Wary-5.2の日本語化

リリースされた日本語版に関するもの

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シノバー
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登録日時: 09/03/21(土) 00:05
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Wary-5.2の日本語化

投稿記事 by シノバー »

本家からWary Puppy 5.2(英語版)がリリースされました。Barryさん作では最新になります。
http://bkhome.org/blog/?viewDetailed=02543
日本語サポートパッケージを適用することで日本語化できます。
viewtopic.php?f=25&t=1937
パッケージの適用には sfs_load をインストールください。
viewtopic.php?t=1975
sfs_load-1.2 は Racyで動きません。sfs_load-1.3 をお使いください。

日本語化手順
  1. 必要なファイル
  2. 準備
    • インストール先としてハードディスク上あるいはUSBメモリ上にたとえば wary などの名前でパーティションのトップ階層にフォルダを作っておく。
    • wary-5.2.isoはCDに焼くか、展開して中身の3つのファイル vmlinuz, initrd.gz, puppy_wary_5.2.sfs をさきのフォルダ /wary に入れておく。
    • lang_pack_ja-1.4.sfssfs_load-1.3.pet も同じフォルダ /wary か、同じパーティションのトップ階層に置いておく。
    • Grub4Dosなどの起動手段を用意する。CDから起動できるならそれも可。
  3. 起動と日本語化
    1. 起動時にキーボードや言語、タイムゾーンを尋ねられるが、これらはデフォルトのまま Enterキーを押してよい。Xの設定だけちゃんとやる。
    2. デスクトップが立ち上がったら、まっさきに sfs_load-1.3.pet をマウスで左クリックし、インストール。
    3. lang_pack_ja-1.4.sfs をこんどはクリックで sfs_load を選び、ロードする。
    4. Countrywizard.qs を起動し、言語、タイムゾーン、キーボードを設定し、Xを再起動すると、メニュー、デスクトップが日本語化される
  4. セッションの保存
    1. メインメニューからシャットダウン>「コンピュータの電源を切る」か「コンピュータを再起動」を選ぶとセッションの保存を設定するダイアログが出てくる。
    2. fido か administrator か聞かれたら、迷わず「administrator(特権ユーザー)」を選ぶ。
    3. 「保存先パーティション」はさきのインストール先に予定したパーティションを選ぶ。(この前にファイルに保存するかパーティション全体に保存するか聞かれる場合があります。それには「ファイルに保存」save to a file としてください。)
    4. 「最終確認」で保存先フォルダが「/」になっていいたら、さきのインストール先に予定したフォルダ /wary に変更する。

その他
  • ブラウザ(Seamonkey)はこれでは日本語化されません。ブラウザを立ち上げ、設定(Edit>Preferences)で Language に日本語を追加(Add>Japanese)、最上位に上げてください。メニューなど英語のままですが、これでいちおう使えます。
  • PETなどをインストール/アンインストールするとメインメニューが英語に変わります。Desktop>Refresh Desktop を実行すると日本語に戻せます。
  • Xorgwizardを実行すると日本語キーの場合、大括弧「]」が「\」になってしまうことがあります。端末から「keymap-set --load」と入力するか、コンピュータを再起動すると直ります。
  • 日本語フォントが太字で表示されません。/etc/fonts/font.conf を差し替えると太字表示できるようになります。
    viewtopic.php?f=17&t=2082
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