youtube-dl

追加アプリケーションパッケージ、PETやSFSなどの話題です

モデレータ: 暇人, YoN, nyu

thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

youtube-dl

投稿記事 by thinkpadnerd »

XenialPup には mpv が含まれており、smplayer をインストールすれば、gui で操作できます。このことは、XenialPup のスレッドに書きました。

ここで紹介する youtube-dl は、本来は動画をダウンロードするための python スクリプトですが、mpv や mplayer と連携して動画をストリーミング再生できます。python 2.6 / 2.7 / 3.2以上で動作します。(コマンドで操作したい人向き) マニュアルを読んだり、ネットで調べたことをまとめました。

youtube-dl のダウンロード
https://rg3.github.io/youtube-dl/download.html
リンクをクリックして直接ダウンロードすることもできますし、wget でダウンロードすることもできます。いずれにしても、/usr/bin か /usr/local/bin に置いて、実行属性を付けます。


・YouTube 動画の再生(720p での再生、ハードウエアデコード有効)
# mpv --hwdec=auto --ytdl-format="(mp4)[height=720]" "動画のURL"

ビデオチップとドライバが対応していれば、ハードウエアデコードが使われます。360p ではソフトウエアデコードになります。

・ミックスリストの再生
# mpv --hwdec=auto --ytdl-format="(mp4)[height=720]" "https://www.youtube.com/playlist?list=文字列"

URL をコピーすると
https://www.youtube.com/watch?v=文字列&list=文字列
となりますが、橙色の部分を playlist? で置き換えます。

・youtube-dl 自体のアップデート(動画サイトの仕様変更に伴ってスクリプトが時々アップデートされます。)
# youtube-dl -U

・バージョン(日付)の確認
# youtube-dl --version


youtube-dl はスクリプトなので、OS に依存しません。Puppy 4.1.2 や 571JP で mplayer と組み合わせて再生できました。Puppy 4.1.2 では python 2.6 のインストールが必要でした。mplayer を利用する場合は、コマンドの書式が異なります。


※ 私は動画のダウンロードには利用していません。(ダウンロードのためのコマンドオプションは調べていません。)
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
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ルビー
記事: 1240
登録日時: 14/11/24(月) 12:12

Re: youtube-dl

投稿記事 by ルビー »

901XとXenialpupで、ちょこっとだけ試してみました。
Xenialpupは重ためなので、571JPで試したかったけれど、半分寝ながら& python 入れるの手間だったので。

例の「不協和音」で試したら、いきなり固まってしまったけれど、他の動画は、普通にストリーミング再生できました。
中には、エラーが出て再生できないのもあったけれど、全部が再生できる訳ではないのかな。もしくは、オプションの調整で可能?
とりあえず、コマンドラインにただのコピペで試したので、オプションいじったりはしませんでした。

出たエラーです。
[ytdl_hook] ERROR: requested format not available
[ytdl_hook] youtube-dl failed, trying to play URL directly ...
[ffmpeg] tls: The TLS connection was non-properly terminated.
Failed to recognize file format.
Exiting... (Errors when loading file)

ストリーミング再生でも、ABリピートが効くのは意外でした。
画面のサイズが自由に変更できるので、ながら見には最適ですね。
top コマンドで cpu 使用率をモニターしようと端末には出したけれど、結局見るのを忘れました。
たぶん、571JPの方がもっと軽くなるだろうし、今度、時間がある時に、571JPに入れようと思います。

youtube-dl でググると、ダウンロードの記事ばかりなのだけど、あまりストリーミング再生で使っている人はいないみたいですね。
動画なぞダウンロードしまくってたら、その容量でファイル管理が大変になるので、ストリーミング再生の方がお気楽で良いと思うのだけど。

youtube-dl の紹介、ありがとうございます。
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: youtube-dl

投稿記事 by thinkpadnerd »

”ルビーさんが書きました:
> 中には、エラーが出て再生できないのもあったけれど、全部が再生できる訳ではないのかな。もしくは、オプションの調整で可能?

