［解決］Precise 5.7.1JPが「Loading drivers needed to access。。。」で停止

[ラスアル]

はじめまして。Windows XPのサポート停止を前にして、今月から
Puppy precise 5.7.1JPを使い始めた、初心者です。

Windowsを残す形で、PuppyをHDDにインストールして使えるようにはなりましたが、
PCの電源を投入した後、次の表示が出て停止します。
　　Loading drivers needed to access disk drives.
CD-ROMを挿入して起動しても、そうでなくても同じです。
Puppy Linuxは、セーフモードを選択すると起動できます。
Windowsを選択しての起動も問題ありません。

PCの主要仕様は以下のとおりです。
・ユニットコムのノートPC（メーカ品でないとでも言うのでしょうか）
・Celeron CPU 540 @1.86GHz
・1.87GHz, 896MB RAM
・物理アドレス拡張
・HDDドライブ/NTFS 1.5GB　1基
・DVDドライブ　1基

フォーラムのQ&Aを探してみましたが、この問題の解決策を見つけることが
できませんでしたので、どうぞよろしくお願いします。

＜以下、参考になれば＞
１．素人ながら、HDDインストール時に存在しない（アクセスできない）デバイスに
　　個人設定ファイルを格納する設定にしたために、そのデバイスにアクセスしよう
　　として止まったのではないかと考えてみましたが、設定ファイルはちゃんとHDD内
　　に格納されているようです（デスクトップ左下のsda1アイコンをクリックして確認）
　　　　/mnt/sda1/precise/precisesave-1.4fs　～　precisesave-4.4fs
　　　　　※何度か個人設定ファイルを作成したので1～4.4fsができたようです。
２．sda1のアイコンの右上に赤色で×印があるのが気になります。

[Toku]

sda1のアイコンの右上の赤色で×印はそこにあるPuppy precise 5.7.1JPを使ってる(マウントしている)印なので関係ないです

個人設定ファイルを複数作ったとありますが同じパーテンション内(sda1)のPuppy precise 5.7.1JPディレクトリ内にありますか?

[ラスアル]

Tokuさん、さっそくの返信ありがとうございます。
×印のことは了解です。
個人設定ファイルは4本とも　同じディレクトリ　/mnt/sda1/precise/　の下に見えています。

[Toku]

puppy_precise_5.7.1JP.sfsなどが入ってるPrecise 5.7.1JPディレクトリ内に個人保存ファイルが4つ有るって事ですね?

Precise 5.7.1JPディレクトリ内に複数の設定ファイルがあると起動時に選択できると思うのですが...

今まで作った個人設定ファイルを消すか違うパーテンションに移して読み込まないようにしてPrecise 5.7.1JPが普通に起動できるか確認してから新たに何も入れず素の状態で個人設定ファイルを作ってみてください

[ラスアル]

Tokuさん、アドバイスありがとうございます。返信遅くなり、すみません。

アドバイス頂いた点は、下記１、２のとおりです。
その後も色々とトライしていますが、残念ながら問題はまだ解決していません。
ただ、その作業を通して、ブートローダ、インストール時に生成されるファイルや
menu.lstのことなどが少しづつわかってきましたので、頑張ってみます。

１．puppy_precise_5.7.1JP.sfsなどが入っているディレクトリは（たしか2回HDDインストールしたために）
　　/mnt/sda1/precise/と/mnt/sda1/puppyの2つで、以下のファイルが格納されています。
　　　1)　/mnt/sda1/precise/goffice-precise_57.sfs
　　　2)　/mnt/sda1/precise/initrd.gz
　　　3)　/mnt/sda1/precise/puppy_precise_5.7.1jp/sfs
　　　4)　/mnt/sda1/precise/vmlinuz
　　　5)　/mnt/sda1/precise/precisesave.4fs
　　　6)　/mnt/sda1/precise/precisesave-1.4fs
　　　7)　/mnt/sda1/precise/precisesave-2.4fs
　　　8)　/mnt/sda1/precise/precisesave-3.4fs
　　　9)　/mnt/sda1/puppy/goffice-precise_571.sfs
　　　10) /mnt/sda1/puppy/initrd.gz
　　　11) /mnt/sda1/puppy/puppy_precise_5.7.1jp/sfs
　　　12) /mnt/sda1/puppy/vmlinuz

