Jammypup64 9.8 日本語化版 シンプル

[thinkpadnerd]

ご注意
Jammypup64 9.8 はオフィシャル Puppy ではありません。

jammy64_9.8-simple-r1.iso (547MB)
https://drive.google.com/file/d/1OagXxi ... sp=sharing
md5sum 4f1c0c4648c8ab50b0252426c8f38177

本家スレッド
Jammypup 9.8 (approximately)
https://forum.puppylinux.com/viewtopic.php?t=7238

カーネル huge-5.15.70-ubun64oz-ao.tar.bz2
https://archive.org/download/Puppy_Linux_Huge-Kernels
カーネルソース、カーネルヘッダー
https://archive.org/download/Puppy_Linux_Kernels/

オリジナル版に日本語化パッケージを適用したものをもとにして、iso を作成しました。
(追記: uefi, legacy bios 両対応です。)

日本語化以外でオリジナルと異なる点は
1. カーネルに ozsouth さん提供の 5.15.70 を使用
2. メイン sfs をブロックサイズ 512KB で圧縮

オリジナルのカーネルは 5.4 系と古いうえに、ntfs パーティションから起動できないという不具合があります。
オリジナルのメイン sfs はブロックサイズ 128KB で圧縮してあり、サイズが大きいです。これに日本語化ファイル (adrv sfs) を加えると、iso が約 600MB になってしまいます。それで、圧縮率を上げました。メイン sfs の中身は変わっていません。adrv sfs を外せば、英語版となります。

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来年4月には ubuntu の次期 LTS がリリースされるでしょう。
本家フォーラムでは ubuntu 22.04 jammy jellyfish をベースにした Puppy を正式リリースする動きはありません。Jammypup64 9.8 は Grey さんが作成したものです。これ以外にも ubuntu jammy をベースにした Puppy を開発するプロジェクトはありますが、Grey さんの Jammypup64 は、666philb さん作のこれまでの Puppy を引き継いだ作風で、私的には、好ましいと感じています。ただ、Grey さんは開発を続けるつもりはないようです。

したがって、Jammypup64 9.8 は未完成ですが、このまま埋もれさせるのは惜しいと思うので、見切り発車ですが、日本語化版 iso を作成しました。CUPS-PDF が、エラーが出て動きません。家のプリンタ canon iP2700 をセットアップして印刷することはできました。他にもバグはあるかもしれません。At your own risk でご利用下さい。

[thinkpadnerd]

補足です。

日本語化パッケージのスレッドに書いた、dri ドライバが一部欠落している問題。シンプル版 iso には追加してあります。
家の ThinkPad は1台が amd の gpu (radeon), もう1台が intel の gpu です。どちらも正しく構成されることを確認しました。しかし、radeon にしても intel にしてもバリエーションがあります。あらゆるマシンでうまく動くという保証はありません。

印刷に関しては、最初の記事に書いたように、CUP-PDF が動きません。それと、iP2700 で CUPS のインターフェースからテストページの印刷を試しましたが、白紙が出てきました。厳密に言うと、用紙の縁に沿って枠だけ印刷されていました。
geany で適当に文字を打って印刷してみたら、印刷できました。他にプリンタを持っていないので、これ以上のテストはできません。