Frugal インストールの日本語訳

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シノバー
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登録日時: 09/03/21(土) 00:05
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Frugal インストールの日本語訳

投稿記事 by シノバー »

Frugal の意味は「質素」。
同じパーティションに他のOSと同居できるので「共存インストール」という言い方が Puppy ユニバーサル・インストールではされていた。
たった数個のファイルをコピーしてブート設定できるだけなので、これを「簡単インストール」と言った方がいる。

いずれの訳でも、Frugalは仮のインストールで、本格的なものはフルインストールだという誤解を生む恐れがある。
Frugalインストール(推奨)
とは、表示されているが…。

Frugalインストールはパピー固有の標準的なインストールのスタイルで推奨。
FULLインストールは従来のLinuxのインストールのスタイルで、パピーでは推奨されない。

ということだと思うが、何かうまい訳はないものか?
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486HA
記事: 1142
登録日時: 11/03/06(日) 14:31

Re: Frugal インストールの日本語訳

投稿記事 by 486HA »

frugalは、本来ラテン語で「用心深い」を意味する名詞のfrugalityに由来しています。
英語では、倹約/つましい/質素なと訳されていますが、好い加減なという意味にも転化しています。

私は、「つましい」と呼ぶことが日本語として相応しいと思っています。
ついでといえば何ですが、Frugal/Full に次ぐSave to Directory方式は何と呼べばよいのでしょう?
CORE-i7-6700HQ uEFI ram:8GB
Full: Quirky Beaver64-8.7.1(64)
save2dir: Artfulpup-17.11,Dpup-7.5,Xenialpup 7.0.8.1(32)
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ミトじい
記事: 162
登録日時: 13/09/19(木) 08:43
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Re: Frugal インストールの日本語訳

投稿記事 by ミトじい »

puppyに出会った頃からずっと考えてましたが、なかなか思いつきません。
「frugal」というのは盛大にファイルをぶちまける他ディストリに対するBarryK氏のユーモア(皮肉?)も込められてるんでしょうが、日本語に直訳すると何か、特にpuppy初心者には「Fullインストールより劣るの?」ってイメージが拭えませんねぇ 。 :?
「包括的インストール」、「統合的インストール」、「統一的インストール」とか考えたんですが、いまいちイメージがぼんやりしちゃって。
何かこの辺で簡潔かつイメージしやすい言葉はないものか、まだ思案中です。 :(
machine: PC-VN770WG1YW(customed) [4x intel core-i5 M460 2.53GHz, ram: 8GB]
main OS: bionic64-simple-r2 <- special thanks Mr. thinkpadnerd m(_ _)m
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486HA
記事: 1142
登録日時: 11/03/06(日) 14:31

Re: Frugal インストールの日本語訳

投稿記事 by 486HA »

直訳ではなく、文学的に意訳で行きましょう。(異訳は小生の得意とするところですが!顰蹙)
ミトじい さんが書きました:「frugal」というのは盛大にファイルをぶちまける他ディストリに対するBarryK氏のユーモア(皮肉?)も込められてるんでしょうが、日本語に直訳すると何か、特にpuppy初心者には「Fullインストールより劣るの?」ってイメージが拭えませんねぇ 。 :?
ピンポーン!
ハード・ディスクを住宅事情に例える。
Frugal : 部屋(パーティション)さえも独占することなく、他人の部屋に「つましく同居
Full : 部屋(パーティション)にシステムを展開(盛大にファイルをぶちまける)して全室占有
そして、第三の方式である「Save to Directory」では、つましくも全室利用可能..って、何だかなあ!
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タロ兵衛
記事: 875
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Re: Frugal インストールの日本語訳

投稿記事 by タロ兵衛 »

「翻訳しない」と言う選択肢は如何でしょう?
バリーさんの粋な?ネーミングなので、ここはカタカナ化して
「フルーガル・インストール」と日本語版で呼んでは。
「簡単だけど本格的」」とか「シンプルで母艦を汚さない」とか
キャッチコピー的なうたい文句でpuppy linuxの良いところをアピールする。
如何でしょう?
neo実験君こと次期メインマシン
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486HA
記事: 1142
登録日時: 11/03/06(日) 14:31

Re: Frugal インストールの日本語訳

投稿記事 by 486HA »

タロ兵衛 さんが書きました:「翻訳しない」と言う選択肢は如何でしょう?
バリーさんの粋な?ネーミングなので、ここはカタカナ化して
「フルーガル・インストール」と日本語版で呼んでは。

それは、単にカタカナ表記するだけですから、それなら却って原文のままでも宜しいのでは!
それぞれの技術的な意味を理解しているユーザーにとって、ある場合は英語のままでも通じますが、
簡単な英語表記であっても独特の用法では、一般的なユーザーには理解し難いかもしれません。
それを誰にも分り易くするためにシノバーさんが提案されているものと理解しています。
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ミトじい
記事: 162
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Re: Frugal インストールの日本語訳

