Puppy Linux 2.17-JP Revisited-2をHDDにインストール

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Puppy Linux 2.17-JP Revisited-2をHDDにインストール

投稿記事 by YoN »

Puppy-2.17-JP-Revisitedの新しいISOファイルを作りました(113MB):

http://openlab.jp/puppylinux/download/2 ... heed-2.iso

md5sum:
http://openlab.jp/puppylinux/download/2 ... so.md5.txt

変更箇所:
1:puppyinstallerを2.17.1用に交換
2:/etc/rc.d/rc.countryの91行目「a_JP」を「ja_JP」に変更
-----------------------------------------------------

2.17-JP-RevisitedのFrugal Installに失敗して色々いじっている過程でISOファイルを新しく作り直しました。
さらにウェブで調べていて、本家フォーラムに「2.17 frugal install problem」というタイトルで4ページにわたってスレッドがありました。このスレッドを参考にして2.17JP-RのHDDへのインストールに成功しました。

http://www.murga-linux.com/puppy/viewtopic.php?t=19967

その中のICPUGさんの説明によると、GRUBの設定では
1:psubdirを使わない場合は、vmlinuzとinitrd.gzを置くディレクトリはデフォルトのbootディレクトリになる。
2:psubdirを使う場合は、「/」を付けないでpsubdir=puppyなどとしないと//puppyとなってしまう。
3:.sfsファイルは、rootディレクトリに置かなければならない。
4:menu.1stのファイル名の大小文字を確認し、できれば全部小文字にした方がいい。
という事のようです(日本語解釈が違っているかもしれませんが)。またmenu.1st の先頭に以下を追加するとデフォルトで各OSが起動するようです。
----- menu.1st 先頭に追加、ここから ------

コード: 全て選択

title Default Boot on HD 0
rootnoverify (hd0,0)
chainloader +1
boot
----- menu.1st 先頭に追加、ここまで -----

また同じスレッドのtazocさんのコメントでは、
----- (hd0,7)/ -----
pup_215.sfs (LighthousePup 215 fs)
zdrv_215.sfs
initrd.gz
vmlinuz
pup_save-lhp215Beta4.2fs
pup_217.sfs (Puppy 2.17 fs)
zdrv_217.sfs

----- (hd0,7)/boot/pup217 -----
initrd.gz
vmlinuz
pup_save-217a.2fs

----- menu.1st -----
title Puppy Linux 2.17 nolzma (frugal on hda8)
rootnoverify (hd0,7)
kernel (hd0,7)/boot/pup217/vmlinuz root=/dev/ram0 PMEDIA=idehd PDEV1=hda8 PHOME=hda8 psubdir=boot/pup217 loglevel=3 vga=normal
initrd (hd0,7)/boot/pup217/initrd.gz
の例がありました。私はtazocさんの設定を参考に次の手順でHDDに入れて起動できるようになりました。Puppyユニバーサルインストーラ(puppyinstaller)は使いませんでした。

インストール手順
PCは、hda1(Win2000-fat32,6GB)、hda2(linux swap,500MB)、hda3(fat32,6GB)、hda4(ext2,2GB)に分けてあります。
Win2000はすでにインストール済み、Puppy3.01はCD起動でfrugal installしてhda4すなわちGRUBでは(hd0,3)の/boot/puppy301ディレクトリに入れてあります。GRUBは3.01のfrugal install時にhda4すなわち、(hd0,3)/bootディレクトリにインストールしました。このPCにさらに2.17-JP-RevisitedをHDDに入れ、Win2000,Puppy3.01,Puppy2.17-JP-Rの3つをGRUBで起動できるようにしました。作業はPuppy3.01上で行いました。

1:まず新しいPuppy217-JP-Revisited-2のCDを入れてマウントします。
2:その中のpup_217.sfsとzdrv_217.sfsの2つのファイルをhda4パーティション直下にコピーします。
3:次にhda4パーティション内のbootディレクトリにpuppy217rというフォルダを作ります。
4:そのpuppy217rディレクトリにCDの中のinitrd.gz, vmlinuzの2つのファイルをコピーします。
5:hda4にある/boot/grubディレクトリのmenu.1stを編集します(Win2000とPuppy3.01の所はそのままにしておきます)。私はWin2000とPuppy3.01の記述の間に以下を書き加えました。
6:----- menu.1st 追加分ここから -----

コード: 全て選択

title Puppy Linux 2.17 JP Revisited
rootnoverify (hd0,3)
kernel (hd0,3)/boot/puppy217r/vmlinuz root=dev/ram0 PMEDIA=idehd PDEV1=hda4 PHOME=hda4 psubdir=boot/puppy217r loglevel=3 vga=normal acpi=off
initrd (hd0,3)/boot/puppy217r/initrd.gz
----- menu.1st 追加分ここまで -----
7:これでPCを再起動するとGRUBメニューから3つのOSが選択画面になります。2.17-JP Revisitedを選択してenterキーを押すとめでたく2.17-JP-Rが起動しました。
8:最初のシャットダウンか再起動時にファイルの保存メッセージが出ます。「SAVE」と「HDA4に保存」「保存しない」の3つ選択肢が出たので2番目の「HDA4に保存」を選択したら次回起動時に残りメモリが「1.2GB」とタスクバーに表示されました。hda4パーティション全体を保存ファイルとするようです。
「SAVE」を選んでpup_save.2fsを作る事もできるようですが試していません。

以上です。
[Puppy4.1.2-retro-JP] EPSON Endeavor MT-3500
Celeron 533MHz 256MB
[Lupu-5.0.1 LiveCD + lang_support_ja-1.4.sfs] SOTEC Whitney System CR Board
Celeron 766MHz 512MB
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