RacyPuppy53のGPATEDはちょっと違う?

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angkor_h
記事: 135
登録日時: 08/11/30(日) 23:50
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RacyPuppy53のGPATEDはちょっと違う?

投稿記事 by angkor_h »

USBメモリーをパーティション分割して、その奥に「Windows修復ディスク」を忍ばせておくと役に立つことがあります(起動が楽)。
ntfsフォーマット、単なるファイルコピー、と言う程度で簡単に作成できます。

新たにUSBメモリーを購入したので、Windowsとのメモリー共有を兼ねたRacyPuppy53を含むマルチブートUSBメモリーを作成した次第。
ここで発生した問題は、RacyPuppy53のGPATEDでntfsフォーマットしたところに「Windows修復ディスク」を入れると、ntldr異常(まれにあるwindows起動不能)のメッセージが。
あきらめの心境でだいぶ日にちが経過した今日、以前に行った「lupu528のGPATEDでそのパーティションをntfsでフォーマット」し直したところに全く同じ「Windows修復ディスク」のファイルをコピーすると、今度は立ち上がりました。
さすがに「先の起動不能が再現するか」は試してはいませんが、何か違うのでしょうかね~。

#### なお、そのほかの「RacyPuppy53のGPATEDで作成したパーティション」は、先頭はwindowsでも読めるし、以外もlinux系が起動できて全く正常なのだが。
lupuはもう終わりらしいのでrasyにしようかと思ったけど、lupuは捨てられない?
−−−−FMVRE70;pup431〜lupu520でEth0認識せず、lupu528upでやっと認識した//B915
486HA
記事: 1142
登録日時: 11/03/06(日) 14:31

Re: RacyPuppy53のGPATEDはちょっと違う?

投稿記事 by 486HA »

この手の問題は、本来ならQ&Aあたりで扱うものだと思いますが、
Puppy LinuxにインストールされているGPartedは凡そ次のように同じバージョンのものではありません。
Racy Puppy 5.3 - GParted 0.7.0
Dpup Exprimo 5.X.3.6.2.1 - GParted 0.7.0
Lucid Puppy 5.28 JP - GParted 0.8.0
Puppy Precise 5.4 - GParted 0.11.0
Puppy Slacko 5.3.6.5 PAE - GParted 0.13.1
UFD(USBフラッシュ・メモリー)のパーティションを切り分けなくてもPuppy LinuxとWindowsPEの併存は可能ですが、
パーティションを切り分けるときはWindowsの認識できるフォーマットを先頭にすることは承知の事と思います。
 Grub4dosを利用するとFDイメージやCD/DVDイメージからも簡単に起動できることもご存じだと思います。
CORE-i7-6700HQ uEFI ram:8GB
Full: Quirky Beaver64-8.7.1(64)
save2dir: Artfulpup-17.11,Dpup-7.5,Xenialpup 7.0.8.1(32)
Slimjet 21.0.8.0(32/64)
angkor_h
記事: 135
登録日時: 08/11/30(日) 23:50
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Re: RacyPuppy53のGPATEDはちょっと違う?

投稿記事 by angkor_h »

486HAさん ご返信ありがとうございます。

> この手の問題は、本来ならQ&Aあたりで扱うものだと思いますが、
lupu528でとりあえずはできたので、あえてフォーラム上の方での質問とはしませんでした。

しかし、後発だからといって同梱アプリのバージョンが新しいとは限らないことは、想定外でした。
GPATEDのバージョンの差が出たのかは、いづれ確認して見ようと思います。

> Grub4dosを利用すると…
これは利用したことがないので全く知りません。syslinuxで使えているので。

なお、USBメモリーをパーティション分けしたときにWindowから見える部分は、最初に作成したパーティションでした。
例えば先頭からsdx1、sdx2と順に作成した後に、先頭に空きをつくってフォーマットすると、先頭からsdx3、sdx1、sdx2と並びますが、windowsから見えるのはsdx1(2番目だが最初に作成したところ)でした。
ご参考まで。
−−−−FMVRE70;pup431〜lupu520でEth0認識せず、lupu528upでやっと認識した//B915
486HA
記事: 1142
登録日時: 11/03/06(日) 14:31

Re: RacyPuppy53のGPATEDはちょっと違う?

