Puppy4004JPと本家4.1.1にてEmobileの携帯電話H11T(USB接続)の動作を確認しましたので報告します。
4004JPも4.1.1もBootManagerでcdc-acmをロードする設定にしておきます。
USBケーブルで接続すると4004JPでは/dev/input/ttyACM0、
4.1.1では/dev/ttyACM0として認識されます。
4004JPでは/dev/ttyACM0にシンボリックリンクを貼って、
/etc/wvdial.confを以下のように編集しました。
[Dialer Defaults]
Modem = /dev/ttyACM0
Baud = 460800
Init1 = ATZ
Init2 =
Carrier Check = no
Dial Command = ATX1DT
Phone = *99***1#
Username = em
Password = em
Auto Reconnect = yes
[Dialer isp2]
Phone =
Username =
Password =
Auto Reconnect =
後はPupDialでダイヤルするだけで簡単につながりました。
ポイントは初期化のコマンドをATZ一つにすることと、電話番号を*99***1#にすることでした。
H11Tはモデム使用時のATコマンドが公開されていません。
ためしでいろんなコマンドを打ってみたところ、
どこにも繋がらなくなり2回ほど携帯を初期化するハメになりました
ダイヤル番号も携帯の取説には"*99#"と記載されていますが、
この番号で繋がるのはドライバの入ったWindowsだけのようです。
接続にあたっては以下のスレッドを参考にさせていただきました。
ありがとうございます。
viewtopic.php?t=406
USB接続はうまくいったので次はBluetoothでの接続に挑戦しています。
英語版フォーラムの以下のスレッドを参考に
http://www.murga-linux.com/puppy/viewtopic.php?t=25009
BlueZとD-busのpetパッケージを導入し、
hcitool scanで携帯のアドレスが見えるところまでは行ったのですが
hcitool cc <BTアドレス>とするとコネクションが張れません
もう少し努力してみて進展があれば報告します。
Emobile H11T携帯とBluetooth
Emobile H11T携帯とBluetooth
最後に編集したユーザー phoo [ 08/11/08(土) 00:34 ], 累計 2 回
Racy 5.2.2
ACER AspireOneHappy2 Atom N570 1.6GHz 2GB/250GB
Phoo
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Bluetooth接続できました
Bluetoothでの接続に成功 しましたので追記
環境はPuppyLinux4.1.1英語版に暇人さんの日本語パッチを当てたものです。
4.0日本語版でもほぼ同様な手順で可能だと思います。
Bluetoothは秋葉原で購入した不明ブランドの安物(1000円未満)のUSBドングルで、
Puppyのインターフェィス情報では
Manufacturer=ISSC
Product=ISSCEDRBTA
VendorID=1131 ProductID=1004 KERNEL-MODULE=(none)
と表示されています。
※必要なもの
英語版フォーラムの以下のスレッドから5つのファイルをダウンロードして
インストールしRebootしておきます。
http://www.murga-linux.com/puppy/viewtopic.php?t=25009
BlueZ-firmware-1.2.pet
BlueZ-libs-3.24.pet
BlueZ-utils-3.24.pet
DBus-1.0.2.pet
DBus-GLib-0.74.pet
端末から
# rm -f /var/run/dbus/*
# dbus-uuidgen --ensure
# dbus-daemon --system
# modprobe bluetooth
# modprobe l2cap
# modprobe rfcomm
# modprobe hci-usb
と入力します。
(私にはdbus-uuidgen --ensureとdbus-daemon --systemの2行の意味は不明です)
ここでBluetoothが正常に起動しているかどうかを確認します。
# hcid -n
こんな感じの出力が出ます。
hcid[3005]: Bluetooth HCI daemon
hcid[3005]: Created local server at unix:abstract=/var/run/dbus-ほにゃらら,guid=ほにゃらら
んでもって
# hcitool scan
と打つと
Scaning...と表示され、しばらくすると
00:11:22:33:44:55 h11t
といった感じでBluetooth機器のMACアドレスとホスト名が表示されます。