オプション
--ytdl-format="(mp4)[height=720]"
は、h264/mp4 形式 720p での再生を意味します。このフォーマットの動画が提供されていない場合は、エラーになります。h264/mp4 形式なら、様々な解像度に対応していると思うのですが。

他のサイズ、例えば、360p ではどうでしょうか。
--ytdl-format="(mp4)[height=360]"


571JP には python 2.7 が入っています。(私は devx の sfs を常にロードしていますが、それに含まれているのかもしれません)

571JP 同梱のビデオドライバでは、ハードウエアデコードは効きません。(メーカー製のドライバを使えば有効になる場合があるかも)

おまけ
571JP に含まれている mplayer を利用する場合のコマンド(例)
# youtube-dl -f "(mp4)[height=360]" -o - "動画のURL" | mplayer - -cache 2000 -framedrop

-cache 2000 は必須ではありません。通信速度が遅くて、途中で動画が止まってしまう場合、cache の値を増やすと改善されます。ただし、バッファリングに時間がかかり、再生開始まで少し待たされます。

-framedrop も必須ではありませんが、パソコンが非力で再生が追いつかない(音声と動画がずれる)場合に効果的です。

※ mpv と mplayer でオプションの書式が違うので注意が必要です。
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ルビー
記事: 1240
登録日時: 14/11/24(月) 12:12

Re: youtube-dl

投稿記事 by ルビー »

thinkpadnerd さんが書きました:他のサイズ、例えば、360p ではどうでしょうか。
360p で再生しましたが、音が出ません。
他の動画は、普通に再生しました。
中には、360p でも再生できない動画もありました。
動画によって、まちまちの様です。
571JPの mvp、mplayer で試してみても同じでした。

参考までに、360p で音無しがこれ。
Shin Godzilla With blue Atomic Breath https://www.youtube.com/watch?v=wszXS0q65Qg

360p で再生OKがこれ。
My Chemical Romance - Welcome To The Black Parade [Official Music Video]  https://www.youtube.com/watch?v=RRKJiM9Njr8

やっぱり、571JPには python は入っていないので、パッケージマネージャで python 2.7.3 を入れました。
データベースの更新とで、30MB近くの容量を消費するので、私的にはこちらの方がちょっと問題かもです。
いろいろ入れ始めると、pupsave 256MB ではちょっと小さいですね。

Xenialpupよりも、571JPで使った方が、動作が軽く感じます。
top コマンドの数値も、低目に出る感じです。

ストリーミング再生なので、再生開始直後は、動画の後半までのスキップは待たされてできないだろうと思ってたら、あっさりスキップしました。
これは便利だ。
ローカルの動画再生とあまり変わらないですね。
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: youtube-dl

投稿記事 by thinkpadnerd »

”ルビーさんが書きました:
> 参考までに、360p で音無しがこれ。

以下のフォーマット指定で再生できました。
"best[height=360]"
best はいわば、自動(おまかせ)設定です。端末に表示されるメッセージを見ると、vp8 + vorbis での再生になっています。

mp4 指定では通常、h264 + aac となりますが、すべてのビデオがこの形式で用意されているわけではなさそうです。あと、vp8 + vorbis 形式の動画は高解像度に対応していません。
YouTube 側も、vp8, vp9, h264/mp4 のフォーマットに加えて、360p, 720p など様々な解像度に対応しなければいけないので大変だとは思います。

追記
# youtube-dl --list-formats "動画のURL"
で、利用可能なフォーマットが表示されます。この中には video only や audio only が含まれています。
追記終り

> やっぱり、571JPには python は入っていないので、パッケージマネージャで python 2.7.3 を入れました。

確認してみましたが、python はやはり、devx の sfs に含まれています。sfs をロードするほうが、save file を消費せずに済みます。
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ルビー
記事: 1240
登録日時: 14/11/24(月) 12:12

