Kernel Mode Setting

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ルビー
記事: 1240
登録日時: 14/11/24(月) 12:12

Kernel Mode Setting

投稿記事 by ルビー »

引っ越してきました。
thinkpadnerd さんが書きました:無線 LAN の設定は話題になることが多いですが、グラフィック性能はあまり話題になりません。X が起動すればよし、とする人が多いのじゃないかと思います。
私もその口だと思います。
グラフィックの設定は、ややこしい事が多い割に、効果が感覚的で分かりづらいからじゃないですかね。
無線LANは、成功、失敗がはっきり分かりますし。

古いグラフィックの規格の情報も、ググっても英語サイトばかりです。
PC自作派はとっくに新しい規格に移行してるだろうし、好き好んで古いPC使う人だけに関わる知識なのかもしれません。

R40で KMS 無効にして、/etc/X11/xorg.conf の Section "Device" に、
Option "GARTSize" "64"
追記して、Xサーバ再起動したら、X起動しなくなって焦っちゃった(^^;。

xorg.conf 書き換えてるので、PC再起動しても無駄だし、何とかコマンドライン操作でバックアップのファイルから復旧しました。
DOS窓は扱い慣れてるけど、端末のコマンドはあまり知らないので、リネームは mv でいいんだっけと言う具合で一苦労でした。
何気に試したので、心の準備もなかったし。

自力で復旧できない初心者に、設定ファイルの書き換えを勧めるのは、ちょっと危険かなと思いました。

GARTSize の数値を変えて試したら 32 で、X起動に成功しましたが、他の数値では失敗。
最後には何故か、成功した 32 でも起動しなくなりました。
実験の効果は、YouTubeの動画が少し滑らかになった感じがしましたが、大きな変化はありませんでした。
そもそもRAMが250MBだし、これ以上の改善はあまり望めないのかも。
thinkpadnerd さんが書きました:GPU drawing で計測しました。
T42は上位機種だけあって、R40の2倍の差がありますね。

glxgears と言う3Dレンダリングのデモツールを見つけました。
大きな歯車が回転して、簡易ベンチマークにもなるみたいですが、他のPCと見比べないと
速いのか遅いのか分からないです。

571JP以降のパピーには入ってましたが、R40の571JPでは、
couldn't get an RGB, Double-buffered visual
とエラーが出て動きませんでした。
Tahrpupではクルクル回ります。
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: Kernel Mode Setting

投稿記事 by thinkpadnerd »

”ルビーさんが書きました
> 自力で復旧できない初心者に、設定ファイルの書き換えを勧めるのは、ちょっと危険かなと思いました。

お勧めはできないですね。私は何度も痛い目にあいました。一つ言えることは、KMSがデフォルトになっているバージョンで nomodeset を試すよりも、カーネル2.6系のPuppy、つまり、4系やLupuを使うほうが面倒がない、ということです。Lupu なら、ブラウザを追加するだけで、かなり使えるものになります。
(追記) ※ Lupu のベースになった Ubuntu Lucid は既にサポートが終了していますが、Puppy 本家の人たちによってメインテナンスは続いています。セキュリティ関連のアップデートは自分で行わなければならないので、初心者にはお勧めできません。

GARTSize はメインメモリの一部をビデオチップが使用するもので、あまり大きな値を指定すると、システムやアプリに影響します。

tahrpup の優れているところは、デフォルトでハードウエアアクセラレーションが有効になることです。比較的新しいビデオチップ(PCI express 接続のもの?)はこの恩恵を受けられます。古いビデオチップでは、何の恩恵もないばかりか、KMSのおかげで、本来の性能を発揮することすらできません。KMSは、いわば、おまかせ設定なので、ユーザーは設定をいじることができませんが、新しいマシンでは問題なく動きます。

2000年代前半のマシンは扱いが難しいのですが、機械としては、まもなく寿命を迎えるでしょう。
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
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thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: Kernel Mode Setting

投稿記事 by thinkpadnerd »

"ルビーさんが書きました
> xorg.conf 書き換えてるので、PC再起動しても無駄だし、何とかコマンドライン操作でバックアップのファイルから復旧しました。

vi エディタで xorg.conf を書き換える、という方法もあります。windows と同居しているのなら、menu.lst のカーネルオプション nomodeset を削除して起動すれば KMS が効くので、ユーザー設定は読み飛ばされると思います。でも、windows が起動するのなら、save file をバックアップと差し替えることもできますね。Puppy を2匹以上飼うとか、レスキュー用に、Puppy をCDに焼いておく、というのもいいかもしれません。

KMS が有効な状態では、xorg.conf は必要ない、という記事もどこかで読みました。xorg.conf を削除して試したことはないのですが...

