Pale Moon linux というタイトルがちょっと気になりますが、新しくスレッドを立てるほどでもないので、こちらに続けます。(Pale Moon for linux なら解りますが...)
最新ではない Pale Moon で YouTube を見ようとすると、「このブラウザはまもなくサポートが終了します」といったメッセージが出るようになりました。Pale Moon 28.8.2.1 が出ています。珍しく ...1 といった細かいバージョン番号が付いています。
このバージョンでは、前述のメッセージを回避するとともに、Chrome / Chromium で見るのと同じレイアウトで表示されるよう改良されています。
Puppy に同梱されている Pale Moon をバージョンアップすると、差分が save file を消費してしまいます。本体 sfs は読み取り専用なので、変更分は save file に書き込まれます。これを避ける方法はいくつかありますが、私は追加の sfs で対応することにしました。
しかし、本来の場所 /opt/palemoon にインストールしようとしても、追加 sfs よりも本体 sfs の方が優先されるので、バージョンアップはできません。そこで、/usr/lib/palemoon に配置することにしました。
palemoon-28.8.2.1-x86.sfs (32bit 用)
https://drive.google.com/open?id=1g1jBG ... hIq0kVb0Qw
md5sum 9714c274ec9f7b8205394f4c1ed9327d
palemoon-28.8.2.1-x64.sfs (64bit 用)
https://drive.google.com/open?id=1lb4u4 ... EUDYSvrQLJ
md5sum 8de817b9c34355d9545791364475dc74
上記 sfs をロードした後、
1. /usr/bin/palemoon (/opt/palemoon/palemoon へのリンク) を削除します。
2. /usr/lib/palemoon/palemoon を /usr/bin にドラッグして絶対リンク (/usr/bin/palemoon) を作成します。
コマンドで行なうなら、
# rm /usr/bin/palemoon
# ln -s /usr/lib/palemoon/palemoon /usr/bin/palemoon
注意
Puppy に最初から搭載されている Pale Moon をバージョンアップするケースを想定しています。
既に何らかの方法でバージョンアップを適用済みの人は、上記 sfs は利用しないで下さい。
Pale Moon v.27 → v.28 へのバージョンアップもOKです。ただし、language pack (ja.xpi) は新しいものを適用する必要があります。以下のサイトにあります。
https://github.com/JustOff/pale-moon-lo ... n/releases
Tahrpup シンプル 32bit の v.26 から一足飛びに v.28 にする場合は、
/root/.moonchild productions
/root/.cache/moonchild productions
を削除して下さい。新規インストールと同じことになります。ブックマークも消えますので、必要ならバックアップを。
about:config で general.useragent.locale を ja に設定して下さい。
(追記: language pack も必要です。)
懸案事項
さらに新しいバージョンが出た場合にどうするか。
自動アップデートを行なうと、結局 save file を消費することになると思います。今後、新バージョンが出る度に sfs を作り続けるつもりはないのですが...