Raspberry pi(Puppi)動かしてみました
Posted: 13/04/14(日) 15:33
こんにちわ。きりんです。
以前より気に掛かっていた Raspberry pi を入手しましたのでいじってみました。
使用したハードは、
Raspberry pi モデルB RAM=512kB
full-HD TV + USBマウス + USBキーボード
SDカードは4GB品で行いました。
OSは3種類試してみました。他のPCがないと構築作業が出来ませんが、puppyを利用しながら進めました。
1.Raspbian “wheezy” file:2013-02-09-wheezy-raspbian.zip ・・・ちまたの推奨品
2.Puppi SAP file:raspi-sd-4gb-sap6-5.105.img.xz ・・・ BarryKさん作
3.Puppi cockroach file:raspi-sd-4gb-zap6-5.100-ALPHA1.img.xz ・・・ Mickoさん作
A.動くか?
モデルB RAM=512kB は曲者です(正確にはOSの対応が遅れている)。
【Puppi SAP】
オリジナルの状態では起動ができません。"Raspbian" の bootcode.bin を上書きすることで起動できるようになります。
但し、RAM=256kモデルとして動きます。動きはもっさりです。Webブラウザーは Chrome です。
【Puppi cockroach】
オリジナルの状態で起動できます。RAM=256kモデルとして動きます。動きはもっさりです。Webブラウザーは SeaMonkey です。
B.512kBのRAMを生かしたい(Puppi SAP にて)
ちゃんと情報がありました。本家のフォーラムhttp://murga-linux.com/puppy/viewtopic. ... &start=193 で woodenshoe さんの書き込み。
rpi-firmware-master.zip をダウンロードして解凍したファイルを配置してOKでした。動きがスムースになりpuppyらしさがあります。
c.日本語環境を整える
IMEはとりあえず置いといて、まづは表示系から。
○日本語フォント
日本語系のpuppyからいただき。インストール作業用の "slacko-5.4-opera-4g" より、
/usr/share/fonts/default/TTF/M+1P+IPAG.ttf を Puppi SAP 上の同じ場所へコピー。
○gconv の不足分補完
"Raspbian"の /usr/lib/arm-linux-gnueabihf/gconv から、"Puppi SAP"の /usr/lib/gconv へ必要なファイルをコピー。
CP932.so
EUC-JISX0213.so
EUC-JP-MS.so
EUC-JP.so
gconv-modules
libJIS.so
libJISX0213.so
SJIS.so
○X11 locale の不足分補完
"Raspbian"の /usr/share/X11/locale から、"Puppi SAP"の /usr/share/X11/locale へ必要なファイルをコピー。
ja ・・・フォルダーごと
ja.JIS ・・・フォルダーごと
ja.S90 ・・・フォルダーごと
ja.SJIS ・・・フォルダーごと
ja.U90 ・・・フォルダーごと
ja_JP.UTF-8 ・・・フォルダーごと
compose.dir
locale.alias
locale.dir
IMEはまた後で。
以前より気に掛かっていた Raspberry pi を入手しましたのでいじってみました。
使用したハードは、
Raspberry pi モデルB RAM=512kB
full-HD TV + USBマウス + USBキーボード
SDカードは4GB品で行いました。
OSは3種類試してみました。他のPCがないと構築作業が出来ませんが、puppyを利用しながら進めました。
1.Raspbian “wheezy” file:2013-02-09-wheezy-raspbian.zip ・・・ちまたの推奨品
2.Puppi SAP file:raspi-sd-4gb-sap6-5.105.img.xz ・・・ BarryKさん作
3.Puppi cockroach file:raspi-sd-4gb-zap6-5.100-ALPHA1.img.xz ・・・ Mickoさん作
A.動くか?
モデルB RAM=512kB は曲者です(正確にはOSの対応が遅れている)。
【Puppi SAP】
オリジナルの状態では起動ができません。"Raspbian" の bootcode.bin を上書きすることで起動できるようになります。
但し、RAM=256kモデルとして動きます。動きはもっさりです。Webブラウザーは Chrome です。
【Puppi cockroach】
オリジナルの状態で起動できます。RAM=256kモデルとして動きます。動きはもっさりです。Webブラウザーは SeaMonkey です。
B.512kBのRAMを生かしたい(Puppi SAP にて)
ちゃんと情報がありました。本家のフォーラムhttp://murga-linux.com/puppy/viewtopic. ... &start=193 で woodenshoe さんの書き込み。
rpi-firmware-master.zip をダウンロードして解凍したファイルを配置してOKでした。動きがスムースになりpuppyらしさがあります。
c.日本語環境を整える
IMEはとりあえず置いといて、まづは表示系から。
○日本語フォント
日本語系のpuppyからいただき。インストール作業用の "slacko-5.4-opera-4g" より、
/usr/share/fonts/default/TTF/M+1P+IPAG.ttf を Puppi SAP 上の同じ場所へコピー。
○gconv の不足分補完
"Raspbian"の /usr/lib/arm-linux-gnueabihf/gconv から、"Puppi SAP"の /usr/lib/gconv へ必要なファイルをコピー。
CP932.so
EUC-JISX0213.so
EUC-JP-MS.so
EUC-JP.so
gconv-modules
libJIS.so
libJISX0213.so
SJIS.so
○X11 locale の不足分補完
"Raspbian"の /usr/share/X11/locale から、"Puppi SAP"の /usr/share/X11/locale へ必要なファイルをコピー。
ja ・・・フォルダーごと
ja.JIS ・・・フォルダーごと
ja.S90 ・・・フォルダーごと
ja.SJIS ・・・フォルダーごと
ja.U90 ・・・フォルダーごと
ja_JP.UTF-8 ・・・フォルダーごと
compose.dir
locale.alias
locale.dir
IMEはまた後で。