PrecisePuppyのアップデート

パピーリナックスを初めて使う方

モデレータ: 暇人, YoN, nyu

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angkor_h
記事: 135
登録日時: 08/11/30(日) 23:50
お住まい: 関東

PrecisePuppyのアップデート

投稿記事 by angkor_h »

PrecisePuppy5*を、USBメモリーから起動です。
アップデートする度にいくつか設定が必要なので、それを省略する方法があったら教えていただきたく。

現状は、USBメモリーからCDイメージで起動(設定保存付き)です。
その他、以下を利用
lang_pack_ja-1.5b.sfs …日本語化ファイル
pupsaveconfig-1.9.9.pet …終了時にsave/no-saveを選択する機能
firefox(最新版)
アップデート方法は、次の3点
initrd.gz …上書き
vmlinuz …上書き
puppy_precise_5.4.2.sfs→puppy_precise_5.4.3.sfs …置き換え
precisesave.3fs …そのまま残す。設定保存ファイル

これで起動すると、(例)「542なので543にupする」のメッセージ後にアップデートバージョンが起動する。

アップデート後の操作は以下;542→543、543→55で同じ
・desktop->chooselocale..->ja-jp->RestartX …アイコンとメニューが英語に戻るので日本語表示に
・desktop->wallpaper.. …壁紙がオリジナルに戻るので、設定し直し(壁紙ファイルは残っている)
・終了時自動saveに戻る。個人保存ファイルの設定を見ると「+0(シャットダウン時に確認)」なのだが。
 で、save/no-saveを選択できるように、pupsaveconfig-1.9.9を一旦削除してから再度追加
・デスクトップのブラウザアイコンがオリジナルに戻ってしまう。firefoxは有効なので、アイコンをデスクトップにコピーし直す

アップデート後の操作は今のところこの4点ですが、この操作を無くす方法があったら教えてください。
−−−−FMVRE70;pup431〜lupu520でEth0認識せず、lupu528upでやっと認識した//B915
cygnus_odile
記事: 665
登録日時: 09/08/16(日) 14:30

Re: PrecisePuppyのアップデート

投稿記事 by cygnus_odile »

私も知らないので、そんなうまい方法があるならどなたか教えてほしいです。
私の場合、タスクバーに、常用アプリ起動用のアイコンをいくつか仕込んでいるのですが、
アップグレードすると、それがOSデフォになってしまうので。(/root/.jwmrc-tray )
それに、urxvt の設定(フォントやスクロールバーやらウインドウサイズ)を変えてる、/root/.Xdefaults も元に戻ってしまう。などなど。

もしかしたら、 precisesave.2fs を他にコピーしてからマウントして、
/etc/rc.d/PUPSTATE
ファイル中の、 "PUPSFS=" 行に記載のメインsfs のファイル名を変更したらよいのかな。でも書き込めないかも。
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サボり魔
記事: 294
登録日時: 07/12/06(木) 12:28
お住まい: 関東

Re: パピーの力技な手抜きアップデート

投稿記事 by サボり魔 »

私の USB メモリには Precise が 5.4.3 しか入っていないので、Wary-5.4.90 から Wary-5.5 への移行で実験してみました。

先日 Wary-5.5 へとアップデートした際には起動作業中にいつも通りの「更新するけどいい?」というメッセージが出て、更新後はデフォの壁紙などに戻っていました。今回は 5.5 のセーブファイルをリネームして外し、新たに 5.4.90 から更新してみます。

更新するかどうか尋ねてくるのは起動の最中だし、どこかにバージョンの判定規準があるんだろうし、どうせ /etc/rc.d あたりにあるファイルで何かやってるんだろうなー、と怪しい名前の /etc/rc.d/rc.update を読んでみると…。
NEWPVERSION 等の変数に /etc/DISTRO_SPECS から grep で取得した値を格納する箇所があります。そーかこれかぁ。

