メーカー名 [CompuLab]
機種 [ fit-PC2 ]
CPU [ Atom CPU Z530 1.6GHz ]
RAM [ 1 GB ]
Xサーバの種類 [ Vesa ] [ Puppy のバージョンにより Xorg ]
解像度 [ 1024x768x24 ] [ Puppy のバージョンにより 1280 x 720 ]
LAN [ Realtek RTL8111/8168B PCI ]
無線LAN [ RaLink RT3090 Wireless 802.11n 1T/1R PCIe ] (← 不動)
赤外線ポート [ Product : AVR309:USB to UART protocol converter (simple)、Manufacturer : Cesko ]
(Wary-5.3.92 で設定を行い、リモコンによるコマンドの実行を確認しました。恐らく動くとは思いますが、他の Puppy ではまだ試していません)
起動したパピーのバージョン:
- Puppy-431JP2012
- wary-511-01j-k2.6.32.28-small.iso
- Slacko-5.3.1-k2.6.37.6
- Slacko-5.3.1-k2.6.39.4-HighMemory
- Slacko-5.3.3-HighMemory(結構重い気がします)
- Wary-5.2
- Wary-5.3.92
- Lupu-528JP
- Precise-5.4.3
- Slacko-5.4.0-opera-4g(ちょっと重いかな?)
- Precise-5.5.0JP(そこそこ重い)
- Precise-5.7.1JP(若干もっさりするけど、実用に問題ない範囲です)
- tahr-6.0.4.1(ワイド画面対応!!)
<追記 date="20151123">
押入れで長期保管モードに入っていたこの PC を引っ張り出してきました。
tahr-6.0.4.1 を frugal インストールで起動してみたところ、初めは X が起動しません。
xorgwizard で 1024 x 768 の解像度(VESA)を選択してデスクトップに到達。
その後 first-run settings で 1280 x 720 を選択して X を再起動するとワイド画面の描画もできました。
「メインメニュー」 -> 「シャットダウン」と進んだ時のダイアログで、
「活動中の Graphical サーバー : Xorg」と出ています。
うーん、年単位で待たないといけないけど、少しずつ対応が進んでるんですね。
少しもっさりしますが、まだ現役で使えるかも。
</追記 date="20151123">
<追記 date="20130123">
ようやくまともな状態でこの PC に Precise Puppy-5.4.3 及び Slacko-5.4.0 をインストールできました。
紆余曲折の末にビデオドライバを疑うことにして、実験段階だという psb_gfx、 poulsbo ドライバを外したところすんなりと動きました。
以下に gma500 poulsbo ドライバを利用してしまう PC への Precise Puppy のインストール手順を書いておきます。
- USB メモリから起動する frugal インストールの設定をする
- grub4dos の初期のオプションのまま起動(vga=791 とかやらない)
- 色々いじってもデスクトップが出ないので
コード: 全て選択
cd /etc/modprobe.d
touch video_driver_kill_kill.conf
vi video_driver_kill_kill.conf
してコード: 全て選択
blacklist psb_gfx
blacklist poulsbo
と書いておきます(同ディレクトリの blacklist.conf に書き込んでも再起動で元に戻る)
- で電源を落としつつセーブファイルを作成。再度立ち上げます
- またもやデスクトップが出ないのでして、「vesa -> More -> 1024x768x24(← 目当ての解像度)」と進みます。そして「Test」を選んでおきます。何故かわかりませんが、Test をやらないと失敗しました
- 出てきたテスト用画面の「ok」をマウスでクリックして「Finish」を選択でデスクトップへ到達。
起動オプション「vga=792」などを付けた場合と異なり、メニューの「Xorg ビデオウィザード」から選択できる解像度が複数になっているはずです。
無線は Ralink RT3090 が載っている環境ですが、3系カーネルになってから入っている rt2800pci のままだと
このドライバは wpa 暗号形式をサポートしていません
と出てくるので、rt2x00 ディレクトリ内部の rt28 で始まるものを先程と同様に blacklist に入れておきます。
(kernel 3系統からは ralink の PCI ドライバの幾つかは rt2800pci に統合されたそうなのですが、統合対象の1つであるはずの rt3090 チップのものだけはバグのため動かない or 超低速になるという報告もあるそうです)
コード: 全て選択
# 例:/etc/modprobe.d/wireless_driver_kill_kill.conf
blacklist rt2800pci
blacklist rt2800lib
blacklist rt2x00usb
blacklist rt2x00pci
blacklist rt2x00lib
blacklist rt2860sta
再起動してから予め用意しておいた無線のドライバを入れて
コード: 全て選択
depmod
modprobe ドライバ名
と打てば認識されます。
なお、ralink のサイト(mediatek という名称になったようですね)からダウンロードしてコンパイルしておいた RT3090 用のものはもちろん動いたのですが、RT5390 のものもきちんと動いています。こういうものなのかな?
Slacko-5.4.0 や Precise-5.7.1JP についてもほぼ同様です。
ともあれ、kernel 3 系の Linux でもこの PC を使い続けられそうなので一安心です。
いやー、粘ってよかった
</追記 date="20130123">
Web 閲覧に使っている PC に wary を入れてみました。(usb で frugal ですけど)
普段入れている Ubuntu よりもサクサク動きます。
機種によっては無線に Realtek のものが載っているのですが、
私のものは Ralink のもので、認識されません。
Ubuntu ではどなたかが用意してくださったドライバを使っています。
音は出ます。
追記:
試しにドライバをコンパイルしてみました(Ralink rt3090PCIe 無線LANドライバ)。
上で試した全ての Puppy で動作しました。
以下の PET パッケージは
このPCにて、
wary-511-01j-k2.6.32.28-small.iso
pup_431JP2012.iso
で
のみ動作を確認しています。
/lib/modules/(各カーネル番号)... 以下に入るので、他のカーネルでは動かないと思います。
(wary-511-01j 正式リリースに伴い、OSのバージョン表記を修正)
rt3090-k263228-2.4.0.4-i686.pet
(pup_431JP2012 正式リリースに伴い、OSのバージョン表記を修正)
rt3090sta-k2.6.30.5-2.4.0.4.pet
他のバージョン用のドライバも揃っているのですが、このフォーラムの設定では2つしか添付できないんですよね…。
PETパッケージを入れた後に端末から
コード: 全て選択
depmod
modprobe rt3090sta
と入力すると、ドライバが認識されます。
デスクトップの「接続」から Puppy Network Wizard に入ると ra0 が出ます(ドライバ名は rt2860 となっています)。
あとはお好きなようにゴニョゴニョと設定してください。
補足:
USB 接続の無線LAN子機用のドライバではありません。
とやった時に、
コード: 全て選択
(…中略)
03:00.0 Network controller: Ralink corp. RT3090 Wireless 802.11n 1T/1R PCIe
という表示(もしくはそれに類するもの)が出てくるならば使える可能性があります。
ご使用は自己責任にてお願いします。動作の保証はできません。