「Power Down.」と表示され、電源ボタン長押ししないと・・・

[iida163]

こんにちは！
先日、「パピーの動作実績を知らせてください」で報告させていただいてから早１０日ほど・・・
なかなか進まないLinux超初心者ですが、よろしくお願い致します！！


電源を切る操作をすると、pup_save.2fsのセーブの後「Power Down.」と表示され、電源ボタンを長押ししないとシャットダウンできません。まるで、Windows95時代に戻ってしまったかのようです・・・

Windows2000あたりではACPIだのAPMだのでこんなことが起こることがあったかと思うのですが、Linux超初心者の私には、Linux上でどうしたらようものか見当が付きません・・・

どなたか、分かりやすく教えてください。よろしくお願いいたします。


ちなみに、私の環境は以下の通りです。

メーカー名[IBM]
機種[ThinkPad 240X (2609-51J)]
CPU[Celeron 450MHz]
RAM[192MB]
HDD[CF-IDEアダプタ＋Siliconpower CF ×200 8GBの擬似SSD]
グラフィックカード[On Board]
Xサーバの種類[Xorg] たぶん・・・
お使いの解像度[800x600x24] にしたと思う・・・
LANカード[無線LAN Buffalo WLI-PCM-L11GP]
お使いのパピーのバージョン[4.1.2]

[みのむし]

＞電源を切る操作をすると、pup_save.2fsのセーブの後「Power Down.」と表示され、電源ボタンを長押ししないとシャットダウンできません。

私の Puppy 4.1.2-JP の環境の中に1台だけ同じ症状のものがあります。
私はほおっておりますが、

Turbolinux
インストール No. 18
自動的に電源が切れない
http://www.turbolinux.co.jp/support/doc ... ge/18.html

を参照して設定してみては？

実行例)
デスクトップの「端末」をクリックして、端末を開いて

# cd /etc/rc.d
# ls
...
# geany rc.shutdown
(ファイル末尾付近を以下のように修正し保存・終了)
----- 切取線 ここから -------------------------------------
busybox umount -ar > /dev/null 2>&1
/sbin/halt -p
# ↑ この行を追記
#the end#
----- 切取線 ここまで -------------------------------------

[phoo]

iida163さん、こんにちは

この頃のマシンだとACPIに対応していない場合があります。
起動オプションに　acpi=off　や　apm=on　apm=force　など
を付けてみてはいかがでしょうか。

CD起動なら起動時のboot:に対して　puppy acpi=offと打ちます。
(キーボードが英語キーボード扱いになるので=は^で打ってください)
HDDにインストールされたならGRUBのmenu.lstに追記します。
フルインストールならメニュー＞システム＞Grubブートローダの設定から
expart＞Viewと選ぶと編集できます。
Frugalインストールの場合はGrubファイルを置いたHDDを開いて
/boot/grub/menu.lstをテキストで開いて編集します。

[iida163]

みのむしさん、phooさん、早速の返信ありがとうございました！
あまりの速さにびっくりしております・・・


取り急ぎ、先に回答していただいた、みのむしさんに教えていただいたとおりにやってみました。

まず、リンクを貼っていただいたTurbolinuxのページを見てみたのですが、そこに記載されている/etc/rc.d/init.d/haltとやらは見当たらなかったので、実行例をそのままやってみました。

Windowsではコマンドたたいたりすることは出来ても、Linuxについてはなんも分からない超初心者の私には、デスクトップの「端末」を開いて〜という記述は、非常に分かりやすかったです。
（本来の超初心者ですと、# ・・・と入力後「Enter」という記述も必要かと思いますが・・・）

結果は・・・念のための再起動もBIOSで停止し、長押しで切った後に起動させて再度落としてみるも、現象は変わらずでした・・・（泣）


次に、phooさんに教えていただいた方法をやってみました。私の環境は、ＣＤ起動ではなく（っていうか、ＣＤブートできない機種なもので・・・）、HDD（正確にはCFを用いた擬似SSD）にFULLインストールしております。

このため、Grubブートローダの設定からexpart＞Viewと選んだのですが・・・「残念。見たいGRUB設定ファイルがないようです。」となって進まず・・・

で、Frugalインストールではなかったはずなのですが、「Grubファイルを置いたHDDを開いて〜」を行ってみようと思ったのですが、それはいったいどこに？見当がつきません・・・


という状況でした。
今一度、可能性のある方法をお知らせいただけないでしょうか？よろしくお願いいたします。

[phoo]