２．このうち5)～8)を削除して電源OFF→ONし
　　GRUB4DOSで、Puppy precise 5.7.1JP (sda1/precise)　を選択してリターンするも
　　Loading drivers needed to access disk drives.　の表示で停止することは変わらず。

　　電源ON後、GRUB4DOSで、safeモードを選択すると立ち上がります。
　　その後、HDDインストール、個人設定ファイル生成して再起動しましたが、やはり
　　Loading drivers needed to access disk drives.　の表示で停止することは変わりません。

[Toku]

他のバージョンのpuppyで試してみてくたさい

もし他のバージョンで普通に立ち上がるようならPCとの相性があると思います

ちなみに私のPCでは431以前の物は立ち上がりません。
　

[ラスアル]

了解です。他のバージョンでもトライしてみます。

[486HA]

電源ON後、GRUB4DOSで、safeモードを選択すると立ち上がります。
　　その後、HDDインストール、個人設定ファイル生成して再起動しましたが、やはり
　　Loading drivers needed to access disk drives.　の表示で停止することは変わりません。

　safe モードでは個人ファイル(pupsave)を探さないので早く起動するものです。
パピーを起動するのにGrub4DOSは一見便利なようですが、menu.lstの記述を適切に設定しないと
起動時に個人ファイル(pupsave)を検出するのに手間取ってフリーズしたように思われることがあります。
　menu.lstの内容を次のようにすると起動時間が短くなるでしょう。
パピーを収納するディレクトリィ名は起動時間には影響しませんが、ユニークな方がよろしいでしょう。
title Precise Puppy 5.7.1 (/precise_5.7.1)
uuid xxxxxxxxxxxxxx
kernel /precise_5.7.1/vmlinuz psubdir=precise_5.7.1 pmedia=atahd pfix=fsck
initrd /precise_5.7.1/initrd.gz
uuid xxxxxxxxxxxxxx は、ターミナル上でblkidを実行すると表示されます。

　パーテティションをExt4でフォーマットして、Syslinux 6.02でブートすることで
起動時間が一層早くなります。

[cygnus_odile]

ハードディスクの
/mnt/sda1
直下に、 grldr, や menu.lst が配置されているとしますと、
その menu.lst の記載内容を、貼り付けて頂くと、より適切なアドバイスを得られると思います。

私の場合ですと、 /mnt/sda1/precise/ 以下に、 主要三ファイル：
vmlinuz, initrd.gz, puppy_precise_5.7.1.sfs
があるとして、

コード: 全て選択

default   0
timeout   5
Title Puppy Linux Precise 5.7.1JP
rootnoverify (hd0,0)
kernel /precise/vmlinuz pmedia=atahd psubdir=precise
initrd /precise/initrd.gz

のような感じで、 rootnoverify (hd0,0) にて、 一番目の内蔵HDD の一番目の パーティションを指定し、
さらに、psubdir を指定しています。
　

[ラスアル]

486HAさん、cygnus_odileさん、アドバイスありがとうございます。

今日は時間なく、バージョンダウンも原因調査もできていませんが、
取り急ぎ、menu.lstファイルと、menu-advanced.lstファイルの内容を以下に引用します。
画像貼り付けとかわからなかったので、テキスト形式で^^;

