tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (PAE)

標準以外の日本語環境用の派生デストリビューション

モデレータ: 暇人, YoN, nyu

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thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (PAE)

投稿記事 by thinkpadnerd »

tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (PAE)

iso ダウンロード
第5版(s5) 高圧縮 219MB
tahr-6.0.5-s5.iso
http://shinobar.server-on.net/puppy/test/
第5版(r5z) 2018-5-16 238MB
https://drive.google.com/open?id=1qem1y ... DM06XFdqZ1
いずれも PupSaveConfig v.2.9.2 (シノバーさん作) を収録。高圧縮版は非力なPCでは動作速度に影響があるかもしれません。内容は同じですが r5z には改良されたインストーラを収録しています。

Flash Player のインストール、Pale Moon のバージョンアップについて
http://sakurapup.com/forum1/viewtopic.p ... e9a#p24121

※ Firefox の最近のバージョンは音声の出力に pulseaudio を必要とします。
pulseaudio-2.1-i486-w5.pet が利用できます。
pulseaudio の起動コマンド
# pulseaudio --system

tahr-simple_yes-bitmaps.pet
https://drive.google.com/open?id=0B87_q ... TNEQ29GQWs
これをインストールすると、"fixed" "helvetica" のような bitmap フォントが利用できるようになります。

----------

これは tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (PAE) です。
precise 5.7.1 jp から移行する場合や、windows (特に2017年4月にサポートの終わる vista) を置き換える場合に利用されることを想定しています。
lang_pack_ja-2.0.sfs を利用して日本語化しました。日本語化以外には何も加えたり、削ったりしていません。
このリリースは実験的なもので、まだ十分テストされていません。しかし、日本語化を除いて何も変更していないので、バグはほとんどないと思います。
よかったら試用していただいて、ご意見をいただければありがたいです。

CDから起動する場合、ハードディスクに他の tahr605 ファミリーの sfs があると誤って読み込んでしまいます。boot: puppy pfix=ram を指定すると確実に CDから読み込みます。

----------

PAEカーネルである以外は noPAE バージョンとほとんど同じです。

lang_pack を適用した上で以下の変更を施しました。
・abiword を起動する時だけ scim-bridge を利用するように設定。
・メニュー項目の修正。
・Pale Moon (ブラウザー) と DeaDBeeF (オーディオプレーヤー) の日本語化。
・Flash 利用時の YouTube 広告「豆腐」対策。
・DeaDBeeF (オーディオプレーヤー) と Asunder (CD リッパー) に日本語CDDBの設定を追加。

詳細は noPAE バージョン の記事に書いてあります。
http://sakurapup.com/forum1/viewtopic.php?f=24&t=3186

新たに変更した箇所

[削除・ここから]
・ english/code ja を選択するウインドウが出ないようにしました。welcome1stboot.mo をリネームして読み込まないようにしただけです。[ここまで]

・ Puppy ログアウト(logout_gui)
「X Graphical サーバー」 -> 「Graphical サーバー」
ついでに "Windows Manager" もおかしいので "Window Manager" に変更しました。

第2版での変更点
・JWMテーマを変更した場合、文字化けしないように対策した
・ffmpeg(avconv へのリンク)を追加した
・ヘルプアイコンのリンク先を修正した(英語表示)

第3版での変更点
・CD からの起動を grub 使用に改めた(571JP の起動メニューを流用)
・welcome1stboot を改良した(日本語訳の追加など)
・icon レイアウトを変更後、「デスクトップ」の修復が効かないことへの対策をした
・CUPS の表示の日本語化
・日本語ヘルプを追加した(ほんのわずかですが)

第4版での変更点
・Pale Moon のバージョンアップ ver. 26.4.1
・GetFlash の url fix
・dir2pet の差し替え(Xenialpup から)、 indexgen.sh の差し替え(571JP から) --- 詳しいことは、このスレッドの記事に書かれています。
・AbiWord の不具合修正(ファイルの関連付け等)
・Geany の mo ファイル差し替え(geany-common_1.25+dfsg-1_all.deb より借用)
・ヘルプファイルへの加筆