CFは1パーティションでしょうか。
ブートローダーはGrubでしょうか。
その前提で書きますと
デスクトップのファイルアイコンをクリックして
開いたウィンドウの左上にある緑色の上向き矢印のアイコンをクリック。
そこにbootというフォルダ(正しくはディレクトリ)があります。
それを開くとgrubというディレクトリがあります。
それを開くと中にmenu.lstというファイルがありますので
まずはバックアップのために右クリック＞コピーで
menu.lst_orgなどとしてコピーします。

コピーできたらオリジナルのファイルをクリックしてテキストエディタで開きます。

中に
# Linux bootable partition config begins
title Linux (on /dev/hda1)
root (hd0,0)
kernel /boot/vmlinuz root=/dev/hda1 ro vga=nomal
# Linux bootable partition config begins
といった記述があると思いますので
kernel /boot/vmlinuz root=/dev/hda1 ro vga=nomal
の後ろにacpi=off　や　apm=on　apm=force
といったコマンドを付け足します。
何度も編集するのが大変なら
kernel /boot/vmlinuz root=/dev/hda1 ro vga=nomal acpi=off
#kernel /boot/vmlinuz root=/dev/hda1 ro vga=nomal apm=on
#kernel /boot/vmlinuz root=/dev/hda1 ro vga=nomal apm=force
のように書いておけば、行頭に#が付いた行は無視されますので
#を付けたり外したりするだけでいろいろな設定を試せます。

[iida163]

phooさん、再度の返信ありがとうございます。

CFは、どっかで見た推奨パーテーション構成として、2GBのext2にシステム、その後に512MBのswap、その後に約5GBのFAT32という３パーテーション構成としています。ですので、phooさんのおっしゃる1パーティションではありません。

また、「ブートローダーはGrub」という意味が分かりません・・・これは、どうしたら、判別できますでしょうか？

前提条件がはっきりしないままですが、/bootは見つかりませんでした・・・
見よう見まねでfindコマンドなんかを使ったりしてみましたが、menu.lstらしきファイルを見つけることができず・・・
まだ、GUIではファイルの検索がまともに出来ないので・・・

また、先ほど回答しましたとおり、Grubブートローダの設定からexpart＞Viewと選んで「残念。見たいGRUB設定ファイルがないようです。」となっておりますが、これは「simple>GRUBを自動的にインストールする」とかした方がよいのでしょうか？

今一度、教えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

[phoo]

了解しました。
bootディレクトリが無いのですね。
デスクトップにあるsda1を開いてその中にbootディレクトリはありますか？
あるいはsyslinux.cfgというファイルはありますか？

今回の件とは直接関係ありませんので蛇足ですが…
なぜ3パーティション構成にされたのでしょうか？
CFをSSD化されたのなら、取り外すことはまずないでしょうし、
デュアルブートでなければWindowsとデータ互換のFAT領域を作成する意味は低いと思います。
しかも第3パーティションをFATにしてもWindowsからは見えません。
パピーで使用するパーティションとSWAPの2パーティションで良かったと思います。

[iida163]

phooさん、度々の返信ありがとうございます！

しかし、sda1の中にbootディレクトリはありませんし、syslinux.cfgというファイルも
ありません。どうしたら、よいのだろう・・・

３パーティション構成にしたのは、意味も分からず他人のブログ（どこのどなたのかはもう覚えていませんが・・・）にあったものを採用しただけです。Linuxの世界ではそれが常識なのかと思っていました・・・
けれど、swapはやはり必要なのですね。であれば、パーテーション操作で、sda1を増やす方向に・・・ってできるのだろうか・・・

うーん、Windowsの操作であれば、多少自信はあるのですが、Linuxの常識・操作はとんと見当が付きません・・・

とりあえず、再度で申し訳ございませんが、本題の方をよろしくお願いいたします。

[phoo]

了解しました。

では端末からちょっと操作をしていただいてもいいですか。

# touch /root/test
(/rootにtestという名前の空のファイルを作成)

# cd /mnt/sda1
(/mnt/sda1に移動)

# ls -alFs > /root/test
(移動した/mnt/sda1の内容のリストを/root/testに書き込む)

# exit
(端末終了)

デスクトップのファイルを開くとtestというファイルが作成されていますので
その内容をコピーしてココに貼り付けてくださいますか。

端末へのコマンドの打ち込みは、いちいちタイプしなくても、
ブラウザでココを開いてコピーして、中クリックで貼り付け＞Enterで可能です。

よろしくお願いします。

[iida163]

phooさん、度々の返信ありがとうございます。

端末にてご指示の操作をしてみました。
が、# cd /mnt/sda1 の段階で、以下のようなメッセージが表示されました。
bash: cd: /mnt/sda1: そのようなファイルやディレクトリはありません