BlueZのデフォルトのpin(パスキー)は"BlueZ"となっています。
携帯からは打ちにくいので10キーでも打ちやすいように
ここでは"1234"に変更します。
# passkey-agent --default 1234 &
ではいよいよ接続します。
# rfcomm connect /dev/rfcomm0 00:11:22:33:44:55 8
00:11:22:33:44:55はscanで確認した携帯のMACアドレス、
8はBluetoothのチャンネル番号です。
違う機種の携帯電話ではチャンネルが違う可能性もあります。
携帯側にBlueZ(0)からの接続要求が出ますので、
先ほど設定したパスキー(1234)を打ち接続を許可します。
30秒以内でないとタイムアウトしてしまいますので注意してください。
これで/dev/rfcomm0に接続されますので、
PupDialでデバイスを指定して接続できます。
Dialup接続を終了するとBluetooth接続も解除されますので、
再接続するときは
# rfcomm connect /dev/rfcomm0 00:11:22:33:44:55 8
を再度入力してからDialupします。
変更したパスキーは一時的なもので再起動するとまた"BlueZ"に戻ってしまうので
/etc/bluetooth/hcid.confをエディタで開いて
passkey "BlueZ";となっている部分を書き換えてしまうといいでしょう。
またPupDialはデフォルトのモデムデバイスを一つしか持たないため、
USB接続とBluetooth接続の切替えが面倒です。
PuppyはPPPoEのためでしょうか、PPPの実行ファイルも持っていますので、
ponやpoff、pppconfigを導入することでPPPでも接続可能です。
コマンドラインからの接続にはPPPの方が便利かもしれません。
PPPの使いかたの詳細はJakeさんのブログの以下のエントリーを参照しました。
http://jakepuppylinux.blog32.fc2.com/blog-entry-16.html
うまくいったら端末から入力した各コマンドをスクリプトに書けば、
GUIからクリック一発で接続可能になります。
スクリプトに書く際はhcid -nはオプションを取って単にhcidとします。
またhcidtool scanは不要です。
ただし速度は出ませんでした。
どこが悪いのかよく分かりませんが…
USB接続なら1Mbps程度出る回線環境で150Kbps程度しか出ませんでした。
WindowsであればBluetoothでも300Kbps程度は出ています。
またpetパッケージをダウンロードした英語版フォーラムには
Obexfs-0.8.pet
Obexftp-0.20.pet
Openobex-1.3-apps.pet
というパッケージもあり、
こちらはBluetooth経由でのファイルの送受信に使うらしいのですが、
私はまだ試していません。
私はLinuxも英語もあまり詳しくないですし、
Dialupができれば十分なので、当面は手を着ける予定がありません。
どなたか研究していただけるとありがたいです
環境はPuppyLinux4.1.1英語版に暇人さんの日本語パッチを当てたものです。
4.0日本語版でもほぼ同様な手順で可能だと思います。
Bluetoothは秋葉原で購入した不明ブランドの安物(1000円未満)のUSBドングルで、
Puppyのインターフェィス情報では
Manufacturer=ISSC
Product=ISSCEDRBTA
VendorID=1131 ProductID=1004 KERNEL-MODULE=(none)
と表示されています。
※必要なもの
英語版フォーラムの以下のスレッドから5つのファイルをダウンロードして
インストールしRebootしておきます。
http://www.murga-linux.com/puppy/viewtopic.php?t=25009
BlueZ-firmware-1.2.pet
BlueZ-libs-3.24.pet
BlueZ-utils-3.24.pet
DBus-1.0.2.pet
DBus-GLib-0.74.pet
端末から
# rm -f /var/run/dbus/*
# dbus-uuidgen --ensure
# dbus-daemon --system
# modprobe bluetooth
# modprobe l2cap
# modprobe rfcomm
# modprobe hci-usb
と入力します。
(私にはdbus-uuidgen --ensureとdbus-daemon --systemの2行の意味は不明です)
ここでBluetoothが正常に起動しているかどうかを確認します。
# hcid -n
こんな感じの出力が出ます。
hcid[3005]: Bluetooth HCI daemon
hcid[3005]: Created local server at unix:abstract=/var/run/dbus-ほにゃらら,guid=ほにゃらら
んでもって
# hcitool scan
と打つと