あと、プロプライエタリな(メーカー製の)ドライバを使う場合は、また別の話になります。KMS は、カーネルモジュールとして読み込まれるオープンなドライバの設定です。
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ルビー
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登録日時: 14/11/24(月) 12:12

Re: Kernel Mode Setting

投稿記事 by ルビー »

thinkpadnerd さんが書きました:vi エディタで xorg.conf を書き換える、という方法もあります。
vi は使った事がないです。
覚えたとしても、普段はスクリーンエディタ使うだろうし、もしもの時に使いこなせるか自信無しです。
ファイルの書き換えする時はバックアップを取るので、まあ問題無しでしたが、起動不能になるかもの時は復旧の用意をしてからやった方が良いですね。

431JP2012 → 550JP → 571JPと使ってきて、Lupu-528JPは使った事がないので、試しにEeePC 901Xで使ってみました。

とりあえずの感想は、571JPよりは軽い感じだけれど、431JP2012の様な劇的な軽さではないですね。
同梱のブラウザが追加SFSなので、外してpupsaveの空きを作りやすいのは良いと思う。

メニュー構成が他のパピーとだいぶ違うので、慣れるまで時間が掛かりそう。
画面キャプチャのPupSnapが、Screenyと比べて使いづらい。
何故か、タスクバーの音量アイコンが出たり消えたりするのが不便。

SeaMonkey 2.40でYouTubeを見てると、頻繁に落ちるのだけど何故だろう。
HTML5と相性が悪いのかな。

/etc/X11/xorg.conf の Section "Device" で、
Option "DRI"
Option "GARTSize" "64"
試してみましたが、YouTubeを見比べた限りでは、動画の再生に大きな変化は無かったです。
GARTSize は数値も変えてみました。
付けた方が良くなる様な気がしないでもないけど、まあその程度の変化でした。

軽さと新しいブラウザを両立できるのは、良さそうですね。
R40でも試してみます。
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: Kernel Mode Setting

投稿記事 by thinkpadnerd »

”ルビーさんが書きました
> メニュー構成が他のパピーとだいぶ違うので、慣れるまで時間が掛かりそう。

Lupu はバリーさんのプロデュースではないので、ちょっと毛色が違いますね。過去のバージョンなので、誰にでもお勧めできるものではないですが。

> /etc/X11/xorg.conf の Section "Device" で、
> Option "DRI"
> Option "GARTSize" "64"
> 試してみましたが、YouTubeを見比べた限りでは、動画の再生に大きな変化は無かったです。

EeePC 901X のグラフィックスは、intel のチップセット内蔵ではないでしょうか。ATI の Radeon シリーズとは設計が違うと思うので、チューンアップの方法も違うかもしれません。
(追記) チップセットは PCI express ではないでしょうか。そうならば、むしろ、571JP以降のバージョンを使うほうが得策です。

Lupu で GLX を有効にするには、quickpet で Xorg_High というパッケージを入れる必要があります。OpenGL の direct rendering が有効になっているかどうかは、glxgears コマンドの他、glxinfo コマンドで見ることができます。また、hardinfo の display 項目にも表示されます。
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ルビー
記事: 1240
登録日時: 14/11/24(月) 12:12

Re: Kernel Mode Setting

投稿記事 by ルビー »

thinkpadnerd さんが書きました:EeePC 901X のグラフィックスは、intel のチップセット内蔵ではないでしょうか。ATI の Radeon シリーズとは設計が違うと思うので、チューンアップの方法も違うかもしれません。
901Xの方は、528JPってどんな感じなのかで試したのと、チップセットは Intel(R) 945GME ですが、無理やり的にxorg.confもいじってみました。
グラフィック関係の設定は良く理解しないでいじると、モニター壊れるって聞いた事ありますが、まあ、たぶん大丈夫だろうと(^^;。