このため、デスクトップ上のsda1を開いた時のウインドウ左上に表示されるパス、/mnt/homeに置き換えて間が手帯と思います。作業を進めました。

以下、置き換えて考えたときの、testファイルの中身となります。
---
total 637177
4 drwxr-xr-x 2 root root 4096 2009-02-05 07:24 ./
1 drwxr-xr-x 10 root root 1024 2009-02-05 09:27 ../
4 -rw-r--r-- 1 root root 65 2009-02-04 23:49 extlinux.conf
16 -r--r--r-- 1 root root 12800 2009-02-04 23:48 extlinux.sys
1264 -rwxr-xr-x 1 root root 1286797 2009-02-04 23:49 initrd.gz*
109488 -rwxr-xr-x 1 root root 112001024 2009-02-04 23:51 pup_412JPfp10.sfs*
524804 -rw-r--r-- 1 root root 536870912 2009-02-05 00:39 pup_save.2fs
1596 -rwxr-xr-x 1 root root 1627180 2009-02-04 23:48 vmlinuz*
---
このファイルの中身からは、私には何もわかりませんが・・・よろしくお願いいたします。

[phoo]

iida163さん、こんばんは

＞このため、デスクトップ上のsda1を開いた時のウインドウ左上に表示されるパス、
＞/mnt/homeに置き換えて間が手帯と思います。作業を進めました。

大変お手間をお掛けしました。
でも、この読替えがきちんとできるのならすぐに覚えられますよ。

extlinux.conf ← これが探していたファイルです。
sda1ないしhomeを開いて、このファイルをコピーしてバックアップした上で編集します。
クリックして開いてください。中身はテキストのはずです。

　default vmlinuz initrd=initrd.gz pmedia=atahd nosmp

たぶんこんなことが書いてあると思いますので、
その後ろにacpi=off　や　apm=on　apm=force　を付けて上書き保存し、
再起動してシャットダウンを試してみてください。

もし記述が異なっていて、不安な場合は内容をココに貼り付けて質問してから実践してください。

それと3パーティション構成を2パーティションに直すのは、
残念ながら現在起動しているパピーからはできません。
いったんCFを取り外して他のOSで操作する必要があります。
(他のマシンでCDブートしたパピーにUSB接続する等)
分解してCFを取り出す必要がありますので、
実行されるかどうかはご自分で決めてください。
第3パーティションもクリックすればマウントされますので、
使用にあたってそんなに大きな支障は出ないでしょう。
私の場合は、小さなパーティションに分けると容量の無駄が出るので
あまり好きではない、と言うだけです。
もちろんココでご質問いただければ、
私に分かる範囲で最大限回答させていただきます。

P.S.インストールはFull(フル)ではなくてFrugal(フルーガル：質素な)で行われていますね。
　　質問時に確認される場合がありますので覚えておいてください。

[jake]

acpi=off　や　apm=on　apm=force　を付けて上書き保存し、
再起動してシャットダウンを試してみてください。

コード: 全て選択

acpi=force

というのもあります。

[iida163]

phooさん、jakeさん、返信ありがとうございます！

結果から言いますと・・・解決できました！！

phooさんの案内どおりに作業、sda1内のextlinux.conf をテキストとして開き、末尾にacpi=off　や　apm=on 、apm=force を付加して上書き保存してみましたが、この段階では解決できませんでした。

この結果を報告しようとこのページの返信を開いたら・・・jakeさんのコメントが載っていましたので、案内どおり、同じファイルにacpi=force を付加して再起動後、シャットダウンすると、きちんと電源が自動的に切れるようになり、あの忌わしい "Power Down." の文字を見ることがなくなりました！！

このスレッドに関った皆様、ありがとうございました。

また、さらにさまざまな助言をくださった上に、「もちろんココでご質問いただければ、私に分かる範囲で最大限回答させていただきます。」とまでおっしゃっていただきましたphooさん、本当にありがとうございました。また、いろいろと質問させていただくと思いますが・・・その際にはまたよろしくお願いいたします。

[phoo]

acpi=forceでしたか。
この頃のマシンはBIOSによってACPI対応だったり、
APMにしか対応していなかったりと扱いが面倒です。

おそらくACPIに対応しているのにパピーがそれをうまく検出できず
ACPIが無い状態で機動していたのでしょう。

なんにせよ解決できて良かったです。

でわ、快適なパピーライフを！

[iida163]

phooさん、返信ありがとうございます。

長々とあとがとうございました。実はまだ再起動操作後に、ＢＩＯＳで止まってしまう現象が残っていますが・・・あまり再起動操作をすることはないと思うので、これはよしにしようと思います。

このスレッド履歴が、今後私と同様に悩む人たちの役にたてば何よりです。