投稿記事 by 486HA »

angkor_h さんが書きました: > Grub4dosを利用すると…
これは利用したことがないので全く知りません。syslinuxで使えているので。
Grub4dosでは起動メニューで選択できるようにmenu.lstに記述しますが、
以下は私が32GBのUFDで使用しているものの一部です。
-------------------------------------------
splashimage=/boot/grub/splash.xpm
default 0
timeout 16
title System Rescue (Windows PE 2.1)(sdb1:PBR)\nNorton Ghost 15 /Shadow Protect (Windows PE 2.1/3.0)
uuid C033-3AF9
find --set-root --ignore-floppies /bootmgr
chainloader /bootmgr

title
pause

# Frugal installed Puppy
title Precise Linux 5.4 (/precise)\n (2012-10-23) kernel 3.2.29 PAE
find --set-root --ignore-floppies /precise/initrd.gz
kernel /precise/vmlinuz pmedia=usbflash psubdir=precise pfix=fsck
initrd /precise/initrd.gz

title Puppy Slacko 5.3.65 PAE (/slacko)\n (2012-10-04) kernel 3.4.14 PAE
find --set-root --ignore-floppies /slacko/initrd.gz
kernel /slacko/vmlinuz pmedia=usbflash psubdir=slacko pfix=fsck
initrd /slacko/initrd.gz

title Dpup Squueze 5.X.3.6.2.1 (/dx5)\n (2012-10-15) kernel 3.6.2
uuid C033-3AF9
#find --set-root --ignore-floppies /dx5/initrd.gz
kernel /dx5/vmlinuz pmedia=usbflash psubdir=dx5 pfix=fsck
initrd /dx5/initrd.gz

途中省略

# WindowsPE 3.1ベースのMacrium ReflectのISOイメージから起動する。
title Macrium Reflect 5.0.4196 (ISO)\n Windows PE 3.1
find --set-root /sources/mref5.iso
map /sources/mref5.iso (0xff) || map --mem /sources/mref5.iso (0xff)
map --hook
chainloader (0xff)

# MBM non-DOS のFDイメージから起動する。
title Multiple Boot Manager\n Multiple Boot Manager 0.39
kernel /boot/syslinux/memdisk
initrd /sources/mbm039.img

#MBM MS-DOS 2.88MB FDイメージから起動する。
title Multiple Boot Manager / MS-DOS 7 (FD-Image)\n Multiple Boot Manager / MS-DOS 7 (FD-Image)
map --mem /sources/mbmdos.vfd (fd0)
map --hook
chainloader (fd0)+1
rootnoverify (fd0)

 以上のように、RAMが十分に(WindowsPE 2.1なら512MBでも可)搭載してあればISOイメージからでも起動できます。
なお、Grub4DOSは論理パーティション(FAT16/32/NTFS、Ext2/3/4)でも起動できます。
CORE-i7-6700HQ uEFI ram:8GB
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save2dir: Artfulpup-17.11,Dpup-7.5,Xenialpup 7.0.8.1(32)
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angkor_h
記事: 135
登録日時: 08/11/30(日) 23:50
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Re: RacyPuppy53のGPATEDはちょっと違う?

投稿記事 by angkor_h »

LINUX同梱のGPARTEDのバージョンは次のとおりでした。
 racy53/knoppix671 …070
 lusid5285 …080
勢いで、GPARTED-Live-CD-01401(Live-CD版での最新版)を同じusbメモリーにインストールしてしまいました。
しかし、130MBもある…コマンド操作の端末やブラウザなど最小限のUIが同梱されていて、LINUXの小型版みたい。
起動毎に言語とKBの設定が必要で、起動が遅い。設定の保存は無いみたい。
Puppyに基本機能だけインストール(或いは既存旧バージョンの更新)はできないのかしら?

####
syslinuxでも論理パーティション(sdx5以降)、*.isoファイル、同一パーティション内フォルダー毎からの起動が可能です。
(extシステムの場合はextlinux+extlinux.confだが、起動部分だけの話し)
USBメモリー起動が一般的な今、USBメモリーマルチブートは多くの方がやっておられると思います。
syslinuxしか使ったことが無い私には他の利点が見えないのでなんともいえませが、
Grub4dos/syslinux/その他はそれぞれどのような割合で普及しているのでしょうかね。
−−−−FMVRE70;pup431〜lupu520でEth0認識せず、lupu528upでやっと認識した//B915
angkor_h
記事: 135
登録日時: 08/11/30(日) 23:50
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Re: RacyPuppy53のGPATEDはちょっと違う?