第5版での変更点
・update_flash-1.5.pet (本家フォーラム Geoffrey さん作) を加えた。
・unzip_6.0-10~5.52~ja2_i386.deb (ubuntu Japanese team) を加えた。
windows で作成した zip ファイルの中身(日本語のファイル名)が文字化けすることへの対策。
・shutdownconfig の修正
日本語表示では「240 秒後に終了」と書いてあるのに 60 秒からカウントダウンしていたのを、表示どおり 240秒に修正した。
・ヘルプファイルへの加筆

----------

forcepae オプションは効きません。
[削除・ここから] forcepae オプションをつけてみましたが、ThinkPad T42 で試したところ、起動しませんでした。Pentium M 搭載機でTahr 6.0.5 PAE の起動に成功している方がいましたら、情報をいただけるとありがたいです。[ここまで]

余談ですが、自分の noPAE 版を T42 (メモリ 512MB)で起動してみたところ、sfs を RAM にコピーして起動しました。起動完了後 free コマンドで見てみると swap は使用していません。こんなレトロなマシンでも、素の状態ならば意外と使えるのではないかと思います。
(512MB でも動きますが、その場合は個人保存ファイルと swap ファイルの作成が必須です。)
最後に編集したユーザー thinkpadnerd [ 23/09/01(金) 15:43 ], 累計 34 回
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CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
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ふうせん Fu-sen.
記事: 561
登録日時: 13/09/17(火) 10:01

Re: tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (PAE)

投稿記事 by ふうせん Fu-sen. »

thinkpadnerd さんが書きました:CDから起動する場合、ハードディスクに他の tahr605 ファミリーの sfs があると誤って読み込んでしまいます。boot: puppy pfix=ram を指定すると確実に CDから読み込みます。
これは仕様です。通常はハードディスクから Windows などを起動するようにして、
必要な場合は Puppy Linux が入っている CD から起動、
でも個人情報ファイルはハードディスクへ保存する、という前提で設計されています。
読み込みたくない場合は RAM モード起動を行う事になります。
ふうせん Fu-sen. ( old: 2 8 6 )
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (PAE)

投稿記事 by thinkpadnerd »

ふうせんさん

返信ありがとうございます。

> これは仕様です。

現在、ThinkPad X121e のHDDには英語版 + lang_pack.sfs で利用している tahr605 と、試験中の tahr605 があって、ややこしいことになっています。
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486HA
記事: 1142
登録日時: 11/03/06(日) 14:31

Re: tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (PAE)

投稿記事 by 486HA »

thinkpadnerd さんが書きました: lang_pack_ja-2.0.sfs を利用して日本語化しました。日本語化以外には何も加えたり、削ったりしていません。te]
シノバーさんのlang_pack_ja-2.0.sfsを利用しただけのものを日本語化版と呼べるか疑問です。
そもそも、Tahr 6.0.5の既定の日本語IMEはscim-1.4.14-6です。(若しくはFcitx-mozcです。)
thinkpadnerd さんが書きました: 新たに変更した箇所
○ english/code ja を選択するウインドウが出ないようにしました。welcome1stboot.mo をリネームして読み込まないようにしただけです。welcome1stboot は英語で表示されますが、このプログラムは、インターネット接続とその他諸々のセットアップを促すだけなので、英語表示でもあまり問題はなさそうです。
2016年3月中旬に公開した拙作版では、初回起動時には次の順序で表示されます。
Quicksetup
https://drive.google.com/file/d/0BwN-V7 ... sp=sharing
Welcome1stBoot
https://drive.google.com/file/d/0BwN-V7 ... sp=sharing
因みにwelcome1stboot.moは、Welcome1stBootの日本語化モジュールですから、
「english/code ja」表示とは無関係であり、リネームすると当然のこと英語表示に戻るだけで何ら解決策になりません。
thinkpadnerd さんが書きました: ○ Puppy ログアウト(logout_gui)
X Graphical サーバー -> Graphical サーバー
ついでに "Windows Manager" もおかしいので "Window Manager" に変更しました。
https://drive.google.com/file/d/0BwN-V7 ... sp=sharing
thinkpadnerd さんが書きました: forcepae オプションをつけてみましたが、ThinkPad T42 で試したところ、起動しませんでした。Pentium M 搭載機でTahr 6.0.5 PAE の起動に成功している方がいましたら、情報をいただけるとありがたいです。
小生のEdiCube R850P(Pentium-M 2GHz Ram-768MB)では何らのオプションも付加せず起動します。