Re: youtube-dl

投稿記事 by ルビー »

thinkpadnerd さんが書きました:以下のフォーマット指定で再生できました。
"best[height=360]"
音声付きで、再生できました。

ところで、試しに、
mpv "動画のURL"
としてみたら、これだけで普通に動画が再生できました。

今まで再生不可だった動画も、全部再生できました。
とりあえず、他の動画も試してみましたが、問題無しです。

mpv 単体で再生してるのかと思ったけど、youtube-dl を外すと再生しないので、初期設定で youtube-dl が使われているみたいですね。
ややこしいオプションをいじるよりも手軽だし、私にはこれで十分に思います。
thinkpadnerd さんが書きました:確認してみましたが、python はやはり、devx の sfs に含まれています。sfs をロードするほうが、save file を消費せずに済みます。
devx_precise_5.7.1.sfs をロードしてみました。
確かに、pupsaveは消費しなくて済みますが、容量が149MBと571JP本体よりも大きいです。
これをロードするのと、pupsaveを python の分だけ消費するのとで、どちらが良いのだろうと思いました。

最初は devx~.sfs をビデオコーディックの DivX と勘違いしてましたが、コンパイラだったのですね。
devx~.sfs には、いろいろ入っているみたいですが、私は python しか使わないだろうし。

sfs をロードすると、全部メモリに読み込まれるのでしたっけ。
単に、pupsaveの拡張をしているだけ?
この辺、どうなのでしょう。
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: youtube-dl

投稿記事 by thinkpadnerd »

”ルビーさんが書きました:
> ところで、試しに、
> mpv "動画のURL"
> としてみたら、これだけで普通に動画が再生できました。

なるほど再生できますね。オプションを指定しない場合、--ytdl-format="best" を指定したのと同じになるのでしょう。端末のメッセージを見ると、1920x1080 での再生になっています。(確かにベスト!) しかし、私のマシンのディスプレイは 1366x768 です。データ通信量が無駄に多くなってしまいます。
また、デフォルトではハードウエアデコードが使われません。そのため CPU パワーを消費します。

恵まれた環境なら、オプション指定なしでも大丈夫でしょう。


> devx_precise_5.7.1.sfs をロードしてみました。
> 確かに、pupsaveは消費しなくて済みますが、容量が149MBと571JP本体よりも大きいです。
> これをロードするのと、pupsaveを python の分だけ消費するのとで、どちらが良いのだろうと思いました。

私の理解では、メモリに読み込まれるのは、メイン sfs だけ(最近の puppy では zdrv も)なので、devx の sfs をロードしてもメモリ消費は増えないと思います。

私はたまにアプリケーションをコンパイルするので、どの puppy でも devx をロードしています。571JP の場合、save file に python を入れると、重複してしまいます。devx を使う予定がないのなら話は別ですが。

(571JP 本体に python が含まれていないことが周知されていないのは、ちょっと不親切だと思います)
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ルビー
記事: 1240
登録日時: 14/11/24(月) 12:12

Re: youtube-dl

投稿記事 by ルビー »

thinkpadnerd さんが書きました:恵まれた環境なら、オプション指定なしでも大丈夫でしょう。
確かに従量制のネットでは、無視できない問題ですね。
私は定額制ですが、高解像度の動画でも、どうせ画面を小さくしてしまうので軽い方が良いです。

次のオプションで、解像度の制限付き指定になりました。
--ytdl-format="[height<=360]"  360p 以下
--ytdl-format="[height<360]"  360p 未満

これを root/.config/mpv/mpv.conf に書いておけば、オプション無しの mpv 起動でも有効になりました。
mpv.conf では、頭の -- は無くてもOK。
mpv.conf の設定を無視して起動は、--no-config です。

それと、動画のURLを "(ダブルクォート)で囲まなくてもOKでした。
mpv 動画のURL

コマンドラインの作法では、" で囲むのを推奨だと思うけど、付けない方がURLのコピペが楽です。
URLだから、メタ文字なんか使わないだろうし。
thinkpadnerd さんが書きました:私の理解では、メモリに読み込まれるのは、メイン sfs だけ(最近の puppy では zdrv も)なので、devx の sfs をロードしてもメモリ消費は増えないと思います。
とりあえず、大きな sfs をロードしても体感速度は遅くなってないので、ロードするだけならメモリは消費しないみたいです。
当然、アプリケーションを起動すれば使いますが。

sfs をロードする前と後で、Gdmap を見比べると、パピーのシステム全体のディスク占有量の数値?が増えます。
全部、メモリに入りきらない数値にまで増えるので、やっぱりシステム全体はメモリには読み込まれないのだと思いますが、この辺の挙動が過去ログ読んでも良く分かりません。

