precise puppy 5.7.1 の現状
Posted: 23/04/02(日) 12:56
まず、前提として、ベースが 2012年リリースの ubuntu precise なので、概ね 2012年以降に発売されたパソコンでは正常に動かない恐れがあります。(新しいハードウエアのドライバを持っていないため)
改めて precise 5.7.1 をセットアップしてみました。
ブラウザは opera 12 では使いものにならないので、追加する必要がありますが、gtk-2 ベースの pale moon 28 を入れてみると YouTube の読み込みに大変時間がかかります。スクリプトの処理に時間がかかっているようです。pale moon 32bit 用はもう開発されていないので、これ以上のバージョンアップは無理です。
次に、Firefox ですが、予め gtk-3 を追加インストールしておく必要があります。しかし、パッケージマネージャから入れようとしても、precise のレポジトリが利用できない (元の場所にない) ので個別にインターネット検索して入れました。
追記
以下の場所にあります。
https://archive.org/download/Puppy_Linu ... owser_Repo
追記終り
libgtk-3-0_3.4.2-0ubuntu0.9_i386.deb
libgtk-3-common_3.4.2-0ubuntu0.9_all.deb
バージョン 60esr が唯一の選択肢であると思われます。68esr はライブラリ不足で動きません。YouTube はというと、やはりスクリプトの処理に時間がかかっているようですが、読み込みが完了すれば再生は可能です。
音声を再生するには apulse を入れておく必要があります。
about:config で media.libavcodec.allow-obsolete を true に変更しておきます。
日本語入力は一応できますが、変換候補が入力位置から離れたところに表示されます。これは xim での動作です。
im-scim.so (gtk-3 用) と scim-im-agent を lang_pack_ja-2.1.sfs などからコピーしてきて入れてやると正常な動作となります。(X の再起動が必要)
追記
/usr/lib/gtk-3.0/3.0.0/immodules.cache の更新 (もしくは、手作業で書き換え) が必要です。
追記終り
precise 5.7.1 は gtk-3 環境を前提にしていないので、ファイルを追加する必要があります。
Firefox 60esr は結構使えますが、普段利用している掲示板の画像が表示されないので、調べてみると webp 形式が使われていました。60esr は webp をサポートしていないのでどうしようもありません。前述の理由で、バージョンアップはできません。自動アップデートされると起動できなくなる恐れがあります。
-----
最近のブラウザが利用できないのは致命的です。それと、web 閲覧時のパフォーマンスの悪さが目立ちます。昔はもっとサクサク動いたのですが...
古いシステムではインターネット環境の進化に対応できなくなったということでしょう。
当フォーラムに限らないのですが、たまに puppy 4系や 5系をインストールしたい (あるいは、した) という記事を目にします。現在では利用は難しいということを知ってほしいと思って投稿しました。
改めて precise 5.7.1 をセットアップしてみました。
ブラウザは opera 12 では使いものにならないので、追加する必要がありますが、gtk-2 ベースの pale moon 28 を入れてみると YouTube の読み込みに大変時間がかかります。スクリプトの処理に時間がかかっているようです。pale moon 32bit 用はもう開発されていないので、これ以上のバージョンアップは無理です。
次に、Firefox ですが、予め gtk-3 を追加インストールしておく必要があります。しかし、パッケージマネージャから入れようとしても、precise のレポジトリが利用できない (元の場所にない) ので個別にインターネット検索して入れました。
追記
以下の場所にあります。
https://archive.org/download/Puppy_Linu ... owser_Repo
追記終り
libgtk-3-0_3.4.2-0ubuntu0.9_i386.deb
libgtk-3-common_3.4.2-0ubuntu0.9_all.deb
バージョン 60esr が唯一の選択肢であると思われます。68esr はライブラリ不足で動きません。YouTube はというと、やはりスクリプトの処理に時間がかかっているようですが、読み込みが完了すれば再生は可能です。
音声を再生するには apulse を入れておく必要があります。
about:config で media.libavcodec.allow-obsolete を true に変更しておきます。
日本語入力は一応できますが、変換候補が入力位置から離れたところに表示されます。これは xim での動作です。
im-scim.so (gtk-3 用) と scim-im-agent を lang_pack_ja-2.1.sfs などからコピーしてきて入れてやると正常な動作となります。(X の再起動が必要)
追記
/usr/lib/gtk-3.0/3.0.0/immodules.cache の更新 (もしくは、手作業で書き換え) が必要です。
追記終り
precise 5.7.1 は gtk-3 環境を前提にしていないので、ファイルを追加する必要があります。
Firefox 60esr は結構使えますが、普段利用している掲示板の画像が表示されないので、調べてみると webp 形式が使われていました。60esr は webp をサポートしていないのでどうしようもありません。前述の理由で、バージョンアップはできません。自動アップデートされると起動できなくなる恐れがあります。
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最近のブラウザが利用できないのは致命的です。それと、web 閲覧時のパフォーマンスの悪さが目立ちます。昔はもっとサクサク動いたのですが...
古いシステムではインターネット環境の進化に対応できなくなったということでしょう。
当フォーラムに限らないのですが、たまに puppy 4系や 5系をインストールしたい (あるいは、した) という記事を目にします。現在では利用は難しいということを知ってほしいと思って投稿しました。