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ubuntu ベースの puppy について

Posted: 17/05/15(月) 23:34
by thinkpadnerd
以下は、puppy のベースになった ubuntu 長期サポートバージョンの名称です。

Lucid Lynx 頭脳明晰なヤマネコ
Precise Pangolin 正確なセンザンコウ(アリクイに似た動物)
Trusty Tahr 信頼できるタール(ヒマラヤタール・ヤギの仲間)
Xenial Xerus 接待のアラゲジリス(地栗鼠の仲間)

語頭の文字が同じです。頭韻と言いますが、英米人はこういうのが好きです。もちろん、英語には語尾の音をそろえる韻の踏み方もあります。
しかし、韻を踏むためにかなり無理をしているという気がします。 tahr や xerus は一般的な言葉ではありませんし、xenial は小さな辞書には掲載されていない、古語です。あと、xerus は日本語の「ジリス」と発音が似ていておもしろい。

Puppy に当てはめてみると、

Lucid Puppy 頭脳明晰な子犬
Precise Puppy 正確な子犬
Tahr Puppy タール子犬
Xenial Puppy 接待の子犬

Tahr Puppy は意味不明です。Trusty Puppy (信頼できる子犬) ではいけなかったのでしょうか。 :)


話は変わりますが、ubuntu lucid のレポジトリは既に利用できなくなっています。4月にサポートの終わった precise もいずれ同じ道をたどると思われます。ubuntu のレポジトリが利用できなくても、pet 形式のパッケージは puppy のリポジトリにあるので大丈夫です。ただ、セキュリティアップデートのような特殊なものは、もはや入手不可能です。(入手できたとしても、それ自体古いのですが...)
Puppy 4.1.2 や Lupu 5.2.8 は有志の人たちによってメインテナンスが続いています。古いPCのユーザーとして、ありがたく思っています。

Re: ubuntu ベースの puppy について

Posted: 17/05/16(火) 18:05
by ルビー
thinkpadnerd さんが書きました:Lucid Lynx 頭脳明晰なヤマネコ
Ubuntuに限らず、Linuxは動物キャラが多いですね。
OSのシンボルもペンギンで、Linux(UNIX)の参考書の表紙も動物だし。

パピー日本語版もバージョンごとに、和犬や日本産の動物の別名なんか付いてれば面白いかな。
エゾモモンガとか(^^;。

Re: ubuntu ベースの puppy について

Posted: 17/05/16(火) 19:53
by シノバー
本家で有名なのは sc0ttman さんの秋田犬、Akita Linuxがありましたね。他にも犬の名前はあったような。
私が初めてLinuxに手を染めた、日本産の Vine Linux は、開発コードにフランスワインの銘柄を使ってました。

Re: ubuntu ベースの puppy について

Posted: 17/05/17(水) 01:53
by ルビー
thinkpadnerd さんが書きました:あと、xerus は日本語の「ジリス」と発音が似ていておもしろい。
今日のBingの画像は「ジリス」です。
https://www.bing.com/

ジリスってこんなだったのか。
結構、可愛らしいですね。

Re: ubuntu ベースの puppy について

Posted: 17/05/17(水) 02:43
by ルビー
シノバー さんが書きました:私が初めてLinuxに手を染めた、日本産の Vine Linux は、開発コードにフランスワインの銘柄を使ってました。
ぶどう → ワインの発想だと思うけど、どうせなら日本酒の銘柄の方が海外の人には受けたかもしれませんね。
でも、Vine Linux使うのは日本人だけなのかな。

Re: ubuntu ベースの puppy について

Posted: 17/05/17(水) 23:13
by タロ兵衛
ルビー さんが書きました: ぶどう → ワインの発想だと思うけど、どうせなら日本酒の銘柄の方が海外の人には受けたかもしれませんね。
でも、Vine Linux使うのは日本人だけなのかな。
越乃寒梅Linux、八海山linux、上善如水linux・・・・・
kanbai linux,hakkaisan linux ,jouzen linux

好みはjouzen linuxかな・・・違うって?バキッ!!☆/(x_x)

Re: ubuntu ベースの puppy について

Posted: 17/05/17(水) 23:26
by タロ兵衛
シノバー さんが書きました:本家で有名なのは sc0ttman さんの秋田犬、Akita Linuxがありましたね。他にも犬の名前はあったような。
ShibaInu Mate(しばいぬマテ)がありましたね。(「柴犬、待て」ではないっす)
実際の犬のアキタも最近は「アメリカンアキタ」ってのがいるらしく、Akita Linuxもひょっとすると、作者さんも日本犬の認識はないのかもしれませんね

Re: ubuntu ベースの puppy について

Posted: 17/05/17(水) 23:29
by thinkpadnerd
ルビーさん、シノバーさん、コメントありがとうございます。昔のことをいろいろ思い出しました。

開発が終わってしまったようですが、momonga linux というのがありました。さらに、これの前身となるプロジェクトとして、kondara mnu linux がありました。私は2000年頃から linux を使い始めましたが、当時 red hat が日本語環境では使い辛くて、雑誌の付録にあった kondara をしばらく使っていました。コードネームは女性の名前でした。

その後、日本語対応が充実しているということで定評のある vine linux に乗り換えました。しかし、vine のサイズが大きくなって、インストールメディアが DVD になった頃、サイズの小さい puppy に出会って衝撃を受けました。
※ vine は DVD 用だけでなく、CD 用に端折った iso も提供しています。

”ルビーさんが書きました
> 今日のBingの画像は「ジリス」です。

これは、なんという偶然でしょう。
Xenialpup は、サイズがたいへん大きいです。子犬でもジリスでもない?

