このバージョンを動かすには、libgtk-3 (及び関連ファイル)に加えて、libnss3_3.28.4, libnspr4_4.13.1 も必要です。libnss と libnspr は tahrpup に含まれています(already installed)が、アップデートが必要です。パッケージマネージャのデータベースを更新した上で、これらのパッケージをインストールする必要があります。(Tahrpup 6.0.6 はアップデートの必要なし)
chromium-65.0.3325.181-i386.sfs (gz 圧縮)
https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?si ... 141f9cf31e
起動コマンド(例)
env GTK_IM_MODULE="xim" chromium-browser --no-sandbox --disable-infobars --disk-cache-dir=/tmp --disk-cache-size=10485760 --media-cache-size=10485760
(複数のバージョンの Chromium sfs を同時にロードすると Puppy が壊れます。他のバージョンがある場合は、予めアンロードしてください。)
最近の Chromium は、root では sandbox を無効にしないと起動できません。キャッシュの場所とサイズの指定はなくても起動しますが、その場合 save file がすぐにパンクすると思います。
私は root でもかまわないと思っていますが、--no-sandbox を指定せずに動かすために spot での利用を試してみました。
制限ユーザ spot での起動
Login and Security Manager ( メニュー -> システム -> ) を利用します。
1. まず、Chromium の sfs をロード。すぐに起動するか尋ねられるので、起動しないで終了します。
2. /root/.spot-status をエディタで開いて chromium-browser=false という一行を追加します。
3. Login and Security Manager を起動して、chromium-browser にチェックを入れ OK を押します。(確認のウインドウが2回現れますが、読んで OK を押します)
4. /root/my-documents に chromium.sh を作ります。(実行属性を付ける必要があります。右クリック -> 新規作成 -> Script で作成すると、実行属性の付いたファイルができます。その後、右クリック -> 「テキストとして開く」で編集します。)
コード: 全て選択
#!/bin/sh
env GTK_IM_MODULE="xim" chromium-browser --disk-cache-dir=/tmp --disk-cache-size=10485760 --media-cache-size=10485760
メニューから起動するには /usr/share/applications/chromium-browser.desktop を編集したうえで、「メニュー再構成」「Window Manager 再スタート」を実行する必要があります。煩雑ですし、sfs を取り替えるとメニューが初期状態に戻ってしまうので、あまり意味がありません。
Pale Moon からエクスポートしたブックマークを Chromium で読み込もうとしたら、パーミッションが原因で読み込めませんでした。ファイルのパーミッションを変更して読み込みました。spot は制限ユーザですから、このように制約があります。
flashplayer は同梱していません。(多くの動画が HTML5 再生になりました。)
(追記) flashplayer をインストールする方法は、以下の記事にあります。
viewtopic.php?f=25&t=3279#p24712