図書館にて、8月8日発売の 日経Linux 2013 9月号 を拝見。
付録DVDに、Precise Puppy Linux 550JP (precise-550JP のこと)が収録され、
冒頭記事のLinuxレポートの二頁目に、precise-550JP の紹介がされていました。
・Ubuntu 12.04LTSベースの軽量ディストリビューション「Precise Puppy Linux」を日本語化したディストリ。
・日本語化パックや電源管理の「acpid-busybox」、テキストエディタ「nano」などを追加。
・軽量ワープロソフトの「Abiword」や軽量メディアプレイヤーの「pMusic」などのバージョンを安定して動作するバージョンに更新している。
・最初につまづきやすいネットワーク設定ツールが日本語化されているため、誰でも使える軽量Linux に仕上がっている。
これに続き、wattOS の新版「wattOS R7 Microwatt Edition」が紹介されてましたが、
最後に、「カーネルはPAE対応が必要に」との記載。例として、
2004年のLet'snote CF-R3 の Pentium M (Banias コア)は非対応。
2005年のLet'snote CF-R4 の Pentium M (Dothan コア)は対応だ。
と記載あり、参考になりました。
precise-550JPが日経Linuxで紹介されてました。
Re: precise-550JPが日経Linuxで紹介されてました。
このご投稿を見て、最近本屋に走りました。見つけたのは、日経Linux 2013.11号(10月8日発行)でちょっとずれていますが、
同じくprecise-550JPについて7頁を割いて記載しています。
注目したのは、p89_OS起動の高速化(TnyCoreLinux)において、
「終了の都度に圧縮保存、起動毎に復元。対象を「/opt/.filetool.lst」の記述で指定。これを外したら起動が速い!」
puppyでは当該Listが見つかりませんでした。同じようなものはないのでしょうか?
特に困っているということではなく、いろいろやってみたいという好奇心だけです。
なので、こちらに投稿しました。
当方の環境
precise571をUSBメモリーにインストールして起動;CD内ファイルをコピー。CD起動と同じで、設定をUSBメモリーに保存。
現在起動40秒(デスクトップ表示まで)。
firefoxディレクトリ(47MB)は/optにあるが、これをUSBメモリー直下に移動して/optを空にしても、起動時間変わらず。
同じくprecise-550JPについて7頁を割いて記載しています。
注目したのは、p89_OS起動の高速化(TnyCoreLinux)において、
「終了の都度に圧縮保存、起動毎に復元。対象を「/opt/.filetool.lst」の記述で指定。これを外したら起動が速い!」
puppyでは当該Listが見つかりませんでした。同じようなものはないのでしょうか?
特に困っているということではなく、いろいろやってみたいという好奇心だけです。
なので、こちらに投稿しました。
当方の環境
precise571をUSBメモリーにインストールして起動;CD内ファイルをコピー。CD起動と同じで、設定をUSBメモリーに保存。
現在起動40秒(デスクトップ表示まで)。
firefoxディレクトリ(47MB)は/optにあるが、これをUSBメモリー直下に移動して/optを空にしても、起動時間変わらず。
−−−−FMVRE70;pup431〜lupu520でEth0認識せず、lupu528upでやっと認識した//B915
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- 記事: 561
- 登録日時: 13/09/17(火) 10:01
Re: precise-550JPが日経Linuxで紹介されてました。
Tiny Core Linux も日本語解説サイトをつくってますので……
基本的に外部デバイス /mnt /dev 以外で作られたものは全体が保存されます。
Puppy Linux と Tiny Core Linux は Frugal 動作前提なのは一緒なのですが、
Puppy Linux は最初からインストールなしでもある程度使えるようにしてある一方、
Tiny Core Linux は最初インストール前提で利用者によってに全然違う中身になってくる部分で