Tahr 6.0.5 日本語化モジュール&ISOファイルも参考にしてください。
viewtopic.php?f=41&t=3120
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記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (PAE)

投稿記事 by thinkpadnerd »

486HA さん

> lang_pack_ja-2.0.sfsを利用しただけのものを日本語化版と呼べるか疑問です。

現状、私のものはまだ日本語化に関しても不十分だと認識していますが、lang_pack を適用した上で、わずかながら改良した部分はありますのでご理解願います。
日本語化以外に、何も足さない、引かないのは、技術的に未熟なことも理由ですが、できるだけ簡素なものにしたい、という考えからです。

> 「english/code ja」表示とは無関係であり、リネームすると当然のこと英語表示に戻るだけで何ら解決策になりません。

問題のウインドウは welcome1stboot を起動しようとすると表示されます。プログラム自体に原因があるのか、言語ファイルに原因があるのか私にはわかりません。過去にも話題になっていたと思いますが...

> EdiCube R850P(Pentium-M 2GHz Ram-768MB)では何らのオプションも付加せず起動します。

Pentium M のなかに PAE 非対応のもの、PAE対応だが通知しないもの、PAE 対応を通知するものがあるということでしょうか。
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Re: tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (PAE)

投稿記事 by シノバー »

thinkpadnerd さんが書きました:forcepae オプションをつけてみましたが、ThinkPad T42 で試したところ、起動しませんでした。
実験はしてませんが、isolinux.cfgの

コード: 全て選択

label puppy
kernel vmlinuz forcepae
append initrd=initrd.gz pmedia=cd
のところは

コード: 全て選択

label puppy
kernel vmlinuz
append initrd=initrd.gz forcepae pmedia=cd
と、すべきところではないでしょうか。
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486HA
記事: 1142
登録日時: 11/03/06(日) 14:31

Re: tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (PAE)

投稿記事 by 486HA »

[PATCH] x86: set Pentium M as PAE capable
https://lkml.org/lkml/2014/3/3/49
このパッチを見れば、forcepaeが有効になるCPUのタイプもわかります。

コード: 全て選択

   } else if (err == 0x01 &&
          !(err_flags[0] & ~(1 << X86_FEATURE_PAE)) &&
          is_intel() && cpu.level == 6 &&
          (cpu.model == 9 || cpu.model == 13)) {
所謂Family6、model9または13のCPUにだけforcepaeが効くようになっています。
これはPentium M及びCeleron Mに相当しますが
Pentium MやCeleron Mという名称のCPUの全てが当てはまるかどうかは小生にはわかりません。
また、Family6 model9/13ーCPUなら全てPAEを隠し持っているかというと100%断言できません。
PAEフラグが立っていない時、という条件がand条件で付いているので、PAEフラグをちゃんと返してくる
一部のPentium Mにはこの修正の影響が出ないようになっています。

 当初カーネルパラメータはforcepaeと言っていたようですが、
もっと新しい記事ではカーネルパラメータの名前がpaeに変わっています。

https://lkml.org/lkml/2014/3/4/2

 その他の参考になる記事(Syslinuxの開発者であるH. Peter Anvinさん)
Date: Thu Mar 20 2014 - 19:31:36 EST
http://lkml.iu.edu/hypermail/linux/kern ... 03075.html