投稿記事 by angkor_h »

486HA さん
> Puppy Precise 5.4 - GParted 0.11.0
とのことで、早速↑をUSBメモリーにインストールし、上記を確認しました。
おかげさまで、Racyはほんのちょっと触れただけで終わることに…pup431→lupu5xx(バージョン更新毎いくつか)→Racy53→今、という長旅…
GPratedのバージョン(ntfsフォーマット)と+アプリ起動の相性確認はすぐにはできませんが、とりあえずは落ち着きます。
ほか、こちらでご紹介ご提供いただいた日本語化や保存確認アプリ等には感謝しています。あとはFirefoxのインストール…
lupu、racy、Precise ともに、設定保存が自動でその終了がもどかしく、保存確認アプリは重宝です。
有難うございました。
−−−−FMVRE70;pup431〜lupu520でEth0認識せず、lupu528upでやっと認識した//B915
486HA
記事: 1142
登録日時: 11/03/06(日) 14:31

Re: RacyPuppy53のGPATEDはちょっと違う?

投稿記事 by 486HA »

angkor_h さんが書きました: syslinuxしか使ったことが無い私には他の利点が見えないのでなんともいえませが、
Grub4DOSはSyslinuxでは不可能なNTFSフォーマットのパーティションにもインストールできるし
NTLDRやbootmgrなどWindowsOSのブート・ローダーも簡単にチェイン・ロードできます。
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記事: 3139
登録日時: 09/03/21(土) 00:05
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Grub4dos/syslinux/その他

投稿記事 by シノバー »

angkor_h さんが書きました: syslinuxしか使ったことが無い私には他の利点が見えないのでなんともいえませが、
Grub4dos/syslinux/その他はそれぞれどのような割合で普及しているのでしょうかね。
すでに 486HAさんが答えられているとおりですが、補足します。

Grub4dos/syslinuxの対比の前に、grub(legacy)とsyslinuxを比較してみます。
grub(legacy)は Linux用のパーティション(ext2/ext3/ext4)にしかインストールできません。
Linuxを起動するのだから、そのことに不都合はなさそうですが、パピーの Furugalインストールは Linuxパーティションを必要としません。

パピーをUSBにインストールすることを考えてみます。USBは FATでフォーマットされるのが一般的で、Windowsとのデーター互換の上でもFATの上にFrugalインストールが良さそうです。grubのためだけにLinux用パーティションを用意するというのはムダです。

なので歴史的にパピーでは内蔵HDDへのインストールのときの起動は grubが前提とされ、USBへのインストールは syslinuxという使い分けがされてきたようです。

内蔵HDDもsyslinuxかextlinuxを使えば統一できそうですが、それには問題があります。syslinux/extlinuxは基本的に複数のドライブを扱うことができません。どのドライブから起動するかは BIOSの設定により、syslinux/extlinuxはそのドライブを越えて他のドライブ内のOSを起動することができません。grubはできます。

さて、Grub4Dosの登場で事情は大きく変わりました。Grub4Dosは Lnuxパーティションだけではなく FATや、NTFS上にもインストールすることができます。(syslinuxはntfsにはインストールできない。)
なので本当を言うと syslinux/extlinux/isolinux は必要なく、grub4dosに統一することが可能です。

USBインストールにgrub4dosを使うと、USBのフォーマットが FAT/NTFS/ext? のいずれであっても問題ありません。面白いところでは、USBから起動しながら内蔵HDDのOSを起動するという芸当もできます。内蔵HDDのMBRが壊れたときのレスキュー用として重宝します。
The bar master, Shino's Bar
http://shinobar.net/
angkor_h
記事: 135
登録日時: 08/11/30(日) 23:50
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Re: RacyPuppy53のGPATEDはちょっと違う?

投稿記事 by angkor_h »

シノバー さん、
ご説明いただきありがとうございます。おかげさまで外郭(特徴)は把握できました。

最後のところで気になったのですが、
> USBインストールにgrub4dosを使うと、USBのフォーマットが FAT/NTFS/ext? のいずれであっても問題ありません。
> 面白いところでは、USBから起動しながら内蔵HDDのOSを起動するという芸当もできます。
⇒この意味は? 通常は、USBメモリー起動でOS選択画面を表示して、選択されたOSが起動する、と解釈したいのですが。
この起動先は同じ/異なるUSBメモリーであったり、内臓HDであったり、適切なドライブとパーティション番号を(起動リストに)指定すれば、syslinuxからでもできていますが…なんだかsyslinux宣伝マンと誤解を受けてしまいそうです。

> 内蔵HDDのMBRが壊れたときのレスキュー用として重宝します。
前記のUSBメモリーの中にwin修復ソフトを入れてあって(ntfs)、内臓HDのMBR(PBRかもしれない)をわざと消して※、それを修復したり、起動linuxから内臓HDの全エリアが見えたり中のファイルを編集したり、と重宝しています。
これを超えるもの、ということでしょうか?

※某社pcはHD先頭にboot領域(100MB未満)を基本パーティションで配置していて、基本パーティション不足からこれを削除して起動修復を行ったらそれが成功した、というもの。
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