> # menu.lst produced by grub4dosconfig-v1.9.1
> color white/blue black/cyan white/black cyan/black
> #splashimage=/splash.xpm
> timeout 10
> default 0
>
> # Frugal installed Puppy
>
> title Puppy precise 5.7.1JP (sda1/precise)
> kernel /precise/vmlinuz psubdir=precise pmedia=atahd pfix=fsck
> initrd /precise/initrd.gz
>
> title Puppy precise 5.7.1JP (sda1/precise5.7.1)
> kernel /precise5.7.1/vmlinuz psubdir=precise5.7.1 pmedia=atahd pfix=fsck
> initrd /precise5.7.1/initrd.gz
>
> title Puppy precise 5.7.1JP (sda1/puppy)
> kernel /puppy/vmlinuz psubdir=puppy pmedia=atahd pfix=fsck
> initrd /puppy/initrd.gz
>
> # Windows
> # this entry searches Windows on the HDD and boot it up
> title Windows\nBoot up Windows if installed
> errorcheck off
> find --set-root --ignore-floppies --ignore-cd /bootmgr
> chainloader /bootmgr
> find --set-root --ignore-floppies --ignore-cd /ntldr
> chainloader /ntldr
> find --set-root --ignore-floppies --ignore-cd /io.sys
> chainloader /io.sys
> errorcheck on
>
> # Advanced Menu
> title Advanced menu
> configfile /menu-advanced.lst
> commandline


> # /menu-advanced.lst produced by grub4dosconfig-v1.9.1
>
> title Back to the main menu
> configfile /menu.lst
> commandline
>
> title Puppy precise 5.7.1JP (sda1/precise) Safe mode (without X)\nTry 'xorgwizard' after bootup succeed to start graphic mode.
>
> kernel /precise/vmlinuz psubdir=precise pfix=ram,nox nosmp noapic i915.modeset=0 radeon.modeset=0 nouveau.modeset=0
> initrd /precise/initrd.gz
>
> title Puppy precise 5.7.1JP (sda1/precise) RAM mode\nBoot up Puppy without pupsave
>
> kernel /precise/vmlinuz psubdir=precise pfix=ram
> initrd /precise/initrd.gz
>
> # Multiple Windows
>
> title Microsoft Windows XP Home Edition (sda1)
> chainloader /ntldr
>
> title Previous menu(sda1/menu-2014-03-08-172104.lst)
> configfile /menu-2014-03-08-172104.lst
> commandline
>
> # additionals
> title Bootup from HDD\nBootup from the master boot record of the hard disk drive
> chainloader (hd0)+1
>
> title Find Grub2\nBoot up grub2 if installed
> find --set-root --ignore-floppies --ignore-cd /boot/grub/core.img
> kernel /boot/grub/core.img
>
> title Grub4Dos commandline\n(for experts only)
> commandline
>
> title Reboot computer
> reboot
>
> title Halt computer
> halt

[ラスアル]

431JP2021にトライしUSB起動がすんなり成功しました。
HDDインストールも成功し、いまその環境から投稿しています。
みなさん、アドバイスありがとうございました。

[ラスアル]

（追伸）
その後、5.xの過去バージョンにてUSB起動にトライしましたがNGでした。
　　Precise-550JP　　　「Loading drivers needed to access disk drives.」表示で停止
　　lupu-528JP　　　　　BIOSが破壊、リカバリーにトライ云々のメッセージが出てそこまで。。。
このPCへの5.x系のインストールは諦めて、アプリのインストールなど先に進みます。

[486HA]

431JP2021にトライしUSB起動がすんなり成功しました。

（追伸）
その後、5.xの過去バージョンにてUSB起動にトライしましたがNGでした。
　　Precise-550JP　　　「Loading drivers needed to access disk drives.」表示で停止
　　lupu-528JP　　　　　BIOSが破壊、リカバリーにトライ云々のメッセージが出てそこまで。。。
このPCへの5.x系のインストールは諦めて、アプリのインストールなど先に進みます。