投稿記事 by ミトじい »

486HAさんの「つましい」って表現、個人的にはなかなか文学的で好きなんですが、どうも私は、
<針仕事をしながら母親が子供たちに「おまえ達にも苦労掛けるねぇー」と声を掛けるシーン>
をイメージしてしまって・・・(^_^;)

Full : 旧来(従来、通常、一般)展開インストール
Frugal : 合一(集約)ファイルインストール
Sav to Diretory : 統括(集約)展開インストール

今勝手に考えているのはこんなところですが(括弧内は代替単語候補として)、なんかいまいちかなぁと。
FrugalとS2D(Sav to Diretoryの勝手な略語)の新しさと利便性を簡潔に表現できそうもないので、Fullを「旧来」というちょっとマイナスイメージな言葉でという姑息な手段ですが(^_^;)。ネットなんかの評判で「puppyの和訳は他のディストリに比べユーザにやさしい口調で癒される」とか散見するので、なんとかしたいなぁと思うんですけど。
タロ兵衛 さんが書きました:キャッチコピー的なうたい文句でpuppy linuxの良いところをアピールする。
これは私も賛成です。Gnuの「Gnu is Not Unix!」に倣って、こんなのはどうでせう。

 「Puppy is Useful and Pleasant Puppy for You!」 < 「Puppyは便利で快適な、あなたのための子犬です!」

横道の上にいまいちでしたか・・・ :oops:
最後に編集したユーザー ミトじい [ 14/07/03(木) 09:37 ], 累計 1 回
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シノバー
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フォルダへのインストール

投稿記事 by シノバー »

他のOSでは1つのパーティションに1つのOSを入れるのが普通です。
パピー標準のFrugalインストールでは、パーティションにインストールするのではなく1つのフォルダ内にインストールされます。

パピーをインストールするために新たなパーティションを作る必要はなく、
また1つのパーティションに複数のパピーを別々のフォルダにインストールすることができます。
1つのパーティション内に複数のフォルダを作ることができるのだから、当然ですよね。

と、言いたいところですが、Barryさんによるユニバーサル・インストーラは、内蔵HDDへFrugalインストールではフォルダを作るのに、USBにはフォルダを作らず、TOP階層にインストールします。これだと「共存」ができないので、Frugalと呼んでいいのかどうか…。

もっと私には気に入らない、危険だと思うことは、ユニバーサル・インストーラには、パーティション内をすっかり綺麗に削除してからインストールする選択肢が(Frugal/FULLの両方に)あります。少なくともFrugalインストールとは相容れないと、私は思うのだが。

日本語版にだけあって、推奨のFrugalインストーラには、パーティションをクリアする機能はありません。
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シノバー
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アンケート

投稿記事 by シノバー »

本家フォーラムで 01micko さんが、パピーのインストール法についてのアンケートを採っています。
http://www.murga-linux.com/puppy/viewtopic.php?t=94576

Frugal インストールが大半ですが、FULLインストールされている方もおられます。
フルインストールする理由に「RAMが少ないから」というのは分かりますが、
やはり「Frugalで試して、良かったらフルインストールする」とか
「貧者のためのFrugal」なんて言葉も。
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サボり魔
記事: 294
登録日時: 07/12/06(木) 12:28
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Re: Frugal インストールの日本語訳

投稿記事 by サボり魔 »

個人的には USB-frugal 一択ですね。PC が古すぎて動かなければ諦めています。
SSD or HDDレスでセーブファイルを使い捨てにする覚悟をした時の地雷源突破力は、他のOSではまずかなわないと思いますよ。

あと、複数の PC で使いまわせるし。

日本語訳は
frugal … 「Puppy 標準インストール(フォーラムでの質問に返答がつきやすい)」
full … 「フルインストール(Puppy の利点の多くが失われます)」
…のように注釈付きにしておくのが良いのでは?

実際、フォーラムに質問が来たときに「フルインストールです」ってことで「全部入れ直すしかないね…」ってこともありましたっけ。
サボり魔
Precise-550JP & Precise-571JP & Tahr-Puppy
frugal install (USB)
8GB ASUS H97I-PLUS Core-i5 4690S
8GB ASRock Z68M-ITX/HT Core-i7 2600k with Win7
16GB ASROCK H170M-ITX/ac Core-i5 6600
486HA
記事: 1142
登録日時: 11/03/06(日) 14:31

Re: Frugal インストールの日本語訳

投稿記事 by 486HA »

Frugal インストールの日本語訳という表題に限定しなければ、
現在のPuppy Linuxは、次の3つのインストール方式に分けることができます。
1、これまでのPuppy Linux、Frugal インストール or Full インストール
2、Quirky 6.1.4 及び Quirky Tahr 6.0.5、Full インストールのみ
3、最近の Slacko 5.9.3 など、Frugal or Full or Save to Directory