/etc/DISTRO_SPECS をエディタで開いて、
  • DISTRO_VERSION(5.4.90 を 5.5 に)
  • DISTRO_IDSTRING(下を参照)
  • DISTRO_PUPPYSFS(バージョン部分を 5.5 に)
  • DISTRO_ZDRVSFS(バージョン部分を 5.5 に)
  • DISTRO_PUPPYDATE(「Mar 2013」に)
をいじりました。
このうちで DISTRO_IDSTRING については lupu-528JP をまとめる際にシノバーさんが話題にしていた方法で、

コード: 全て選択

# 既に新しいバージョンの Puppy 用ディレクトリは用意してますよね(この場合は Wary-5.5)
# tail -c 32 /Path/To/NewVersion/Puppy/vmlinuz
w130302222831ZZZZ5.5XXXXXXXXXXXX
という具合にして出てきた値を入れておきます。
そして、この先頭部分の年月で DISTRO_PUPPYDATE の値を「Mar 2013」にしておいたわけです。

ここまでいじった上でパピーをシャットダウンして保存します。
開発環境 devx の sfs を読み込むように設定してある場合は外しておきましょう。DISTRO_SPECS にこのファイル用の項目が無いし、バージョンごとに用意されている devx は不整合の原因になるかもしれません。
そういえば、DISTRO_ZDRVSFS って何のことなんだろう?(← 分からないままいじってます)

で、frugal インストールしている Wary-5.5 用のディレクトリへと先ほどいじった 5.4.90 のセーブファイルをコピーします。
prefix=ram で行えばいいと思います。

無事にコピーが済んだら、何食わぬ顔で Wary-5.5 で起動します。この際、「まさか読み込まなかったりしないよねー」くらいのふてぶてしさで臨むと良い結果が得られると思います。
「新しいバージョンに更新するよ」というメッセージ無しに起動終了。せいぜい「next boot will be faster!」となった程度。これすら出さない方法があるかも。
壁紙は引き継がれました。デスクトップに独自アイコン作ってないので、その点がどうなるのかはわかりません。(再度やってみて、デスクトップに自分で作ったアイコンがアイコン用画像と共に引き継がれるのを確認しました。ただし、既存のアイコンの画像を変更したものについては元々のアイコンに戻っていました。
自分で入れておいたブラウザや無線ドライバ、各種ソフトは、ざっと見たところ引き継がれているみたいです。
そういえば起動後30分も使わなかったので、自動セーブがオンになってしまっているかの確認をしていません。(こちらについても、イベントマネージャから Save interval を 0 に設定しておいたままバージョンを更新し、新バージョンでこの点について一切いじらずに35分間使ってみたところ自動セーブは実行されないのを改めて確認しました。

以上です。


当然ですが正しいやり方ではないです。一応更新できた、というだけで。
  • カーネル番号が変わらないようなマイナーアップデートでのみ使う
  • devx は外しておく
  • セーブファイルのバックアップを取っておく
  • /etc/DISTRO_SPECS と /initrd/DISTRO_SPECS のうち、前者の変更だけで通った。両方の方がいい??
  • 今回のもの以外にもいじるべき項目があるはず
  • 手抜きアップデートの方が手間かかるんじゃ…?
  • 無茶しない
くらいの心構えが必要かも。
初めから devx も読み込むようにしたければ、更新前の最後のセーブ時に /etc/rc.d/BOOTCONFIG も併せていじっておくといいかも??(これは未確認)
angkor_h さんが書きました:
  • desktop->chooselocale..->ja-jp->RestartX …アイコンとメニューが英語に戻るので日本語表示に
  • desktop->wallpaper.. …壁紙がオリジナルに戻るので、設定し直し(壁紙ファイルは残っている)
  • 終了時自動saveに戻る。個人保存ファイルの設定を見ると「+0(シャットダウン時に確認)」なのだが。
    で、save/no-saveを選択できるように、pupsaveconfig-1.9.9を一旦削除してから再度追加
  • デスクトップのブラウザアイコンがオリジナルに戻ってしまう。firefoxは有効なので、アイコンをデスクトップにコピーし直す
アップデート後の操作は今のところこの4点ですが、この操作を無くす方法があったら教えてください。
何はともあれ、最初の3つはクリアしましたよ。

