずに、r2 をインストール
3. インストール完了後、ロケール設定画面が出ますが、これについては変更の必要ありません。自分で X を再起動し、さらに、「デスクトップの修復」を実行します。

一時的に ROX-Filer の文字表示が豆腐になりましたが、アイコンで判断して r2 をインストールしました。 :?
(原因は gtk で Sans を指定していて、Sans = M+1P+IPAG の設定になっているため、M+1P+IPAG が削除されて表示できなくなる?)
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
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rsurf
記事: 86
登録日時: 09/01/03(土) 12:42

Re: bionicpup32 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by rsurf »

以前から .pet(.tar.gz)の破損チェックをするときに 7zipで「
7z t 'lang_pack_ja-upbb-r?.pet' # 書庫のテスト

というコマンドを使用していたのですが、bionicpup32に入っている 7zip(ver16.02)だと「ERROR: There are some data after the end of the payload data」というエラーになります(PUP571で使っているver9.20だと正常判定、tar -tvfだと以前からエラー)。
調べてみるとtar形式に破損ブロックが含まれていると出るようになった 7zipの仕様変更(エラーではなく警告扱い)らしいのですが、
自分の .petは正常にダウンロードできているでしょうか?

# md5sum lang_pack_ja-upbb-r?.pet
9888fd56bf61eddcda8e7ff4bb60e3eb lang_pack_ja-upbb-r1.pet
8ecc2dce0c9a68b710ab79cae90869c9 lang_pack_ja-upbb-r2.pet
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: bionicpup32 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

“rsurf さんが書きました:
> 自分の .petは正常にダウンロードできているでしょうか?
>
> # md5sum lang_pack_ja-upbb-r?.pet
> 9888fd56bf61eddcda8e7ff4bb60e3eb lang_pack_ja-upbb-r1.pet
> 8ecc2dce0c9a68b710ab79cae90869c9 lang_pack_ja-upbb-r2.pet

チェックサムは一致しています。
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rsurf
記事: 86
登録日時: 09/01/03(土) 12:42

Re: bionicpup32 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by rsurf »

thinkpadnerd さんが書きました: チェックサムは一致しています。
ありがとうございました、使わせていただきます。
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