R40で528JPを試してみました。
いいかもしれない。

とりあえずインストールして、YouTubeの同じ動画をTahrpup シンプル版とで見比べてみたら、明らかに528JPの方が良いです。
ブラウザはどちらも、Pale Moon Ver.26.0.0。

TahrpupのPale Moonは、about:config をいじっていろいろ軽くしているのですが、素の状態のPale Moonでも、それより良い結果が出ました。

全体の動作も528JPの方が軽いです。
Tahrpupがメモリ256MBで、これだけ動いてる方が偉いのかもしれないけど、ブラウザ立ち上げながら、他のアプリ使うと差が出る感じ。

Option "AGPMode" "4"
Option "AGPSize" "16"
Option "DRI"
Option "GARTSize" "64"
こちらも、YouTubeの動画を見ながら試してみましたが、GARTSize 以外はあまり変化無し。
GARTSize も入れない方が良いみたいでした。
やっぱりメモリ256MBしかないので、逆効果になるみたい。
数値を変えて試しましたが、64 にしたらYouTubeが固まってしまった(^^;。
8 で良くなってる様な、変わらない様な、プラシーボと区別が付かない感じです。
thinkpadnerd さんが書きました:Lupu で GLX を有効にするには、quickpet で Xorg_High というパッケージを入れる必要があります。
528JPに glxgears、glxinfo は入っていませんでした。
Hardinfo → Display → Extensions は、DRI2 あり。GLX 無し。
OpenGL は、Direct Rendering → NO です。

3Dレンダリングの機能って、ゲームをやらない人にも有用なのですかね。
この先もゲームはやらないと思うのですけど。
多少でも動画にも効くのでしょうか。

Screenyを571JPから持ってきてみたけど、動かなかった。
残念。

@スマホ
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: Kernel Mode Setting

投稿記事 by thinkpadnerd »

”ルビーさんが書きました
> Option "AGPMode" "4"
> Option "AGPSize" "16"
> Option "DRI"
> Option "GARTSize" "64"

GARTSize 以外は指定しなくても、自動で認識されると思います。GARTSize を指定しない場合のデフォルトは 8MB です。私は 16, 32, 64, ... と増やしながら様子を見ます。flash player のコマ落ちや、CPU の使用率を見ます。CPUの使用率が下がれば、GPUが機能していると考えます。

メインメモリ256MBでは GARTSize を大きくとるのは難しいですね。

> 528JPに glxgears、glxinfo は入っていませんでした。

Xorg_High パッケージに含まれています。

> 3Dレンダリングの機能って、ゲームをやらない人にも有用なのですかね。

なくても、2D描画には影響しないと思います。しかし、私は「windows でできることは Linux でもできなければならない(その機能を使うかどうかは別にして)」という信念があるので、例えば、モデムがついていれば動作確認はします。変態ですね。 :)
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ルビー
記事: 1240
登録日時: 14/11/24(月) 12:12

Re: Kernel Mode Setting

投稿記事 by ルビー »

thinkpadnerd さんが書きました:tahrpup の優れているところは、デフォルトでハードウエアアクセラレーションが有効になることです。比較的新しいビデオチップ(PCI express 接続のもの?)はこの恩恵を受けられます。
このハードウエアアクセラレーションは、Hardinfo → Display → OpenGL の、Direct Rendering とは別物なのでしょうか。
R40のTahrpupでは、Direct Rendering → Yes となっています。

3Dグラフィックスアクセラレータ、GPU(グラフィックスプロセッサユニット)など、方言みたいに呼び方がいっぱいあって、ややこしいですね。
thinkpadnerd さんが書きました:Xorg_High パッケージに含まれています。
R40の528JPに Xorg_High 入れて、Tahrpupと528JPで glxgears の5秒間のフレーム数を比べてみたら、
Tahrpup 約300
528JP 約1000

ずいぶん違います。
歯車の回転も、528JPの方が速く見えます。
これが3Dレンダリング以外にも効き目があれば良いのですが、YouTube動画は変わり無しでした。

Xorg_High 入れると、下記のファイルのタイムスタンプが、2011/08/18 → 2010/04/24 と古くなってしまいますね。
/usr/lib/xorg/modules/extensions
libdri2.so
libdri.so
libglx.so

とりあえず、動作には問題無いみたいです。

@スマホ
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: Kernel Mode Setting

投稿記事 by thinkpadnerd »