仕組みの違う Linux になります。軽量だから同じものだと考えないよう注意が必要です。
Puppy Linux では .pet と .sfs と2種類があって、特に大きいパッケージは .sfs になり、
.pet でインストールしたパッケージはデータ等と一緒に個人保存ファイルに保存される仕組みですが、
Tiny Core Linux のパッケージ .tcz と .scm は、Puppy Linux でいう .sfs と同じように
パッケージを指定して読み込む前提になっている点でも違いがあります。
初期は OS 起動時のみだったのですが、
最初にアイコン・メニューから起動した際に読み込むよう設定する事も可能になりました。
パッケージを置くための専用ディレクトリが存在します。
まぁ、.sfs と同じパッケージの仕組み、と考えてもらえばイメージしやすいかな〜と。
そうそう、Tiny Core Linux の .tcz 形式は Puppy Linux の .sfs と同じ生成方法です。
だから Puppy の .sfs を .tcz にして Tiny Core で使うのはどうかな〜とかちょっと考えてました。
逆は Puppy 固有の情報ファイルが .tcz にないので、おそらく使えないと思いますが……
Puppy Linux は Tiny Core Linux のように保存されるフォルダ・ディレクトリを指定する事はないです。angkor_h さんが書きました:注目したのは、p89_OS起動の高速化(TnyCoreLinux)において、
「終了の都度に圧縮保存、起動毎に復元。対象を「/opt/.filetool.lst」の記述で指定。これを外したら起動が速い!」
puppyでは当該Listが見つかりませんでした。同じようなものはないのでしょうか?
基本的に外部デバイス /mnt /dev 以外で作られたものは全体が保存されます。
Puppy Linux と Tiny Core Linux は Frugal 動作前提なのは一緒なのですが、
Puppy Linux は最初からインストールなしでもある程度使えるようにしてある一方、
Tiny Core Linux は最初インストール前提で利用者によってに全然違う中身になってくる部分で
仕組みの違う Linux になります。軽量だから同じものだと考えないよう注意が必要です。
Puppy Linux では .pet と .sfs と2種類があって、特に大きいパッケージは .sfs になり、
.pet でインストールしたパッケージはデータ等と一緒に個人保存ファイルに保存される仕組みですが、
Tiny Core Linux のパッケージ .tcz と .scm は、Puppy Linux でいう .sfs と同じように
パッケージを指定して読み込む前提になっている点でも違いがあります。
初期は OS 起動時のみだったのですが、
最初にアイコン・メニューから起動した際に読み込むよう設定する事も可能になりました。
パッケージを置くための専用ディレクトリが存在します。
まぁ、.sfs と同じパッケージの仕組み、と考えてもらえばイメージしやすいかな〜と。
そうそう、Tiny Core Linux の .tcz 形式は Puppy Linux の .sfs と同じ生成方法です。
だから Puppy の .sfs を .tcz にして Tiny Core で使うのはどうかな〜とかちょっと考えてました。
逆は Puppy 固有の情報ファイルが .tcz にないので、おそらく使えないと思いますが……
ふうせん Fu-sen. ( old: 2 8 6 )
Re: precise-550JPが日経Linuxで紹介されてました。
ふうせん Fu-sen. さん
詳しいご説明ありがとうございます。
ファイルシステムを理解していないので、希望的観測からの質問でした。
以下、勝手な解釈から、
起動後の操作中、設定やファイル等の変更はどこかのデイレクトリーに保存され、
シャットダウン時に、変更されたデイレクトリー(或いは差分)が圧縮されて「saveファイル」として保存され、
起動時に「saveファイル」を解凍して展開している。
USBメモリーは容量がいっぱいあるので、無理して圧縮保存しなくても良い。
「圧縮」をデイレクトリー単位で指定しているところはどこかにあるのか?
という疑問でした。
ここで、「無理して圧縮保存しなくても良い」は、「 Frugalインストールの利点を放棄した中途半端な要求」となりますか?
別な言い方では、「ならばフルインストールせよ」となるのでしょうか?