更に分からないのが、devx~.sfs の様に複数のアプリケーションを収録した sfs です。
アプリケーション単体の sfs なら分りやすいけど、複数の場合も個別にメモリに読み込まれるのかな。
まあ、普通に考えれば、個別の様に思いますが、パピーは仕掛けが複雑なのでややこしいです。

理屈はともかく、パッケージマネージャで python をインストールするよりも、devx_precise_5.7.1.sfs をロードする方が簡単ですね。
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: youtube-dl

投稿記事 by thinkpadnerd »

”ルビーさんが書きました:
> アプリケーション単体の sfs なら分りやすいけど、複数の場合も個別にメモリに読み込まれるのかな。

(動画再生の話から逸れますが)
そもそもメイン sfs 自体、アプリケーションの集合体です。puppy の挙動については、よく分かりませんが、メイン sfs をメモリにコピーして起動しても、アプリケーションすべてがメモリに展開されているわけではないと思います。

例えば、puppy に含まれている比較的大きなアプリである pale moon は起動に結構時間がかかります。xz 圧縮されたメイン sfs からメモリに展開するので時間がかかるのだろう、と考えています。(sfs 自体はメモリ上にあっても、そこから pale moon を解凍しなければいけないのではないでしょうか)

かつては、動作が速いと言われていた puppy ですが、tahrpup や xenialpup では、他のディストリビューションに対する優位性は失われているように思います。(システムにしてもアプリにしても、起動してしまえば普通に使えますが)
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ルビー
記事: 1240
登録日時: 14/11/24(月) 12:12

Re: youtube-dl

投稿記事 by ルビー »

すっかり mpv のストリーミング再生が気に入ってしまったので、ほとんどブラウザで動画を見なくなりました。

新しい動画ならともかく、ブックマークの動画を見るのに、ブラウザと端末を開いて、URLのコピペの作業が次第に面倒になってきました。
そこで、ブラウザのURLから直接 mpv に送れないかと思いましたが、できそうもないので m3u ファイルを使う事にしました。
m3u とは、汎用のプレイリストファイルです。

「動画タイトル.m3u」でテキストファイルを作成して、中身に動画の URL を1行書いて保存します。
後は、ROX-Filerで m3u ファイルをクリックすれば、mpv で動画が再生します。

ファイル名は拡張子が「.m3u」なら何でも良いのですが、動画タイトルで付けたファイルを並べて、ディレクトリで整理すれば、なんちゃってブックマークになります。
m3u ファイルはプレイリストなので、中身が複数行になるのが普通ですが、ブックマーク的に使いたいので、あえて1行だけの記述にしました。

初めは「mpv 動画のURL」と書いたスクリプトを並べようかと思いましたが、m3u の方が簡単だし、本来のプレイリストにも使えるのでこちらにしました。
m3u ファイルは #〜 でコメントになります。

ROX-Filerで .m3u の「対応アプリの設定」を「defaultmediaplayer "$1"」にしました。
571JPでは、defaultmediaplayer を mvp にしてあります。
thinkpadnerd さんが書きました:メイン sfs をメモリにコピーして起動しても、アプリケーションすべてがメモリに展開されているわけではないと思います。
パピーは、起動時に RAMディスクが作成されて、そこに本体 sfs が展開(コピー?)されます。
その意味で、メモリに読み込まれると言いたかったのですが、私の書き方が曖昧でした。
RAMディスクのサイズは固定だろうけれども、その一部をスワップなどに動的に解放したりしてるのかなと思いました。

追加 sfs のロードの場合、RAMディスクに追加で展開するのか、ディスク上の sfs を読める様に準備しただけなのか、どちらなのだろうと思いました。
thinkpadnerd さんが書きました:例えば、puppy に含まれている比較的大きなアプリである pale moon は起動に結構時間がかかります。xz 圧縮されたメイン sfs からメモリに展開するので時間がかかるのだろう、と考えています。(sfs 自体はメモリ上にあっても、そこから pale moon を解凍しなければいけないのではないでしょうか)
RAMディスク上には、ファイルは解凍して置かれるとばかり思ってましたが、圧縮状態で置かれていても、不思議ではなさそうです。