「431JP2021にトライしUSB起動がすんなり成功」したのであれば他のパピーも起動できて当然です。
単にmenu.lstの記述が不適切であるかもしれません。
パピーに対応したフォルダーを作成しておいて、vmlinuz/initrd.gz/puppy_xxx.sfsなどのファイルをコピーして、
USB起動した431JP2021の「Grub4DOS ブートローダーの設定」で自動的に生成できます。
以下は一例です。（注釈は追記したものです。）

コード: 全て選択

splashimage=/boot/grub/splash.xpm
#gfxmenu=/boot/grub/Grub_GUI.gz
default 1
timeout 16

title Puppy Linux 4.31 JP      (/puppy431) \n 431JP-2012
  find --set-root --ignore-floppies --ignore-cd /puppy431/initrd.gz
  kernel /puppy431/vmlinuz   psubdir=puppy431 pmedia=usbflash pfix=fsck
  initrd /puppy431/initrd.gz

title Precise Puppy 5.5 JP      (/precise_55) \n(2013-05-29)\nkernel 3.2.44
  find --set-root --ignore-floppies --ignore-cd /precise_55/initrd.gz
  kernel /precise_55/vmlinuz   psubdir=precise_55 pmedia=usbflash pfix=fsck
  initrd /precise_jp/initrd.gz

title Lucid Puppy 5.28.5 JP    (/lupu5285)  
  find --set-root --ignore-floppies --ignore-cd /lupu5285/initrd.gz
  kernel /lupu5285/vmlinuz   psubdir=lupu5285 pmedia=usbflash pfix=fsck
  initrd /lupu5285/initrd.gz

[ラスアル]

486HAさん
アドバイスありがとうございます。ただ、少々頭が混乱してきたので
お手数をかけますが教えてください。
１．Precise5.7.1JP起動用に作成したUSBから起動できないのは
　　HDD内のmenu.lstの内容が間違えている可能性あり→そのmenu.lstを書き変えるべし。
　　あるいは
　　USB内のmenu.lstの内容が間違えている可能性あり→そのmenu.lstを書き変えるべし
　　と言うことでしょうか？
　　（Precise5.7.1JP起動用にUnetbuteinで作成したUSBは、その内容になんら手を加える
　　　必要がない=間違いのはずがない＝と考えるは誤解？）
２．掲載いただいたコードの中に注釈が見当たらないようですが。

[486HA]

１．Precise5.7.1JP起動用に作成したUSBから起動できないのは
　　HDD内のmenu.lstの内容が間違えている可能性あり→そのmenu.lstを書き変えるべし。
　　あるいは
　　USB内のmenu.lstの内容が間違えている可能性あり→そのmenu.lstを書き変えるべし
　　と言うことでしょうか？
　　（Precise5.7.1JP起動用にUnetbuteinで作成したUSBは、その内容になんら手を加える
　　　必要がない=間違いのはずがない＝と考えるは誤解？）
２．掲載いただいたコードの中に注釈が見当たらないようですが。

Grub4DOSの設定では、インストールされているパピーを検索して対応するmenu.lstを作成しますが、検索するドライブを指定しないと全ドライブ（またはパーティション）を検索します。
　従って、USBフラッシュ・メモリーにインストールされているパピーを確実に起動されたければ、
Gru4DOS 設定の最初の画面で、
該当するドライブを選択して「このドライブ内だけを検索」にチェックをいれておいてください。
　ハード・ディスクの場合も同様です。
（ハード・ディスクのGrub4DOSからUSBフラッシュ・メモリーを起動すること加能ですが、
Grub4DOSの動作を十分に理解できるまでは別々に設定しておいて方が無難です。）
「コードの中の注釈」とは、例えば次のタイトル行の太字の部分を指します。
title Lucid Puppy 5.28.5 (/sdb1/lupu5285) \n Lucid Puppy 5.28_5 JP

Unetbutein（正しくはUNetbootin）は、独自の方法でブート環境を設定するので推奨できません。

　Grub4DOSは、ハード・ディスクからの起動でもUSBフラッシュ・メモリーにインストールできます。
その逆も同じようにできます。