Scaning...と表示され、しばらくすると
00:11:22:33:44:55 h11t
といった感じでBluetooth機器のMACアドレスとホスト名が表示されます。
BlueZのデフォルトのpin(パスキー)は"BlueZ"となっています。
携帯からは打ちにくいので10キーでも打ちやすいように
ここでは"1234"に変更します。
# passkey-agent --default 1234 &
ではいよいよ接続します。
# rfcomm connect /dev/rfcomm0 00:11:22:33:44:55 8
00:11:22:33:44:55はscanで確認した携帯のMACアドレス、
8はBluetoothのチャンネル番号です。
違う機種の携帯電話ではチャンネルが違う可能性もあります。
携帯側にBlueZ(0)からの接続要求が出ますので、
先ほど設定したパスキー(1234)を打ち接続を許可します。
30秒以内でないとタイムアウトしてしまいますので注意してください。
これで/dev/rfcomm0に接続されますので、
PupDialでデバイスを指定して接続できます。
Dialup接続を終了するとBluetooth接続も解除されますので、
再接続するときは
# rfcomm connect /dev/rfcomm0 00:11:22:33:44:55 8
を再度入力してからDialupします。
変更したパスキーは一時的なもので再起動するとまた"BlueZ"に戻ってしまうので
/etc/bluetooth/hcid.confをエディタで開いて
passkey "BlueZ";となっている部分を書き換えてしまうといいでしょう。
またPupDialはデフォルトのモデムデバイスを一つしか持たないため、
USB接続とBluetooth接続の切替えが面倒です。
PuppyはPPPoEのためでしょうか、PPPの実行ファイルも持っていますので、
ponやpoff、pppconfigを導入することでPPPでも接続可能です。
コマンドラインからの接続にはPPPの方が便利かもしれません。
PPPの使いかたの詳細はJakeさんのブログの以下のエントリーを参照しました。
http://jakepuppylinux.blog32.fc2.com/blog-entry-16.html
うまくいったら端末から入力した各コマンドをスクリプトに書けば、
GUIからクリック一発で接続可能になります。
スクリプトに書く際はhcid -nはオプションを取って単にhcidとします。
またhcidtool scanは不要です。
ただし速度は出ませんでした。
どこが悪いのかよく分かりませんが…
USB接続なら1Mbps程度出る回線環境で150Kbps程度しか出ませんでした。
WindowsであればBluetoothでも300Kbps程度は出ています。
またpetパッケージをダウンロードした英語版フォーラムには
Obexfs-0.8.pet
Obexftp-0.20.pet
Openobex-1.3-apps.pet
というパッケージもあり、
こちらはBluetooth経由でのファイルの送受信に使うらしいのですが、
私はまだ試していません。
私はLinuxも英語もあまり詳しくないですし、
Dialupができれば十分なので、当面は手を着ける予定がありません。
どなたか研究していただけるとありがたいです
Racy 5.2.2
ACER AspireOneHappy2 Atom N570 1.6GHz 2GB/250GB
Phoo
ACER AspireOneHappy2 Atom N570 1.6GHz 2GB/250GB
Phoo
phooさん、こんにちは。
貴重なレポートをありがとうございます。
Puppy Linux 日本語版ページと英語版ページの動作実績に掲載しましたのでご確認下さい。
不都合があれば、ご連絡下さい。
日本語版動作実績ページ:
http://openlab.jp/puppylinux/dosa.html
英語版レポートページ:
http://openlab.jp/puppylinux/dosa-en.html
貴重なレポートをありがとうございます。
Puppy Linux 日本語版ページと英語版ページの動作実績に掲載しましたのでご確認下さい。
不都合があれば、ご連絡下さい。
日本語版動作実績ページ:
http://openlab.jp/puppylinux/dosa.html
英語版レポートページ:
http://openlab.jp/puppylinux/dosa-en.html
[Puppy4.1.2-retro-JP] EPSON Endeavor MT-3500
Celeron 533MHz 256MB
[Lupu-5.0.1 LiveCD + lang_support_ja-1.4.sfs] SOTEC Whitney System CR Board
Celeron 766MHz 512MB
Celeron 533MHz 256MB
[Lupu-5.0.1 LiveCD + lang_support_ja-1.4.sfs] SOTEC Whitney System CR Board
Celeron 766MHz 512MB