####
ちなみに、小生はフルインストールしたことがありません。
Frugalインストールでは「バージョンアップはファイル3点の置き換えだけでできる」容易さが気に入っています。
余り使い込んではいないので、インストールアプリも少ないし。
詳しいご説明ありがとうございます。
ファイルシステムを理解していないので、希望的観測からの質問でした。
以下、勝手な解釈から、
起動後の操作中、設定やファイル等の変更はどこかのデイレクトリーに保存され、
シャットダウン時に、変更されたデイレクトリー(或いは差分)が圧縮されて「saveファイル」として保存され、
起動時に「saveファイル」を解凍して展開している。
USBメモリーは容量がいっぱいあるので、無理して圧縮保存しなくても良い。
「圧縮」をデイレクトリー単位で指定しているところはどこかにあるのか?
という疑問でした。
ここで、「無理して圧縮保存しなくても良い」は、「 Frugalインストールの利点を放棄した中途半端な要求」となりますか?
別な言い方では、「ならばフルインストールせよ」となるのでしょうか?
####
ちなみに、小生はフルインストールしたことがありません。
Frugalインストールでは「バージョンアップはファイル3点の置き換えだけでできる」容易さが気に入っています。
余り使い込んではいないので、インストールアプリも少ないし。
−−−−FMVRE70;pup431〜lupu520でEth0認識せず、lupu528upでやっと認識した//B915
Re: precise-550JPが日経Linuxで紹介されてました。
Precise 5.7.1 日本語版をUSBフラッシュ・メモリーにして使う場合は最新のインストール方法でこそangkor_h さんが書きました:precise571をUSBメモリーにインストールして起動;CD内ファイルをコピー。CD起動と同じで、設定をUSBメモリーに保存。
持ち味が発揮できます。
セットアップ -> BootFlash パピーをF2FS-USBにインストールからで作成できます。
USBフラッシュ・メモリーに特化したF2FSパーティションを利用することで従来の方式と比較して
高速化と安定化が図れます。
CORE-i7-6700HQ uEFI ram:8GB
Full: Quirky Beaver64-8.7.1(64)
save2dir: Artfulpup-17.11,Dpup-7.5,Xenialpup 7.0.8.1(32)
Slimjet 21.0.8.0(32/64)
Full: Quirky Beaver64-8.7.1(64)
save2dir: Artfulpup-17.11,Dpup-7.5,Xenialpup 7.0.8.1(32)
Slimjet 21.0.8.0(32/64)
frugal インストール
パピーを永くお使いならば、PET、SFS、pupsave などの言葉はご存じでしょう。angkor_h さんが書きました:以下、勝手な解釈から、
起動後の操作中、設定やファイル等の変更はどこかのデイレクトリーに保存され、
シャットダウン時に、変更されたデイレクトリー(或いは差分)が圧縮されて「saveファイル」として保存され、
起動時に「saveファイル」を解凍して展開している。
PETはアプリのインストールに使われるパッケージ。SFSと pupsaveはfrugal インストールされたパピーの通常動作時に使われます。
PET、SFSは圧縮されていますが、pupsaveは圧縮されていません。
PETの解凍はインストール時に一度だけ。その後は pupsave内に保存され、圧縮/解凍の機会はありません。
SFSの解凍は私もよく分かりませんが、動作時に解凍されて使われているのではないでしょうか。
SFSは読み込み専用なので、圧縮されるのはパピー本体あるいは追加SFSの作成者が一度行うだけで、動作時に行われることはありません。
pupsaveは、さきに述べたように圧縮も解凍もされません。
私はpupsaveのバックアップを保管するときに gzipコマンドで圧縮します。古いものを引っ張り出して使うときは1クリックで解凍できます。
The bar master, Shino's Bar
http://shinobar.net/
http://shinobar.net/
Re: precise-550JPが日経Linuxで紹介されてました。
シノバー さん
ご解説ありがとうございました。
大きな勘違いをしていました。tinycoreと同じに思っててしまいました。
ご解説ありがとうございました。
大きな勘違いをしていました。tinycoreと同じに思っててしまいました。
−−−−FMVRE70;pup431〜lupu520でEth0認識せず、lupu528upでやっと認識した//B915