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Live インストール

Posted: 14/07/17(木) 17:54
by シノバー
angkor_h さんが書きました:つまり「LiveCD+設定保存」をUSBメモリーなりHDDなりで実現する手段が「Frugalインストール」と見ているのですが、「Frugalインストールはパピー固有のインストール法」といわれる所以はなんなのでしょうか?
その理解で正しいと思います。Barryさんによるもので、同様の説明をしているものがあったと記憶しています。

「LiveCD+設定保存」はパピーと knoppix はできるけど、 fedra や Ubuntu ではできなかったと思います。Ubuntu のライブCDを起動すると、最初に「Ubuntuをインストール」か「Ubuntuを試す」かを尋ねられ、その他の選択肢はありません。後者を選んでも、ほんとうに「試す」だけで常用はできません。

これに関連して、ネット上によくある「LinuxをUSBメモリにインストールする」記事には2つの「インストール」が混在してます。ひとつはライブCDをUSBメモリ化した「ライブUSB」とでも言うべきもの。もう一つはUSBメモリにフルインストールするものです。

USBメモリにフルインストールというのはUSB 3.0 など最近のハードでないと、速度の点と寿命の点で実用はできないと私は思います。古いハードでもUSBメモリにインストールして常用できるのはパピーだけだと思います。Knoppixでも使えるのかもしれないが、速度の点と寿命の点でフラッシュメモリ用のPUPMODE=13を持つパピーが優位だと思います。

Re: Frugal インストールの日本語訳

Posted: 14/07/17(木) 20:30
by 486HA
angkor_h さんが書きました:つまり「LiveCD+設定保存」をUSBメモリーなりHDDなりで実現する手段が「Frugalインストール」と見ているのですが、「Frugalインストールはパピー固有のインストール法」といわれる所以はなんなのでしょうか?
確かにFrugalインストールという呼び方だけはパピー固有ですが、同じような仕組みは他にもあります。
例えば、Ubuntu ではCDから起動してインストール用USBフラッシュディスクを作成すると
パピーのpupsaveのようなユーザー・データ保存ファイルを持つブータブルUSBディスクを作成できます。
この時、Ubuntu 本体はパピーと同じように展開されたものではありません。
また、Fedora 20 をベースにした Berry Linux 1.18も同じような方法で利用できます。
http://berry-lab.net/berry.html
それでは何が違うかというと、Ubuntu よりサイズが小さな Berry Linux でも 600MB あることです。
パピーでは、そのサイズが 200MB 足らずということで、小回りが利くと言うことでしょうか。
ただし、これはパピーが他の Linux より簡単であると言うことではありません。