通常使用のメインOSを tahr605simple(32bit) から tahr64_606simple(64bit) へと移行したのに伴い、重宝させてもらっていたシノバーさま謹製のポータブルシリーズも何とかしたかったのですが、ふとした思いつきを試したら seamonkey がポータブルとしてうまく動いているように見える(^_^;)ので、とりあえずご報告します
以下私が試した手順ですが、seamonkey-portable-0.5(32bit) がインストール済みの前提です
1. seamonkey-portable-0.5 アプリケーションディレクトリを seamonkey64-portable として全コピーする
2. seamonkey64-portable 内の seamonkey ディレクトリを全削除
3.
https://www.seamonkey-project.org/releases/ からダウンロードした seamonkey-2.49.1.en-US.linux-x86_64.tar.bz2 を seamonkey64-portable 下に全解凍
(該当ページの一覧にあるのは皆32bit版みたいなので、その下にある「Contributed builds (other platforms)」のLinux/x86_64のところにある64bit版を落としました)
これでとりあえず、rox-filer で左クリックすれば seamonkey が起動しますし、右クリックメニューの「パピーメニューに登録」で「インターネット」メニューへの登録もできます
嬉しいことに今まで32bit版で使っていたseamonkeyの設定はほぼ引き継がれています
ただし今回入れたのは英語版なので、日本語化には次の手順をどうぞ
1.
https://www.seamonkey-project.org/releases/ にある Language Packs の japanese をインストール
2. 「設定」->「ブラウザー」->「言語」で、「日本語[ja]」を追加して最上位に持っていく
3. 「about:config」を開き、「general.useragent.locale」を「ja-JP」に変更
これで seamonkey を再起動すれば、無事日本語化されました
この記事も その seamonkey(2.49.1) で書きました(OSは tahr64_606simple)
なお、右クリックメニューの「seamonkey をインストール/アップデート」は試していません
実はポータブル化の手法をよく分かってないので、
「本体をスクリプトや設定ファイルでラッピングしてるなら、本体入れ替えでイケないかなぁ」
という思いつきで試したので、これをやると32bitバージョンが入りそうな気がしたもので
同じ理由で、これは本当の「ポータブル」状態ではないのかも知れません(他の設定ファイルの変更が必要だとか、本体のソース修正の上64bitでのリコンパイルが必要だとか)
しかし「個人保存ファイルは絶対 ~.4fs ! ディレクトリは(>_< )イヤッ( >_<)イヤッ」派の私としては、これだけでも容量セーブができて嬉しいです
他のポータブルシリーズも順次試してみようと思います
[2018/01/03 追記]
「設定ー>詳細->キャッシュ」 のキャッシュディレクトリの設定が seamonkey-portable-0.5/Cache のままだったので seamonkey64-portable/Cache に手動変更しました