901-16Gは、16GB SSD搭載機種です。
現在のASUSの製造ラインから外れている旧機種です。
ASUS | Eee PC
ASUS Eee PC 901-16G 仕様
・16GB SSDの換装
4GB+8GB のSSDが搭載されているものとばかり思っていましたが、
実際は、16GB SSD 1個で、これにドライブ C:、ドライブ D: が設定されていました。
よって、この16GB SSDを外すと、WinXPが起動出来なくなります。
私は「BUFFALO Eee PC 901-X専用SSD SHD-EP9S16G 16GB SLC型」を購入して換装しました。
ハードウェアマニュアルのセットアップ【手順1】は実行する必要はありませんでした。
それよりも、このBUFFALO 16GB SSD用アダプタが欲しい。
最初はWinXPとのデュアルブートを目指していましたが、今はPuppyのみ起動出来ます。
・インストール方法
上記の方法で、SSDを換装した後、Puppy(4.1.2.1-JP、TOP4.21、4.3.1JP)をこのSSDにFrugalインストールしました。
・16GB SSD換装
元 16B SSD(ASUS 0722)
↓
換装 16GB SSD「BUFFAO SHD-EP9S16G」
※人体の静電気を除去する。バッテリー、AC電源アダプタのコネクタを外す。要「小プラスドライバー」
・PuppyをFrugalインストールしたUSB HDDを接続して4.3.1JPを起動し、
901-16G(/dev/sda2)にPuppyをFrugalインストールする。
・メニュー|システム|GParted パーティションの管理 でSSDのパーティション設定
# サイズ ファイルシステム ラベル フラグ 用途
- ------ ---------------- ------ ------ ----
#1 256MB ext3 Grub boot GRUB起動用(boot/grub/menu.lst→grub.conf)
#2 15.xGB ext3 Puppy - Puppy(4.1.2.1-JP、TOP4.21、4.3.1JP) Frugalインストール用
※ラベルは、GParted終了後、「# e2label /dev/sda1 Grub # e2label /dev/sda2 Puppy」にて設定。
16GB SSDはATA HDDと認識されているので要注意。
・Grubのインストール
Grub4Dosを利用すれば簡単に実行出来るのでしょうが、私は手動で実行しました。
起動したUSB HDDからGrubパーティションをマウントして、
16GB SSDのGrubパーティション /dev/sda1 をマウントして、ディレクトリごと全てコピーした後、
grub.confの編集)
/dev/sda1 を/mnt/sda1にマウントして
コード: 全て選択
# cd /mnt/sda1/grub
# ls
...
# geany grub.conf
(コメント行は除外)
----- 切取線 ここから -----------------------------
default=1
timeout=10
splashimage=(hd0,0)/grub/splash.xpm.gz
title Puppy 4.3.1JP k2.6.30.5 (431) #2
root (hd0,1)
kernel /431/vmlinuz pmedia=atahd psubdir=431
initrd /431/initrd.gz
title Koropup 4.3.1k k2.6.30.5 (431k) #2
root (hd0,1)
kernel /431k/vmlinuz pmedia=atahd psubdir=431k
initrd /431k/initrd.gz
title Windows Vista
rootnoverify (hd1,1)
chainloader +1
----- 切取線 ここまで -----------------------------
Grubのインストール)
コード: 全て選択
# grub
> device (hd0) /dev/sda
> root (hd0,0)
> setup (hd0)
...
> quit
リターン…[Enter]キーを押す事
BIOSの設定)
ロゴ画面「ASUS Eee PC」が表示されたら、すかさず[F2]キーを押して『AMI BIOS設定』に入って
[→]キーを3回押して〔Boot〕タブに合わせてリターン
Boot DevicePriority でリターン
1st Boot Device [HDD:SM-BUFFALO SHD]に設定してリターン
[Esc]キーを押して
[→]キーを押して〔Exit〕タブに合わせてリターン
[OK]でリターン
Puppyの起動)
(上記の設定以外、特に何もする必要は無し)
Grubメニュー画面が表示されたら起動するPuppyのバージョンに合わせてリターン。
7秒間、何もしなければデフォルト(4.3.1JP)が起動する。
動作報告:
メーカー名[ASUStek]
機種[Eee PC 901-16G]
CPU[1.60GHz]
RAM[1GB]
グラフィックカード[PC内蔵 Intel Mobile 945GME Express]
Xサーバの種類[Xorg]
お使いの解像度[1024x600x16]
有線LAN[PC内蔵 Attansic Atheros AR8121/AR8113/AR8114 PCI-E、自動認識、atl1e eth0]
無線LAN[PC内蔵 RaLink RT2860、自動認識、rt2860sta ra0]
サウンド[PC内蔵 Intel ALC269 Analog、自動認識、snd_hda_intel]
Webカメラ[Puppy 4.3.1JP Skype で動作テストOK]
お使いのパピーのバージョン[Puppy 4.3.1JP]
コメント[Puppy 4.3.1JPを起動して使ってみました。
ほとんどのPC内蔵デバイスは自動認識されて、有線LAN接続設定はデスクトップ「接続」をクリックして...
簡単に設定、接続出来ました。
scim開始キー:スペースキーの右隣の、[カタカナ ひらがな]キー
16GB SSDへのインストール方法などは別記。
※16GB SSDはATA HDDとして認識されているので要注意。
SSDの長所が顕著です。低発熱! アクセスが速い! 無音! 衝撃に強い! 省電力!→SSDだから凄い!!
他に、低価格(54,523円)、軽量約1kg、小型(横226x縦176x厚み)で極めて快適、お薦めの一品。
BUFFALO の16GB SSD(24,857円)込みでも80,000円以下。極めてコストパフォーマンスが高い ]
※ 901-X → 901-16G に修正しました。2010-04-22 10:47