S15Pup32がUSBメモリーから起動しない

[ssnys]

当方では問題解決できなかったため、質問致します。よろしくお願い致します。

S15Pup32を試してみようと思い、S15Pup32-22.12-240420.isoをダウンロードして、USBメモリーに書き込んだまではよかったものの、USBメモリーからのブートを行うと、S15Pupの起動項目が含まれたブートローダーのメニューが表示されるのではなく、添付写真のようなGRUB4DOS 0.4.6aによる最小限の項目メニューしか表示されません。所有している2台のPCで検証してみましたが、両方とも同じ結果でした。これは当方だけの問題でしょうか。

具体的な環境や書き込みの際に使用したコマンドは以下のようになります。

コード: 全て選択

S15Pup32_release 0$ sudo fdisk -l /dev/sdb
ディスク /dev/sdb: 14.7 GiB, 15728640000 バイト, 30720000 セクタ
単位: セクタ (1 * 512 = 512 バイト)
セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト
I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト
S15Pup32_release 0$ sha512sum S15Pup32-22.12-240420.iso
35a752bb4c2a4ea98a13cd36b9c2b4b0f213566858391ad93d4e2042731cb25bca759a77a4e1990e71933d347cc6e35d70e3ff1b14763b065fb7f3e81a5509a0  S15Pup32-22.12-240420.iso
S15Pup32_release 0$ sudo dd if=./S15Pup32-22.12-240420.iso of=/dev/sdb bs=1048576
386+0 レコード入力
386+0 レコード出力                                              404750336 bytes (405 MB, 386 MiB) copied, 23.366 s, 17.3 MB/s
S15Pup32_release 0$ sudo fdisk -l /dev/sdb
ディスク /dev/sdb: 14.7 GiB, 15728640000 バイト, 30720000 セクタ
単位: セクタ (1 * 512 = 512 バイト)
セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト
I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト
ディスクラベルのタイプ: dos
ディスク識別子: 0x30b57107

デバイス   起動 開始位置 最後から セクタ サイズ Id タイプ
/dev/sdb1  *           0   790527 790528   386M  0 空
/dev/sdb2            156    12907  12752   6.2M ef EFI (FAT-12/16/32)
S15Pup32_release 0$ sudo lsusb -s 008 -v

Bus 002 Device 008: ID 0411:023b BUFFALO INC. (formerly MelCo., Inc.)
Device Descriptor:
  bLength                18
  bDescriptorType         1
  bcdUSB               2.10
  bDeviceClass            0 (Defined at Interface level)
  bDeviceSubClass         0
  bDeviceProtocol         0
  bMaxPacketSize0        64
  idVendor           0x0411 BUFFALO INC. (formerly MelCo., Inc.)
  idProduct          0x023b
  bcdDevice            0.02
  iManufacturer           1 BUFFALO
  iProduct                2 USB Flash Disk
  iSerial                 3 543DFCB9CAC29A4
  bNumConfigurations      1
  Configuration Descriptor:
    bLength                 9
    bDescriptorType         2
    wTotalLength           32
    bNumInterfaces          1
    bConfigurationValue     1
    iConfiguration          0
    bmAttributes         0x80
      (Bus Powered)
    MaxPower              200mA
    Interface Descriptor:
      bLength                 9
      bDescriptorType         4
      bInterfaceNumber        0
      bAlternateSetting       0
      bNumEndpoints           2
      bInterfaceClass         8 Mass Storage
      bInterfaceSubClass      6 SCSI
      bInterfaceProtocol     80 Bulk-Only
      iInterface              0
      Endpoint Descriptor:
        bLength                 7
        bDescriptorType         5
        bEndpointAddress     0x81  EP 1 IN
        bmAttributes            2
          Transfer Type            Bulk
          Synch Type               None
          Usage Type               Data
        wMaxPacketSize     0x0200  1x 512 bytes
        bInterval               0
      Endpoint Descriptor:
        bLength                 7
        bDescriptorType         5
        bEndpointAddress     0x02  EP 2 OUT
        bmAttributes            2
          Transfer Type            Bulk
          Synch Type               None
          Usage Type               Data
        wMaxPacketSize     0x0200  1x 512 bytes
        bInterval               0
Binary Object Store Descriptor:
  bLength                 5
  bDescriptorType        15
  wTotalLength           22
  bNumDeviceCaps          2
  USB 2.0 Extension Device Capability:
    bLength                 7
    bDescriptorType        16
    bDevCapabilityType      2
    bmAttributes   0x00000006
      Link Power Management (LPM) Supported
  SuperSpeed USB Device Capability:
    bLength                10
    bDescriptorType        16
    bDevCapabilityType      3
    bmAttributes         0x00
    wSpeedsSupported   0x000e
      Device can operate at Full Speed (12Mbps)
      Device can operate at High Speed (480Mbps)
      Device can operate at SuperSpeed (5Gbps)
    bFunctionalitySupport   1
      Lowest fully-functional device speed is Full Speed (12Mbps)
    bU1DevExitLat          10 micro seconds
    bU2DevExitLat           2 micro seconds
Device Status:     0x0000
  (Bus Powered)