"ルビーさんが書きました
> このハードウエアアクセラレーションは、Hardinfo → Display → OpenGL の、Direct Rendering とは別物なのでしょうか。

2Dアクセラレーションの一種として、XVideo (X video extension) というものがあって、適切なドライバがインストールされていれば(そして、適切に設定されていれば)、利用できます。
有効になっているかどうかは、xvinfo コマンドで確認できます。私は xvinfo-1.0.2.pet をインストールしています。
XVideo が有効になっていないと、動画再生時にCPUに負担がかかります。

さらに、比較的新しいビデオチップでは、hardware rendering や hardware decoding が利用できます。vdpauinfo コマンドで確認できます。vdpauinfo は、571JP や tahrpup のパッケージマネージャでインストールできます。

ThinkPad X121e の場合、tahrpup 6.0.5 ではソフトウエアの追加なしに、hardware rendering が有効になっています。さらに、tahrpup64 6.0.6 では hardware rendering と hardware decoding が有効になっています。(32bit でも有効かもしれませんが、確認していません)

tahrpup 64 6.0.6 シンプル
viewtopic.php?f=24&t=3237#p24206

radeon mobility 7500 のような古いビデオチップでは、tahrpup をインストールしても、"vdpau" は利用できません。(対象外です。)

グラフィック関連は大変複雑です。 :?

> Xorg_High 入れると、下記のファイルのタイムスタンプが、2011/08/18 → 2010/04/24 と古くなってしまいますね。

気がつきませんでした。昔の windows は「新しいファイルを保持しますか?」と確認が出たものですが、Linux は気がききませんね。逆に、新しいほうのファイルで支障がないか、実験するのも面倒です。
(最近は windows でも確認など出ません。)
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thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: Kernel Mode Setting

投稿記事 by thinkpadnerd »

"ルビーさんが書きました
> R40の528JPに Xorg_High 入れて、Tahrpupと528JPで glxgears の5秒間のフレーム数を比べてみたら、
> Tahrpup 約300
> 528JP 約1000

528JP は 16bitカラーになっていませんか。4系や Lupu は 16bitがデフォルトだったような気がします。16bit では XVideo (xv) も無効だったような...

もし 16bitカラーになっていたら、xorgwizard で再設定するか、xorg.conf の screen セクションに、24(bit) を指定したほうがいいです。
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ルビー
記事: 1240
登録日時: 14/11/24(月) 12:12

Re: Kernel Mode Setting

投稿記事 by ルビー »

thinkpadnerd さんが書きました:2Dアクセラレーションの一種として、XVideo (X video extension) というものがあって、適切なドライバがインストールされていれば(そして、適切に設定されていれば)、利用できます。
R40、Tahrpupのパッケージマネージャで探しましたが、xvinfo-1.0.2.pet は見つかりませんでした。
vdpauinfo_0.1-1 はインストールできたけど、端末でエラーになりました。

R40の431JP2012、528JP、571JP、Tahrpupで、Hardinfo → Display → Extensions を見ると XVideo があります。
ここに出ていれば有効だと思ってましたが、設定が必要なのでしょうか。
xdpyinfo コマンド、Xorg.0.log でも調べると、XVideo の記述があります。
thinkpadnerd さんが書きました:528JP は 16bitカラーになっていませんか。
528JPの色深度は 24 にしてあります。
一応、xorg.conf、Xorg.0.log で見ると、Depth 24 になってます。

でも、普段はR40では動画見たりしないので、軽さ重視なら色深度 16 の方が良いような気がしてきた。
R40で動画見るのは、今回の様に実験目的の時ばかりです(^^;。

@スマホ
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: Kernel Mode Setting

投稿記事 by thinkpadnerd »

"ルビーさんが書きました
> R40、Tahrpupのパッケージマネージャで探しましたが、xvinfo-1.0.2.pet は見つかりませんでした。
> vdpauinfo_0.1-1 はインストールできたけど、端末でエラーになりました。

xvinfo-1.0.2.pet は、ウェブ検索すれば見つかります。radeon mobility 7500 は古すぎて、vdpau は使えないので、エラーになると思います。