Re: ubuntu ベースの puppy について

Posted: 17/05/17(水) 23:46
by タロ兵衛
本線に戻って・・・
thinkpadnerd さんが書きました: Tahr Puppy は意味不明です。Trusty Puppy (信頼できる子犬) ではいけなかったのでしょうか。 :)
私も、そう思ってます。
「モップ犬」もいるからそっち系かなぁ~
thinkpadnerd さんが書きました:Puppy 4.1.2 や Lupu 5.2.8 は有志の人たちによってメインテナンスが続いています。古いPCのユーザーとして、ありがたく思っています。
本家では2.14も長く続いているみたいですね。
バージョンが古ければ、旧PC向け(軽い)とは言い切れませんが

Re: ubuntu ベースの puppy について

Posted: 17/05/18(木) 09:40
by thinkpadnerd
”タロ兵衛さんが書きました
> kanbai linux,hakkaisan linux ,jouzen linux

日本酒を愛好する人(たち)がディストリを起こしたとして、コードネームに kanbai, hakkaisan, jouzen を使うのは自然なことだと思います。

> バージョンが古ければ、旧PC向け(軽い)とは言い切れませんが

軽さよりも、ハードウエア(例えばビデオチップ)がサポートされているかどうかが大きいと思います。特に 2000年代前半のマシン。いつまで使うのかという話になりますが...

Re: ubuntu ベースの puppy について

Posted: 17/05/18(木) 13:20
by ルビー
タロ兵衛 さんが書きました:越乃寒梅Linux、八海山linux、上善如水linux・・・・・
kanbai linux,hakkaisan linux ,jouzen linux
文字にして見ると、なかなかいい感じですね。
語感も良いし、実際に在ってもおかしくないと思います。
タロ兵衛 さんが書きました:実際の犬のアキタも最近は「アメリカンアキタ」ってのがいるらしく、Akita Linuxもひょっとすると、作者さんも日本犬の認識はないのかもしれませんね
おー、初めて知りました。
ジャパニーズアキタとは区別されてるみたいなので、アメリカンアキタは洋犬扱いなのかな。
写真で見ると、秋田犬とはずいぶん印象が違いますね。

Re: ubuntu ベースの puppy について

Posted: 17/05/18(木) 23:05
by シノバー
sc0ttman さんの秋田犬、Akita Linux については、作者本人が東日本大震災に触れられて述べておられ、日本の東北地方に由来するものと認識されているようです。

Re: ubuntu ベースの puppy について

Posted: 17/05/19(金) 01:22
by ルビー
thinkpadnerd さんが書きました:私は2000年頃から linux を使い始めましたが、当時 red hat が日本語環境では使い辛くて、雑誌の付録にあった kondara をしばらく使っていました。
一昔前のLinuxの日本語環境は、お世辞にも良いとは言えなかったみたいですね。
今では他のOSに比べても、遜色ない程になりました。
これもあまり表には出てこないだろうけど、多くの人の地道な努力の賜物ですので、感謝して使わせてもらっています。
thinkpadnerd さんが書きました:Xenialpup は、サイズがたいへん大きいです。子犬でもジリスでもない?
571JPの3倍近くありますね。
ずんぐりむっくりのリスなのかな。
Ubuntu自体が大きく重くなっていく傾向があるみたいだし、64bitオンリーになるかもって情報もあったから、仕方ないのですかね。

長くパピーを使ってると、以前のパピーと比べて大きい小さいって思ってしまうけど、最近の性能のPCで、初めてパピーを使い始める人にとっては、それでも十分に小さいのでしょうね。

今ではすっかりパピーに慣れてしまって、使い始めた時の、小ささと軽さへの驚きと感動は薄れてしまってますが、こんな時に思い出します。

Re: ubuntu ベースの puppy について

Posted: 17/05/20(土) 22:40
by ルビー
試しに、Xenialpup 7.0.8.1をRAM256MBのThinkPad R40で動かしてみました。
日本語化無しの英語版です。
Tahrpupよりもサイズが大きくなった分、重たくなるのかと思ったら、結構スムーズに動きました。

全体の動作はTahrpupとあまり変わらず、軽快な感じです。
英語版の為もあるかもしれません。
同梱のPale Moon Ver.27.1.2は、重くて使えそうもないですが、これは仕方ないですね。

うれしい事に、Tahrpupで認識できなかった、ポメラDM10の内蔵スロットのSDカードがマウントできました。 :D

@スマホ

Re: ubuntu ベースの puppy について

Posted: 17/05/20(土) 23:52
by thinkpadnerd
”ルビーさんが書きました
> Tahrpupよりもサイズが大きくなった分、重たくなるのかと思ったら、結構スムーズに動きました。

メイン sfs がメモリにコピーされていない状態ですね。
私は理由あって、360MB もある puppy studio 3.1 を試しているのですが、これが結構軽快に動くのです。ThinkPad T42 (メモリ512MB)ですが、さすがにメイン sfs はメモリにコピーされません。

Puppy の仕組みは今だによく分かりません。メモリが少ない場合、ハードディスク上の sfs にアクセスしながら動いているのだろうと思われますが、それなら、メモリに sfs をコピーするのは何のためだろう、という疑問がわいてきます。
追記: USBメモリやメモリカードからの起動では意味があるのかもしれません。

> うれしい事に、Tahrpupで認識できなかった、ポメラDM10の内蔵スロットのSDカードがマウントできました。 :D

確か、571JP では認識されたのですね。precise, tahrpup, xenialpup はそれぞれカーネルが異なるので、tahrpup では一時的に、ドライバの退行現象が起きたのかもしれません。ひょっとすると、tahrpup 6.0.5 と 6.0.6 でも違いが生じているかもしれません。(私の経験ではビデオドライバに違いがありました)