Commit-ID: 3e2ae0fed2a12ef72dea787db4c25466f9d89207
Gitweb: http://git.kernel.org/tip/3e2ae0fed2a12 ... 66f9d89207
Author: Chris Bainbridge <chris.bainbridge@xxxxxxxxx>
AuthorDate: Fri, 7 Mar 2014 18:40:42 +0700
Committer: H. Peter Anvin <hpa@xxxxxxxxx>
CommitDate: Thu, 20 Mar 2014 16:28:43 -0700

x86, cpu: Add forcepae parameter for booting PAE kern1
els on PAE-disabled Pentium M


Many Pentium M systems disable PAE but may have a functionally usable PAE
implementation. This adds the "forcepae" parameter which bypasses the boot
check for PAE, and sets the CPU as being PAE capable. Using this parameter
will taint the kernel with TAINT_CPU_OUT_OF_SPEC.

https://neverware.zendesk.com/hc/en-us/ ... -your-CPU
Unable to boot - please use kernel appropriate for your CPU
I am trying to install cloudready to my Thinkpad T42 with 1Gb of RAM.
When I boot from USB installer, I get this message:
warning: PAE disabled. Use parameter 'forcepae' to enable at your own risk!
This kernel requires the following features not present on the cpu:pae
unable to boot - please use kernel appropriate for your cpu.
How can I overcome this?
Thanks!
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記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (PAE)

投稿記事 by thinkpadnerd »

シノバーさん、486HAさん、ありがとうございます。

grub と isolinux では記述の仕方が違うのですね。勉強不足でした。

ThinkPad T42 のハードディスクに sfs を置いて、grub で起動を試みましたが、forcepae も pae も効きませんでした。このマシンの CPU は、「はずれ」のようです。

isolinux.cfg を書き換えて、iso を作り直してみます。
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記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (PAE)

投稿記事 by thinkpadnerd »

ハードディスクに sfs を置いて grub で起動を試みました。ThinkPad X121e で forcepae または pae オプションをつけると起動できなくなります。
私が作った sfs でなく、英語版の sfs を用いても同じ結果になります。

よくわからない状況に陥っています。
現在公開している iso は forcepae を誤った箇所に記述しているので、読み飛ばされているようです。
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登録日時: 09/03/21(土) 00:05
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Re: tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (PAE)

投稿記事 by シノバー »

thinkpadnerd さんが書きました:ハードディスクに sfs を置いて grub で起動を試みました。ThinkPad X121e で forcepae または pae オプションをつけると起動できなくなります。
こちらでも実験しました。Compaq nc4010、CPUはPentium M 1.6GHz。
やはりダメですね。grub4dosで forcepae と pae の両方を試しましたが、起動しません。

考えられるのは、このカーネルには例のパッチが適用されていないのかもしれません。
カーネルの問題なので、sfsには関わりません。

同じノートに昔入れていた TahrPup 5.8.3 なるものは、オプションなしでは起動せず、forcepae オプションを付けると、起動します。いま、それから書き込みしています。
このカーネルは 3.14.11 でした。TahrPup開発途上で作られたものと思われます。しかし最終版の 3.14.56 では forcepaeパッチは適用されなかったものと推察します。
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thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (PAE)

投稿記事 by thinkpadnerd »

シノバーさん、ありがとうございます。

> このカーネルには例のパッチが適用されていないのかもしれません。

noPAE 版が用意されているので、そちらのほうを使いなさい、ということかもしれないですね。

現在公開している iso は、幸運にも forcepae が読み飛ばされているようで、CPU が対応していれば起動は可能なので、当面はそのままにしておきます。
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486HA
記事: 1142
登録日時: 11/03/06(日) 14:31

Re: tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (PAE)