更に分類すると、
及びは、複数のpupsaveまたはSave Directoryの使い分けができること、
だけは、作成した複数のバックアップ履歴による復元機能を持っていることです。
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Re:アンケート

投稿記事 by ミトじい »

シノバー さんが書きました:「貧者のためのFrugal」なんて言葉も。
そこまで言い切るお人がいましたか、さすがに英語圏文化(^_^;)。いや私も実は「puppyでFullはFoolな選択」とか思ってましたから人の事は言えない。(←って言うとるがな!) :mrgreen:

個人的には今のところHDD-Frugal推しです。FbBoxやMoeppy、X23、・・・等多数の拡張派生環境を試す度にパーティション切り直すなんてことはとてもとても(^_^;)。EXT4パーテション1個用意しておけば、容量の許す限り何匹でも子犬が飼えるし、バックアップ/リストア/システムのコピーもファイラー操作ですむ。もう手放せませんね。

S2D(Sav to Diretoryの勝手な略語)はまだ試せてませんが本フォーラムの各トピックを拝見する限りでは、非常に興味深い。要するに個人保存ファイル.4fsを1ディレクトリに展開格納しておく機能、という理解であってますかねぇ? :oops:
このS2D将来的にPreciseに取り込まれる事はあるんでしょうか。個人的には是非実現してもらいたいと思ってます(また甘えるなと叱られそうですが(^_^;)。「有名なUbuntuとバイナリ互換でパッケージ入れ放題(ちょっと語弊がありますが)」という点にひかれてPreciseを使い始めた私の様なpuppy初心者もいると思うんですが。
ただそうなると「Puppy標準インストール」としてどれを推すべきか、今のSlackoがまさにその状況のようで、メニューではS2D推しみたいですが・・・。「そうだ :idea: S2DをSTDと表記したら、Standardの略ともとれるなぁ」

いや何か日本語訳の話から少しはずれてて、すみませんでした。
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シノバー
記事: 3139
登録日時: 09/03/21(土) 00:05
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S2D

投稿記事 by シノバー »

ミトじい さんが書きました:S2D(Sav to Diretoryの勝手な略語)はまだ試せてませんが本フォーラムの各トピックを拝見する限りでは、非常に興味深い。要するに個人保存ファイル.4fsを1ディレクトリに展開格納しておく機能、という理解であってますかねぇ? :oops:
「ハイブリッドパピーってなんだこりゃ」
極楽はぜ さんが解説記事を書かれています。
http://ameblo.jp/gokurakuhaze/entry-11858166914.html

S2Dについては、いまバグ出しをやっています。余力ある方は、ぜひ使い込んでのチェックをお願いします。
開発段階で不具合を見つけ出し、報告ことが、開発への参加になります。どうぞよろしく。
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シノバー
記事: 3139
登録日時: 09/03/21(土) 00:05
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dotpup

投稿記事 by シノバー »

Slacko-6.0 beta 開発過程で、dotpup(デスクトップ上の「インストール」アイコンをクリックすると出てくるもの)に日本語版のスタイルが取り込まれました。
viewtopic.php?f=27&t=2686&p=20056#p20056

別途 frugalinstaller をインストールすることで、次のようなダイアログになります。
Fruralインストールは RECOMMENDED install style of Puppy と表記されます。
添付ファイルを見るにはパーミッションが必要です
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angkor_h
記事: 135
登録日時: 08/11/30(日) 23:50
お住まい: 関東

Re: Frugal インストールの日本語訳

投稿記事 by angkor_h »

横から失礼します。
puppyに出会った当初から、このFrugalインストールの意味するところがわからず、windowsでいうインストールとの関係(違いや価値)も不明でした。
これが明確に意識できたのは最近で、シノバーさん「パピー用語集」のおかげです。

Linuxの利用当初はLiveCDで、その後USBメモリーにその中身を手動でコピーして起動システムを構築して、と利用しています(設定保存は重要なので)。
この手動コピーが容易にできないLiveCD_Linuxでは内臓やフリーのインストーラーでUSBメモリーにインストールしていました。
経験している前者はpuppyとknoppix、後者はubuntuとfedoraです(名称同系列を含む)。
どちらの方法にしてもインストール後の中身はCDの中身(全部又は一部)が展開されずにそのまま使われています。
現在、小生ののUSBメモリーでは、(複数あるパーティションの中の)一つのパーティションに専用フォルダー(boot、puppy、knoppix)が共存しています(ubuntuとfedoraは止めた)。

つまり「LiveCD+設定保存」をUSBメモリーなりHDDなりで実現する手段が「Frugalインストール」と見ているのですが、「Frugalインストールはパピー固有のインストール法」といわれる所以はなんなのでしょうか?

小生はLiveCD(あるいは*.iso展開後)からコピーしている関係から、勝手に「Liveインストール」「(USBメモリーから)Live起動」と呼んでいました。
−−−−FMVRE70;pup431〜lupu520でEth0認識せず、lupu528upでやっと認識した//B915
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