[thinkpadnerd]

S15Pup32-22.12-240420.iso
S15Pup32 はしばらくご無沙汰していたので、久しぶりに更新してみました。問題なく起動します。ブートローダは grub2 です。

書き込みの際に使用したコマンドは以下のようになります。

「コマンドを使って」インストールされたのですか?
grub4dos をご利用ということですが、menu.lst は存在しますか。あれば、その内容を添付して下さい。

Puppy に付属するインストーラを利用するほうが無難です。
grub4dos 利用なら、grub4dos config を使って設定できると思います。

[ssnys]

thinkpadnerd様、早々に返信ありがとうございます。

「コマンドを使って」インストールされたのですか?

一般的にPuppy Linuxのインストールは次のような手順になるかとは思います。現状2番目までは完了しているのですが、前述通りUSBメモリーに焼いたS15Pup32が起動できないため、インストールが完了しておりません。起動しない原因が皆目検討がつかず当惑している状況です。

1. ISOファイルをダウンロードする。
2. ダウンロードしたISOファイルをCDやUSBメモリーに焼く。
3. CDやUSBメモリーからPuppy Linuxを起動する。
4. Puppy Linux内蔵のインストール用ツールを使用してHDDやUSBメモリーにインストールする。

[thinkpadnerd]

一番確実な方法は、iso ファイルを CDなどの光学ディスクに焼いて、起動可能なディスクを作成することです。
そうすれば、起動した puppy に含まれるツールが利用できます。

> ダウンロードしたISOファイルをCDやUSBメモリーに焼く。

iso イメージを usb メモリに焼く...
この方法でうまく行きますか?
最近の puppy linux の iso には、uefi のシステムで起動するための grub2 efi ブートイメージと、bios システムで起動するための grub4dos が入っていると思います。そして、これらのブートローダが読み込む grub.cfg や menu.lst には、
pmedia=cd が指定されているので、usb メモリからは起動できないのじゃないかと思います。
grub.cfg や menu.lst の編集が必要なのでは?
pmedia=usbflash としなければなりません。

他の puppy はご利用ではありませんか。
他の puppy に含まれる grub4dos config で設定すれば、適切な設定が行われるのではないかと思いますが。

まず CD から起動するのがお勧めですが、どうしても直接 usb に書き込みたいのなら、rufus など windows 上で動作するツールがありますよね。その場合も、ツール任せにせずに pmedia= のパラメータを確認する必要があると思います。

[thinkpadnerd]

プロフィール欄の記述から見て 571JP をご利用のようですね。
celeron 900 は 64bit CPU なので、64bit puppy も動きます。(RAM 1GB弱はちょっと少ないですが)
それはさておき、

一度、最初からやり直してみてはどうでしょうか。
1. 571JP の gparted を使って usbメモリを fat32でフォーマット。bootフラグを付ける。
2. s15pup32 というディレクトリを作成する。このディレクトリに、iso の中身をすべてコピーする。
3. grub4dos config を使ってブートローダの設定を行う。

上記の説明で分からないことがあれば、遠慮なく書いて下さい。

[ssnys]

一度、最初からやり直してみてはどうでしょうか。
1. 571JP の gparted を使って usbメモリを fat32でフォーマット。bootフラグを付ける。
2. s15pup32 というディレクトリを作成する。このディレクトリに、iso の中身をすべてコピーする。
3. grub4dos config を使ってブートローダの設定を行う。

2回にわたって返信ありがとうございます。手順通り行いましたら、添付写真のとおり無事動作しました。

本当に助かりました。ありがとうございます。

一番確実な方法は、iso ファイルを CDなどの光学ディスクに焼いて、起動可能なディスクを作成することです。
そうすれば、起動した puppy に含まれるツールが利用できます。

確認のためにS15Pup32-22.12-240420.isoをCD-RWに焼いてみたところ、問題なく起動しました。USBメモリーに焼いても動作するだろうと、勝手に思い込んで居ました。誠にお騒がせ致しました。