投稿記事 by 486HA »

tahrpup 6.0.5 PAE/nonPAE共に/lib/modulesにありますが、PAEもnonPAEもkernel 3.14.56です。
PAEもnonPAEもkernel 3.14.56というのは区別が付きにくそうで混乱しかねません。
なお、実際のファイルの所在地は本体ファイルではなくzdrv_tahr_6.0.5.sfsにあります。
このkernelのソースは、↓にあります。
http://distro.ibiblio.org/puppylinux/pet_packages-tahr/
http://distro.ibiblio.org/puppylinux/pe ... _6.0.5.sfs
http://distro.ibiblio.org/puppylinux/pe ... _6.0.5.sfs
興味があれば夫々のファイルを展開して中身を見ることもできますが、展開後のサイズは700MB弱になります。
 kernelの変更方法について、o1michoさんの記事を参考にしてください。
http://www.murga-linux.com/puppy/viewto ... ?t=101144
 拙作のTahrpup 6.0.5では、Change Kernelsを日本語表記にしたものを組み込んであり、
Kernelsを簡単に追加できるようになっています。
添付ファイルを見るにはパーミッションが必要です
最後に編集したユーザー 486HA [ 16/09/02(金) 20:16 ], 累計 2 回
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登録日時: 09/03/21(土) 00:05
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Re: tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (PAE)

投稿記事 by シノバー »

参考情報ですが、カーネルを入れ替えることで Pentium M でも PAE機能を活かして起動できます。

http://ftp.nluug.nl/ftp/pub/os/Linux/di ... r/kernels/ から入手できる
http://ftp.nluug.nl/ftp/pub/os/Linux/di ... PAE.tar.xz
を解凍して得られる vmlinuz と、zdrv_tahr_6.0.sfs を zdrv_tahr_6.0.5.sfs にリネイムしたものを tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル のそれと入れ替えし、起動オプション forcepae を加えれば、Pentium M でも PAE機能を活かして起動できます。

[2016-09-25 追記]
極楽はぜさんの情報によると、
http://ftp.nluug.nl/ftp/pub/os/Linux/di ... PAE.tar.xz
にも件のパッチが当たっているらしく、forcepae オプションの追加で Pentium M を起動できるそうです。
最後に編集したユーザー シノバー [ 16/09/25(日) 15:48 ], 累計 1 回
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Re: tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (PAE)

投稿記事 by シノバー »

日本語版(フォーラム版)について言うと、どのカーネルを採用すべきか迷うところですね。

さきに報告した 3.14.13_forcePAE なら Xp時代の Pentium M もカバーするメリットはありますが、マイナーな存在です。
では、本家版 TahrPup 6.0.5に合わせ kernel 3.14.56 にするにしても、PAEとnonPAEとに混乱があります。
486HA さんが書きました:tahrpup 6.0.5 PAE/nonPAE共に/lib/modulesにありますが、PAEもnonPAEもkernel 3.14.56です。
PAEもnonPAEもkernel 3.14.56というのは区別が付きにくそうで混乱しかねません。
私はいまのところ kernel 3.14.56PAEに傾いています。たぶんPAEのほうがメジャーだろうと...。
Windows Vista 代替にターゲットを絞るならば、PAEでもnonPAEでもどちらでも構わないでしょう。Vista世代のCPUはすべて(?)PAE対応だろうし、いっぽうで最大実装RAMは 4GBを超えないでしょうから。
しかしVista時代より新しいハードや自作もカバーするならば PAEが期待されるのではないか。Xp時代のnonPAEハードには 571JPがありますし。
The bar master, Shino's Bar
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thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (PAE)

投稿記事 by thinkpadnerd »

486HA さん、シノバーさん、情報をありがとうございます。

forcepae 対応であっても若干古いカーネルというのはちょっと考えてしまいますね。

前にも書きましたが、Pentium M 搭載機は10年選手なので、故障してリタイアする時期かもしれません。私の T42 はハードディスクの使用時間が 15,000 時間を越えていて、いつ壊れてもおかしくない状況です。(今のところ不調の兆候はありません。)

PAE 非対応マシンは 571JP で我慢してもらって、後継OSは Tahr PAE というのが現実的なのかな、という気がしてきました。
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