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Multilingual Puppy

Posted: 09/12/24(木) 14:25
by シノバー
Puppletになるかどうか?
パピー4.3.1JPの日本語サポート部分を切り離し、マルチリンガルの言語サポートを追加SFSとしたものです。
コアには日本語フォントも入れてますので、これだけでも日本語を読むことはできますが、入力はできません。追加SFSを読み込むと日本語・中国語・ハングルのほかHindi、Thaiなど多言語の読み書きができるようになります。

pup-431ml-alpha.iso をこちらから

需要や実用性がどれほどあるか分かりませんが、これから発展させるアイデアの素ととらえてください。たとえば次のトピックが関連するでしょうか。 いくつか面白い試みをしています。
  1. ライブCDで起動するとなにも聞かずXvesa 800x600で英語のディスクトップが現れ、ここで言語や地方時、キーボードなどを一括してGUIで設定できる。
  2. 有線LANからDHCPが取得できる環境ならば、自動的にLAN接続処理を行う。
  3. Frugalインストーラ(新作のGUI)によりlインストールがガイドに沿って円滑に行える。
  4. PCにインストールしなくても個人保存ファイル(pupsave)さえ作れば、追加SFSはライブCDから読み込むことができる。
マルチリンガルとして使うことのほかに、1と2の特徴から、RAMモードで起動してメンテナンスを行うのに便利かもしれません。

Multilingual Puppyの詳細

Posted: 09/12/24(木) 14:51
by シノバー
Multilingual Puppyはパピー4.3.1JPをベースに次のような改造を施したものです。
  1. initスクリプト(initrg.gz内)
    追加SFSをCDからも読み込むことができる。追加SFSのファイル名が指定されると、まず /mnt/home内、次にメインSFSがサブディレクトリにある場合はそれと同じディレクトリ、CDから起動された場合はCD内も探索に加える。
  2. メインSFS
    • ドライバ(zp431305.sfs)を統合
    • 日本語サポートの分離。ただし日本語フォントは収録
    • 軽量化のためflashplayerを省いた(必要ならばPETで追加できる)
    • /etc/rc.d/rc.network ……有線LANの自動接続(4.x系すべてで流用可
    • /usr/sbin/firstsetup ……初期設定の一括GUI(MLパピー専用)
    • /usr/sbin/frugalinstaller …… FrugalインストールのGUI(新作:4.x系すべてで流用可)
    • grub4dosconfig, pupsaveconfig…… 小画面で支障のないようにダイアログのレイアウトを変更した
    など

Re: Multilingual Puppy

Posted: 10/02/13(土) 16:35
by みのむし
最初、First Setupで設定した内容が保存されていませんでした。
(個人保存ファイルが作成されていない)
2,3回くり返してもうまく行かないので、最後は「Power off」しました。
これで、個人保存ファイルが正常に作成されました。
この後はすべてうまくいきました。

Netbook PC ASUS Eee PC 901X
Puppy 4.3.1ML alpha
kernel 2.6.30.5
有線LAN/無線/LANデバイス自動認識
Xorg(1024x600)←…色々試行錯誤してようやく辿り着きました。