付け加えておくと、私は更新時にそのつど新しいセーブファイルを作成しますねー。
サボり魔
Precise-550JP & Precise-571JP & Tahr-Puppy
frugal install (USB)
8GB ASUS H97I-PLUS Core-i5 4690S
8GB ASRock Z68M-ITX/HT Core-i7 2600k with Win7
16GB ASROCK H170M-ITX/ac Core-i5 6600
angkor_h
記事: 135
登録日時: 08/11/30(日) 23:50
お住まい: 関東

Re: PrecisePuppyのアップデート

投稿記事 by angkor_h »

サボり魔 さん、 cygnus_odile さん
なにやら、簡単に移行しようとするための前準備のほうが逆に大変なような気がしてきました。
「現象を捉えて、それに対処する」という方法が今のところ明快なようです。
ありがとうございました。
−−−−FMVRE70;pup431〜lupu520でEth0認識せず、lupu528upでやっと認識した//B915
486HA
記事: 1142
登録日時: 11/03/06(日) 14:31

Re: PrecisePuppyのアップデート

投稿記事 by 486HA »

angkor_h さんが書きました:現状は、USBメモリーからCDイメージで起動(設定保存付き)です。
文字通り解釈すると、例えばmenu.lstに以下の五行のように記述してISOイメージ起動していることになります。
title Precise Puppy 5.5 PAE (ISO Image)
find --set-root /sources/precise-5.5.iso
map /sources/precise-5.5.iso (0xff) || map --mem /sources/precise-5.5.iso (0xff)
map --hook
chainloader (0xff)

 私の場合は、USBフラッシュメモリー(以下、UFD)上に/preciseというディレクトリィを作成して、
そこにusbflash/initrd.gz/vmlinuz/puppy?precise_5.5.sfsを収納しておきます。
別にロードして使用するlang_pack_ja-1.5b.sfsなどはUFDのルートに置いておきます。
 Precise Puppyをバージョンするに際して、直前のバージョンで作成したsaveファイルだけを残して、
新しいバージョンの3つのファイルに置き換えるのが基本です。
 そのまま起動すると、saveファイルが新しいバージョンに対応できるように修正されますが
ユーザ自身の設定や追加インストールしたものは基本的に従前と同じように使用できます。

 もっとも、私自身は常用のアプリ類はPrecise-Apps-xz.sfsという単一のファイルとして作成しておいて
saveファイルの無用の消費を咲けるためにバージョン・アップの度に新規作成しています。
別項も参考にして頂ければ幸いです。

viewtopic.php?f=27&t=2257
CORE-i7-6700HQ uEFI ram:8GB
Full: Quirky Beaver64-8.7.1(64)
save2dir: Artfulpup-17.11,Dpup-7.5,Xenialpup 7.0.8.1(32)
Slimjet 21.0.8.0(32/64)
angkor_h
記事: 135
登録日時: 08/11/30(日) 23:50
お住まい: 関東

Re: PrecisePuppyのアップデート

投稿記事 by angkor_h »

486HA さん

「CDイメージで起動(設定保存付き)です。」の表現が不適切で誤解を招くことになったようですが、
実際には、 486HA さんのいう「私の場合は、…」以降に記された方法と全く同じで、*.isoの中身から3点を単純にコピーしています。
展開インストールではなく、起動時にこれらをメモリー展開して動作開始(CD起動と同じ)、と言うことで「CDイメージで起動」と記しました。

アップデート方法もこの3点の入れ替えで、saveファイルだけを残しています。…冒頭質問記載のとおり。
この方法でも、冒頭質問の4点の修正が必要、と言うことで質問させていただいた次第です。

私としては、「この4点の都度修正」と「これを避けるための事前対応」を比較すると、前者のほうがなれてきたこともあり、まし、と思われます。
ありがとうございました。
−−−−FMVRE70;pup431〜lupu520でEth0認識せず、lupu528upでやっと認識した//B915
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