> xdpyinfo コマンド、Xorg.0.log でも調べると、XVideo の記述があります。

extension として読み込まれていることと、実際に機能しているかは別なので、xvinfo コマンドのほうが確実です。でも、24bit カラーなら有効になっていると思います。
XVideo (xv) が無効な状態では、CPUに負担がかかる、DVD の映像が荒くなるなどのデメリットがあります。

16bitカラーのほうがビデオメモリ消費も少ないので、描画速度で有利な面もありますが、動画を見るなら xv を有効にする(24bit にする)必要があります。
私のところでは、ディスプレイの小さい ThinkPad X121e よりもむしろ、T42がメインマシンなので、グラフィック性能のチューンアップは重要です。

結局のところ、KMS はこのような設定の煩雑さを改善することを狙ったのだろうと思います。その際に、あらゆるビデオチップにきちんと対応しようとするとデータ量が膨大になるので、古いビデオチップは X の起動に必要な最低限の機能だけサポートすることにしたのだろう、と推測します。
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ルビー
記事: 1240
登録日時: 14/11/24(月) 12:12

Re: Kernel Mode Setting

投稿記事 by ルビー »

thinkpadnerd さんが書きました:xvinfo-1.0.2.pet は、ウェブ検索すれば見つかります。
ググってもここがヒットする始末で、なかなか見つかりませんでしたが、野良pet?っぽいのはありました。
russian-puppy と、あまり見慣れない所です。

端末で xvinfo で、それっぽいリストがズラズラと出ましたが、内容はよく分かりません。
とりあえず、no adaptors present と出てないので、R40の528JP、Tahrpupで XVideo は有効でした。

色深度 16 でも試そうとしたら、528JPは 16 にすると画面が暗くなってしまいます。
pupsave消してやり直してみたら、自分で色深度変えなくても、初期設定で 24 になってました。
Tahpupの色深度 16 で試したみたら、xvinfo ではXVideo有効でした。

Tahpupでは、xvinfo-1.0.2.pet インストールしてもファイルパスを通してくれないみたいで、/usr/X11R7/bin/xvinfo と入力しないと起動しませんでした。

xvinfo が最初から入っていない、探さないと見つからないのは、最近ではあまり必要ないって事かな。
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: Kernel Mode Setting

投稿記事 by thinkpadnerd »

"ルビーさんが書きました
> russian-puppy と、あまり見慣れない所です。

puppyrus は文字通り、ロシアのパピーだと思います。ロシアというと、インターネットを通じて他国を攻撃しているという、悪いイメージがありますが、パピーの愛好者に悪い人はいないと信じたい...

xvinfo のソースは以下の場所にあります。
https://www.x.org/wiki/Releases/ModuleVersions/

> xvinfo が最初から入っていない、探さないと見つからないのは、最近ではあまり必要ないって事かな。

xv は、ThinkPad T42 (Radeon Mobility 7500), ThinkPad X121e (Radeon HD 6250) で有効なことを確認しています。
もっと新しいビデオチップではどうなのか、残念ながら、確認のしようがありませんが、KMS が適切に設定を構成するのかもしれません。

P.S.
radeon のドライバには、オープンなものと、プロプライエタリなものがありますが、将来的には、オープンなドライバに一本化されるようです。実際、tahrpup 6.0.6 に同梱のドライバは、メーカー製のドライバよりも安定しています。(radeon mobility 7500 は古すぎて、メーカーですらサポートしていません)
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
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記事: 1240
登録日時: 14/11/24(月) 12:12

Re: Kernel Mode Setting

投稿記事 by ルビー »

引き続き、R40で528JPを試用中です。
Pale Moonの about:config いじったり、他からNeonのアイコン持ってきたりして、更に少し軽くなりました。

Screenyが無いなどの細かい不満はあるけれど、軽くて良い感じなので、メインで使おうかと考えてたら、ちょっと壁が出てきちゃいました。

/root/.Xmodmap でキーカスタマイズしてるのですが、どうも動作が不安定です。
他のパピーでは問題無いので、528JPとの相性が悪いのか、ちょっと分かりません。
キーカスタマイズ無しでは、作業効率ががた落ちしちゃうので、このままでは乗り換え断念かも。

ビープ音がうるさいので消しだいのだけど、/root/.xset.sh で -b オプション付けても消えてくれません。
他のパピーは、これでビープ音は消えるのだけど謎だ。

528JPは他のパピーと挙動が違う所が結構あって、ちょっと独特な印象がありますね。

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