SFS-Load の終了時に、アンロードするまで sfs ファイルを削除しない様にと注意書きが出ます。
と言う事は、ロード時にRAMディスクには展開されないで、実行時に直接、sfs からメモリに読み込まれるみたいです。
もしくは、再起動時にRAMディスクに展開できないからかもしれない。

試しに、追加 sfs ファイルを削除してみようかと思いましたが、ディスクが変になると困るのでやめました。
パピーのFrugalインストール時のメモリ管理は、メモリ搭載量でも変化するので、本当にややこしいと思う。
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: youtube-dl

投稿記事 by thinkpadnerd »

”ルビーさんが書きました:
> すっかり mpv のストリーミング再生が気に入ってしまったので、ほとんどブラウザで動画を見なくなりました。

同じサイズの動画でブラウザを用いた再生と比べると、CPU 使用率が格段に低いです。これが一番のメリットです。
YouTube 側は youtube-dl からのアクセスをどう見ているのでしょう。youtube-dl はブラウザの user agent みたいなものを送出しているのかな。
ブラウザでは広告が表示されたり、動画の再生回数がカウントされたりするわけですが、ブラウザを使わないアクセスは YouTube としては、ありがたくないお客ということになりますね。 :) YouTube の仕様が時々変更されることと関係があるかもしれません。


(以下は動画再生とは関係ありません)

> 追加 sfs のロードの場合、RAMディスクに追加で展開するのか、ディスク上の sfs を読める様に準備しただけなのか、どちらなのだろうと思いました。

RAM ディスクというのは、initrd.gz を解凍してできたもので、puppy を制御するための最小限のシステムだと私は解釈しています。この initrd を通して、各 sfs を見ているのだろうと思います。メモリ搭載量が一定以上あるマシンでは、メイン sfs がメモリにコピーされるわけですが、メモリ搭載量の少ないマシンではハードディスク上のメイン sfs にアクセスしながら動きます。追加の sfs もディスク上にあるので扱い方は基本的に同じだと思われます。

家の ThinkPad T42 (Puppy 4.1.2) では追加 sfs として、OpenOffice, JAVA runtime, devx をロードしています。この頃の puppy は、追加 sfs は3つまでという制限があるので、これで目一杯です。さらに、save file が 1.8GB あります。メモリ 512MB + スワップ 512MB を足しても 1GB にしかならないので、sfs や save file を全部読み込むなんていうことは到底無理です。

ですから、ハードディスクから随時必要なものを読み出して動いているものと思われます。save file が小さかったら違いが生じるだろうか、と考えて、試しに 512MB くらいの save file を作って実験したこともありますが、何も変わりませんでした。

※ save file 1.8GB は当時の puppy の上限です。おそらく昔の windows が 2GB 以上のファイルを認識できなかったからだろうと思います。
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ルビー
記事: 1240
登録日時: 14/11/24(月) 12:12

Re: youtube-dl

投稿記事 by ルビー »

thinkpadnerd さんが書きました:同じサイズの動画でブラウザを用いた再生と比べると、CPU 使用率が格段に低いです。これが一番のメリットです。
ハードウェアデコードが効かなくても、mpv + youtube-dl が一番軽いです。

今の所、大きな問題は出ていませんが、途中で動画が止まった事が2回程ありました。
右下のネットのインジケータを見ると、接続が止まっている様で、一度 mpv を閉じて、再開すると普通に再生します。
何だか、似た様な事が以前にもあった気がするので、mpv の問題では無いかもしれません。

ブラウザを使わないで動画を見ていると、動画が削除されたのが分からないのが短所と言えば短所かな。
前にサンプルに出したGodzillaは、見られなくなりました。
まあ、あの手の動画は、すぐに削除されるみたいだけど。

最近は、公開して間もない映画が丸々一本アップされたりしていて驚くばかりです。
とても古い映画で、他ではもう見られないなら、まだ分かるけど。
著作権もヘチマも無いって感じです。
thinkpadnerd さんが書きました:YouTube 側は youtube-dl からのアクセスをどう見ているのでしょう。
少なくとも、歓迎はしていないでしょうね。
youtube-dl がダウンロード用のスクリプトなので、なおさらだと思うけど。
せめて、ストリーミング再生くらいは多めに見てほしいです。
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: youtube-dl

投稿記事 by thinkpadnerd »

”ルビーさんが書きました:
> 前にサンプルに出したGodzillaは、見られなくなりました。

見れましたよ。例えば、
-f "(mp4)[height<=360]"
を指定します。

この動画は縦横比が 4:3 や 16:9 ではなくて変なサイズです。劇場用の比率?
ですから、height=360 や height=720 を指定すると、該当するファイルが存在しないということになります。厳密に言うと、height=360 の動画はありますが、vp8 フォーマットなので、
-f "best[height=360]" または -f "(webm)[height=360]"
を指定しないといけません。

追記
-f オプションは youtube-dl から mplayer に出力する時の書式でした。mpv の場合は --ytdl-format= で置き換えてください。
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ルビー
記事: 1240
登録日時: 14/11/24(月) 12:12

Re: youtube-dl

投稿記事 by ルビー »

thinkpadnerd さんが書きました:見れましたよ。例えば、
-f "(mp4)[height<=360]"
を指定します。
すみません。
間違いでした。
サンプルの Shin Godzilla With blue Atomic Breath は、まだ削除されずにありました。

Xenialpupと571JPを取っ替え引っ替えテストしてたのですが、削除(正確にはブロック?)されたのは、571JPでブックマークしたタイトルも中身も酷似の別の動画でした。

Shin Godzilla Atomic breath scene https://www.youtube.com/watch?v=wXy6CHb11H4

てっきり、削除された動画も youtube-dl で見れちゃうのかと思ってしまった。
さすがに、それは無理みたいです。
サンプルのGodzillaは、オプション無しと、--ytdl-format="[height<=360]" で見れます。
調べた所、mpv のオプション無しは、--ytdl-format=best がデフォルトです。

ところで、オプションの中の動画フォーマットの指定は、ストリーミング再生にも必要なのでしょうか。
ダウンロードしてファイル保存が目的なら、細かい指定が必要に思いますが、再生用途なら、あまり気にする事はない様に思います。

mpv.conf に ytdl-format="[height<=360]" の設定で見てますが、今の所は、上記の削除動画以外で再生不可の動画は無いです。
動画フォーマットは、自動設定になってると思うのだけど。
thinkpadnerd さんが書きました:・ミックスリストの再生
# mpv --hwdec=auto --ytdl-format="(mp4)[height=720]" "https://www.youtube.com/playlist?list=文字列"

URL をコピーすると
https://www.youtube.com/watch?v=文字列&list=文字列
となりますが、橙色の部分を playlist? で置き換えます。
ミックスリストって何の事か分からなかったのだけど、投稿者が作った動画リストの事ですよね。
これも、ブラウザからリスト中の動画のURLをただコピペすると再生するのですが、私が何かを勘違いしているのかな?
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: youtube-dl

投稿記事 by thinkpadnerd »

”ルビーさんが書きました:
> ところで、オプションの中の動画フォーマットの指定は、ストリーミング再生にも必要なのでしょうか。

Godzilla の動画が見れないというお話だったので、オプション指定の関係で見れないのだろうか、と考えただけです。
フォーマットや解像度にこだわりがなければ、指定する必要はないと思います。mp4 で 360p ならほとんどの動画が対応しているはずですが、中には Godzilla の動画のように変則的なものがあります。

追記
mp4/h264 のハードウエアデコードを利用する場合は、mp4 形式を指定する必要があります。(webm 形式のハードウエアデコードが可能なビデオチップは少ないと思われます。)


> ミックスリストって何の事か分からなかったのだけど、投稿者が作った動画リストの事ですよね。
> これも、ブラウザからリスト中の動画のURLをただコピペすると再生するのですが、私が何かを勘違いしているのかな?

投稿者が作ったリストもあるのかもしれませんが、google のアカウントでログインしていると、過去に視聴した動画から自動的にミックスリストが生成されるのです。
その場合、URLをそのまま貼り付けただけでは、1曲目しか再生されないと思うのですが。
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CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
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